ITコーディネータ
資格区分 | 民間資格 |
資格概要&取得方法 | 経営者の立場に立って経営とITを橋渡しし、企業の効率的な情報化投資を推進するのが、ITコーディネータです。具体的には、業務改革と情報システム構築の両面を踏まえて、経営者とともに企画段階から可能な選択肢を検討し、調達・開発・運用にいたる流れを推進、監理する役目を果たしていきます。 資格認定はNPO法人のITコーディネータ協会が行っています。資格認定は、(1)同協会で実施するケース研修修了し、試験に合格することでITコーディネータ補に(試験合格後、ケース研修修了でも可)、(2)その後、一定期間以上の実務経験と継続学習を積むことで、ITコーディネータに認定される流れになっています。またITコーディネータ認定後も、資格を維持するためには継続学習などを行い、毎年資格を更新していく必要があります。 |
受験資格 | ITコーディネーター補の資格認定には、(1)ITコーディネータ補試験に合格、(2)協会で実施するケース研修を修了の、二つを満たす必要がある。 |
受験料 | 2万1000円(税込)。ケース研修受講費用は52万5000円 |
合格率 | 56%(2005年5月) |
試験日程 | 年2回実施(5月・11月) |
試験会場 | 札幌・仙台・東京・名古屋・金沢・大阪・広島・福岡(試験回により異なるので要確認) |
問い合わせ先 | ITコーディネータ協会( http://www.itc.or.jp/) |
ITコーディネータ
【英】IT coordinator, Information Technology Coordinator, ITC
ITコーディネータとは、ITに関するコンサルタント的な業務に関する認定資格の名称である。経済産業省の主導によって設立された特定非営利活動法人、「ITコーディネータ協会」が認定試験が実施されている。
ITコーディネータ協会によれば、ITコーディネータとは「経営者の立場に立って経営とITを橋渡しし、真に経営に役立つIT投資を推進・支援するプロフェッショナル」のことである。ユーザーとベンダーの両方の事情に通じた豊富な経験を持ち、経営者の立場からITの活用、ITへの投資に関するコンサルティング能力を備える、「真のプロフェッショナル」がITコーディネータであるとされる。
ITコーディネータの資格を得るためには、ITコーディネータ試験に合格するとともに、当協会で実施するケース研修を受講修了する必要がある(クリアする順番は問わない)。ITコーディネータ資格の取得後も、毎年資格を更新する必要がある。
参照リンク
ITコーディネータ協会
資格・試験: | プロジェクトマネージャ試験 Information Technology Engineer Information Technology Engineer Test ITコーディネータ ITスキル標準 ITパスポート試験 ITストラテジスト試験 |
ITコーディネータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/01 04:21 UTC 版)
ITコーディネータ(あいてぃこーでぃねーた)とは、ITと企業経営両方の知識を持ち、経営者の思い描くビジョンを実現する経営戦略策定支援やIT化支援サービスを行う専門家、もしくはその資格名のこと。ITCと略す。
- ^ 経済産業省推進資格のため、公的資格とする場合もある。
- ^ “公開ドキュメント・ダウンロード | スキル標準ユーザー協会 公式サイト | スキル標準ユーザー協会は高度IT人材の育成に向け、iコンピテンシ ディクショナリ(iCD)を活用したスキル標準の普及と促進を目指します。”. www.ssug.jp. 2018年11月23日閲覧。
- ^ 登録番号:第4471609号
- ^ ITコーディネータ試験合格者数推移
- ^ 対象の専門資格一覧(2020.4.1改訂)
- ^ 初回更新は認定年度の翌々年度
- 1 ITコーディネータとは
- 2 ITコーディネータの概要
- 3 沿革
- 4 脚注
- ITコーディネータのページへのリンク