サードパーティ
【英】third party
サードパーティとは、特定のハードウェア、OS、ソフトウェア、あるいはサービスなどを対象として、それに対応する(プラットフォーム上で動作する、もしくは互換性のある)製品を販売・提供している、ただし、その対象となっている製品自体の開発元・販売元ではない企業のことである。つまり、他社製品の関連製品を販売している企業である。
サードパーティが販売する製品は「サードパーティ製品」などと呼ばれる。サードパーティ製品が対応する対象製品を開発した当事者企業は「ファーストパーティー」と呼ばれることがある。ファーストパーティーが開発し販売している製品は「純正品」と呼ばれる。
例えば、Mac(Macintosh)やiOSデバイスにおいてはAppleがファーストパーティであり、Apple以外の企業はサードパーティに位置づけられる。App Storeを通じてアプリを配信している企業も、iPhone向けアクセサリー類の販売者も、サードパーティである。なお、Appleによれば「セカンドパーティ」には製品の利用者(ユーザー)が該当する。
Windowsマシンの場合はハードウェア(周辺機器)もソフトウェアも極めて多種多様なサードパーティ製品が提供されており、ことさらにサードパーティか否かを意識する機会は多くない。逆に、プリンタのトナーカートリッジやインクカートリッジなどについては、純正品とサードパーティ製品(互換品)の区別が比較的意識されやすい。
家庭用ゲーム機の分野においては、ゲーム機(ハードウェア)本体の開発元を除くゲームソフト開発企業がサードパーティと呼ばれている。ソーシャルゲームにおいても、ソーシャルゲームプラットフォームの運営元を除くパートナー企業がサードパーティと呼ばれている。
参照リンク
他社製品 (サードパーティ製品) とは? - (Apple サポート)
サードパーティー
(サードパーティ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/29 00:45 UTC 版)
サードパーティー(英: third party)とは、第三者団体(企業、機関 等)のことである。「サード」は第三者の「第三」であり、非当事者、つまり、当事者からは独立した者ということである。いくつかの場合に使われるが、日本での使用はコンピュータ関連が多い。他分野では「第三者[1]」と訳し分けないことが多い。
- ^ 英: third person
- ^ 株式会社QBQ編 『懐かしファミコン パーフェクトガイド』 マガジンボックス(M.B.ムック)、2016年。ISBN 9784906735891 p116
- ^ a b Cookieについて - マイクロソフト・サポートオンライン
- ^ 特集:Webブラウザの安全度をチェック(後編) - SAFETY JAPAN・2005年10月19日
- ^ スパイウェア#Cookieとスパイウェアの関係、HTTP cookie#トラッキング・クッキーも参照
- ^ この語は英語の「trusted third party」の正式な訳語ではあるが、訳語としてあまりにこなれていないこと、TTP自身が「信頼できる」と自称するには抵抗があることから、言い換えられることがある。
- 1 サードパーティーとは
- 2 サードパーティーの概要
- 3 電子認証
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