きほんじょうほうぎじゅつしゃ‐しけん〔キホンジヤウホウギジユツシヤ‐〕【基本情報技術者試験】
基本情報技術者試験
【英】Fundamental Information Technology Engineer Examination, FE
基本情報技術者試験とは、経済産業省が「情報処理の促進に関する法律」に基づき実施している、情報技術者の基本的な知識や技術力を問う国家試験である。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)情報処理技術者試験センターによって実施されている。以前は「第二種情報処理技術者試験」という名称で、2001年4月に現在の「基本情報技術者試験」の名称へ変更されている。
情報処理推進機構によれば、基本情報技術者試験では、システム開発などコンピュータ言語の基礎知識があり、より高度で実践的な活用能力を身に付けた者を対象としている。上位技術者の指導のもと、個別部門の仕様策定とプログラミング、および動作テストを実施することを目的とする。論理的思考能力や情報技術一般に関する基本的な知識、および最低1つのプログラミング言語を実施できる能力などを必要とする。基本情報技術者試験に合格することで、情報処理技術者に評価の場が提供され、技術の向上や教育水準を確保することが期待できる。
基本情報技術者試験は、企業において業務遂行上有力な資格と考えられており、合格者に対して報奨金制度を設けたり、就職選考の際に優遇したりする企業も数多い。基本情報技術者試験は、日経ソリューションビジネスが実施したアンケート調査「2010年版いる資格、いらない資格」で「営業職に取らせたい資格」の1位を獲得している。
参照リンク
情報処理推進機構:情報処理技術者試験センター:情報処理技術者試験制度:制度の概要
資格・試験: | ITストラテジスト試験 ITコーディネータ試験 基本情報技術者 基本情報技術者試験 MCDBA MCP MCSE |
基本情報技術者試験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/24 16:58 UTC 版)
基本情報技術者試験(きほんじょうほうぎじゅつしゃしけん、Fundamental Information Technology Engineer Examination、略号FE)は、情報処理の促進に関する法律第29条第1項に基づき経済産業大臣が行う国家試験である情報処理技術者試験の一区分。対象者像は「高度 IT 人材となるために必要な基本的知識・技能をもち,実践的な活用能力を身に付けた者」。
- 1 基本情報技術者試験とは
- 2 基本情報技術者試験の概要
基本情報技術者試験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 05:02 UTC 版)
情報システム試験の基本スキルに合格し、差分講習を受講した後、修了試験に合格することで、基本情報技術者試験(FE)の午前科目が免除される。
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基本情報技術者試験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 08:04 UTC 版)
「新潟医療福祉大学」の記事における「基本情報技術者試験」の解説
新潟医療福祉大学は国家資格の基本情報技術者試験(FE)の午前の部の免除制度の認定校になっている。
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基本情報技術者試験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 16:19 UTC 版)
帝京大学は国家資格の基本情報技術者試験(FE)の午前の部の免除制度の認定校になっている。
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基本情報技術者試験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 09:22 UTC 版)
近畿大学は国家資格の基本情報技術者試験(FE)の午前の部の免除制度の認定校になっており、「応用情報処理論」という科目の単位を取得し、修了試験に合格することで、FEの午前の部の受験が1年間免除される。
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基本情報技術者試験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 02:07 UTC 版)
総合マネジメント学部情報福祉マネジメント学科は国家資格の基本情報技術者試験(FE)の午前の部の免除制度の認定校になっており、特定の講座を受講して修了試験に合格することで、FEの午前の部の受験が1年間免除される。
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基本情報技術者試験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 16:53 UTC 版)
「表計算ソフト (情報処理技術者試験)」の記事における「基本情報技術者試験」の解説
基本情報技術者試験では午後の科目で、選択必須問題としてソフトウェア開発(プログラミング)に関する問題が出題される。C言語、Java、Python(2020年より追加)、CASL、表計算ソフトの5つのプログラミング言語の中から一つ選択して解答するという内容になっている。 表計算ソフトは2009年(平成21年)度春期より新たに基本情報技術者試験の午後科目の選択問題として追加された。他の言語に比べて習得難易度が低く、練習環境も用意しやすいため一般的にはプログラミング初心者向けの言語と言われることが多い[出典無効]。 しかし、表計算ソフト特有の注意点もいくつか存在する。表計算ソフトの問題では前半部分の関数の問題に加え、後半では必須問題の「データ構造とアルゴリズム」に出題されていたような擬似言語を用いたマクロ定義の問題が引き続き出題されるため、関数、機能だけでなくアルゴリズムに関しての知識が必要となる(初級シスアドおよびITパスポートではマクロ機能に関する問題は出題されていない)。マクロの構文はVBAに近い。論理的思考力が要求されるため、初級シスアドやITパスポートのものより難易度が高いと言われている。[要出典] また、表計算ソフトは他のプログラミング言語に比べて、大問中の文章が長く、選択肢が多く設定されるため、解答に時間がかかる傾向にある[要出典]。 マクロは2011年(平成23年)7月10日の特別試験までは出題されていなかったが、同年10月16日の秋期試験から追加されるようになった。 システム開発技術者向けの試験である基本情報技術者試験の表計算ソフトの問題は、あくまで一般IT利用者向けの初級シスアドやITパスポート、あるいはMOS、P検、J検などの民間検定のような単なるアプリケーションソフトウェアの活用能力を問う内容ではなく、プログラミング能力が問われる点に留意する必要がある。
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基本情報技術者試験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 05:33 UTC 版)
基本情報技術者試験の午後試験において2009年(平成21年)春の出題から使われている擬似言語がある。擬似的にアルゴリズムを簡略化して表現している、構文はC言語に類似している。制度改正によって、プログラミング言語を選択する必要がなくなったことに対する代用として作られたものと思われる。 また、2009年(平成21年)春よりソフトウェア開発の問題(選択必須)で追加された表計算ソフトの問題にも、擬似言語を用いたマクロ定義の問題が出題されている。初級システムアドミニストレータ試験やITパスポート試験のように単に機能や関数を知っていれば解答できる、というものではなく、論理的思考力が要求されるため、難易度は高い。
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