Visual_Basic_for_Applicationsとは? わかりやすく解説

VBA

フルスペル:Visual Basic for Applications
読み方ブイビーエー
別名:ビジュアルベーシック・フォー・アプリケーション

VBAとは、Microsoftアプリケーション独自のマクロ言語用に作られプログラミング言語のことである。

VBAはMicrosoftVisual Basicベースとしており、WordExcelはじめとするMicrosoft Officeアプリケーション群に搭載されている。

VBAを利用することで、特にWordExcelAccessなどを用い定型業務をほぼ自動化することができる。例えば、VBAを起動するように設定したフォームボタン1つ押すだけで、手作業何時間もかかっていた処理の大半自動処理させることが可能となる。

なお、ある程度自動化マクロで組むこともできるが、変数用いた処理や繰り返し理などの複雑な処理は、VBAによって初め実現可能となる。

他方、VBAは、WordExcelなどのファイル一部として保存されるため、これらのファイルを開くと同時に悪意あるプログラム自動的に実行されるというようなウィルスプログラムを作成するともできるこうしたVBAのウィルス回避するためには、不用意にファイル開かないことや、各アプリケーションマクロセキュリティ設定変更すること、ウィルス対策ソフト利用すること、などの対策を行う必要がある

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Visual Basic for Applications

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/03 06:56 UTC 版)

Visual Basic for Applications(ビジュアルベーシック・フォー・アプリケーションズ、VBA)は、主にマイクロソフト製のMicrosoft Officeシリーズに搭載されているプログラミング言語である。


  1. ^ ACC2000: Visual Basic for Applications Is Both a Compiler and an Interpreter / Internet Archive
  2. ^ Visual Studio for Applications”. 2007年12月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年12月17日閲覧。
  3. ^ Introducing Visual Studio for Applications”. msdn.microsoft.com. 2007年12月17日閲覧。
  4. ^ Script Happens .NET”. msdn.microsoft.com. 2007年12月17日閲覧。
  5. ^ Microsoft Takes Wraps Off VSA Development Technology”. 2007年12月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年12月17日閲覧。
  6. ^ a b VSA scripting in .NET”. 2007年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年12月17日閲覧。
  7. ^ WWDC: Microsoft updates Universal status of Mac apps”. Macworld (2006年8月7日). 2007年5月25日閲覧。
  8. ^ What is Microsoft Office and Office 365 – FAQs”. 2017年12月17日閲覧。
  9. ^ The Reports of VBA’s Demise Have Been Greatly Exaggerated”. 2008年12月17日閲覧。
  10. ^ Clarification on VBA Support”. 2008年12月17日閲覧。
  11. ^ Compatibility Between the 32-bit and 64-bit Versions of Office 2010”. msdn.microsoft.com. 2010年12月17日閲覧。
  12. ^ Excelの「マクロのセキュリティ」とは? | 日経 xTECH(クロステック)
  13. ^ Excel のマクロのセキュリティ設定を変更する - Excel


「Visual Basic for Applications」の続きの解説一覧

Visual Basic for Applications (VBA)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 10:14 UTC 版)

Visual Basic」の記事における「Visual Basic for Applications (VBA)」の解説

詳細は「Visual Basic for Applications」を参照 Microsoft Officeアプリケーション用のマクロ環境として実装されているVisual Basic反復操作自動化するだけでなく、Windowsフォームボタンなどのコントロールドキュメント内に配置してドキュメント編集のためのGUI構築することも可能となっている。言語仕様としては、本家Visual Basic.NET以降リリースされたのちも、ドキュメント互換性を保つ目的で、Visual Basic 6.0ベースのものが実装されている。ExcelAccessWordなどのアプリケーション実装されているほか、独自に開発したアプリケーションVBA搭載することも可能で、サードパーティ製のアプリケーションVBA搭載され場合もある。本家Visual Basicとの大きな違いは、搭載アプリケーション内でしか実行できない点にある。 VBA用いることで、対応するアプリケーション内の各要素クラスオブジェクトとして操作できるExcelを例にとると、「Excelアプリケーション」を表すApplicationオブジェクト、「Excelブック」を表すWorkbookオブジェクト、「スプレッドシート中のセルまたはセル範囲」を表すRangeオブジェクトなどがVBAから操作できるOffice 2007まではバージョン6系列Visual Basic採用されていたが、Office 2010では、バージョン番号7.0としている。主な変更点として、64ビット環境への対応が挙げられる。LongPtr(32ビット環境64ビット環境双方ポインタと同じ大きさとなる整数型)、LongLong(64ビット整数型、ただし64ビット環境でのみ使用可能)などのデータ型やそれに伴う変換関数追加などが行なわれている。

※この「Visual Basic for Applications (VBA)」の解説は、「Visual Basic」の解説の一部です。
「Visual Basic for Applications (VBA)」を含む「Visual Basic」の記事については、「Visual Basic」の概要を参照ください。

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