アップ‐ストア【App Store】
App Store
別名:iPhone App Store
App Storeとは、AppleのiPhone(iPhone 3G)およびiPod touch向けに開発されたサードパーティ製のアプリケーションを配信する専用の配信チャネルの名称である。
App Storeでは、サードパーティによるアプリケーションを一元的に集め、配信する窓口となっている。携帯電話、および、Wi-Fiによる無線通信に対応しているため、どこからでもアクセスでき、好きなアプリケーションを見つけたらその場でダウンロードとインストールを行うことができる。アプリケーションの中には有償のソフトウェアもあれば、フリーソフトもある。
App Storeで配信されるアプリケーションの種類は、ゲームやビジネス向けツール、地図、ショッピング関連など、多岐にわたる。eBayのようなPC向けのWebサイトが、iPhone対応版として登場している例もある。マルチタッチやGPS、加速度センサといった、iPhoneならではの機能を活用したアプリケーションも提供可能となっている。
App Storeは、PCからアクセスしてアプリケーションをダウンロードすることもできる。その際はiTunesを通じてiPhoneにデータを転送することで、インストールできる。ちなみに、App Storeにおけるアプリケーションの価格(あるいは無償にするか)は、提供者側が任意に設定できる。
2008年7月11日にiPhone 3Gが世界21ヵ国で一斉発売されて後3日間で、App Storeのダウンロード数は1千万本を突破した。
なお、アプリケーション開発のためのソフトウェア開発キット(SDK)としては「iPhone SDK」が無償で配布されており、動作検証や審査プロセスとして「iPhoneデベロッパプログラム」が有償で提供されている。
参照リンク
App Store
App Store
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 03:17 UTC 版)
App Store(アップストア)は、Appleが運営するiPhone、iPod touch、iPad向けアプリケーションのダウンロードサービスである。Mac OS X 10.6.6以降を搭載したMacにも類似のサービスがあるが、こちらは Mac App Store を参考のこと。
注釈
- ^ Appfiguresの調査より。
出典
- ^ iOSとiPadOS - 利用できる機能 - Apple(日本)
- ^ iPhone 12とiPhone 12 mini - 仕様 - Apple(日本)
- ^ Apple の App Store からのダウンロードが250億本を突破
- ^ アップル「iPhone」に続く、グーグルやノキア:日経ビジネスオンライン この App Store、実は日本のiモードを研究して作られたプラットフォームである。
田原総一朗×夏野 剛「カネ、人、技術の揃ったニッポン企業はこうやれば浮上する」 立ち上がれ!ガラケー日本!! vol.2 田原総一朗のニッポン大改革 現代ビジネス 講談社 でもね、これ、実はもともとiモードのモデルなんです。iモードもそうやって作ったんです。アップルの連中はiモードのビジネスモデルを相当研究してますからね。
Steve Jobs は本当に「ビジョナリー」だったのか? | まつひろのガレージライフ またしつこく他社を研究するのもアップルです。私は iPod に関わっていた頃、東京のオフィスに頼んで、i-mode をはじめとする日本や韓国で流行っている面白い製品を片っ端から送ってもらいました。そして、その頃にはもう上級副社長に昇進していたファデル氏みずからが、それらの製品を実際に手に取って使ってみて、バラして、みんなであーでもないこーでもないと何度となくディスカッションしていました。
アップル元社員「ジョブズは他人の成果を自分のものに…」 ビジネスジャーナル 昔はアップルのほうが「追いつき追い越せ」でしたが、今はもう眼中に入っていません。かつて私も、日本メーカーの携帯電話やミュージックプレイヤーを片っ端から買って、本社に持って帰って分解していました。その数も100や200では収まらない。 - ^ 坂本純子 (2009年1月23日). “iPhone/iPod touchのゲームアプリが好調--App Storのアプリケーション数は1万5000本に”. CNET Japan. 2009年12月21日閲覧。
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- ^ “電子書籍の海賊版「Appleに重大な責任」「それ自体違法」 出版4団体が強く抗議”. ITmedia (2010年12月14日). 2010年12月21日閲覧。
- ^ アップル社「アップストア」におけるデジタル海賊版の問題について 共同声明(日本書籍出版協会、日本雑誌協会、日本電子書籍出版社協会、デジタルコミック協議会)
- ^ “アップル「申し出あれば海賊版対処」 事前審査は否定的”. 朝日新聞 (2010年11月27日). 2012年3月16日閲覧。
- ^ 中国作家、アップルに6億円超請求 著作権侵害訴え 日本経済新聞 2012-3-18
- ^ 中国の裁判所、著作権侵害でアップルに100万元の賠償命令=新華社 ロイター 2012-12-28
- 1 App Storeとは
- 2 App Storeの概要
- 3 概要
- 4 開発
- 5 海賊版販売問題
- 6 類似サービス
アプリケーションストア
(App Store から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/09 15:45 UTC 版)
アプリケーションストア(英: app store、app marketplace)とはモバイルアプリケーションに対応したデジタルディストリビューションプラットフォームの一種である。
注釈
- ^ 例えばiOS、macOS、Windows、Androidなど
- ^ ゲーム、マルチメディア、仕事効率化など
- ^ レビューやレーティングなど
- ^ 有料もあるが多数は無料
- ^ 特に1990年代初めのLinuxディストリビューション
- ^ #3ではスティーブ・ジョブズがNeXTWorld EXPOでオリジナルのAppStoreのデモンストレーションを行ったとされる[3]
- ^ オペレーティングシステムコンポーネントとサードパーティー製ソフトウェアの両方
- ^ APTに対応したフロントエンドとして使用されることが多い
- ^ Red Hat Linuxのためにデューク大学が開発した
- ^ 後にBe Inc.が買収した
- ^ かつてMP3.comの創設者であるマイケル・ロバートソンが立ち上げたLindowsOSとして知られていた
- ^ 搭載OSのMaemoはDebianを元にしている
- ^ これもDebianが元になっている
- ^ 創設時にはFluendoのDVDコーデックが購入できなかった
- ^ APTがベースになっている
- ^ 有料アプリケーションの配信が可能
- ^ HTC Dream
- ^ Android端末対応のAmazon Appstoreを展開
- ^ 2005年からサービスを提供
出典
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- ^ App Store Tops 40 Billion Downloads with Almost Half in 2012, Apple, (2013-01-07)
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- ^ “No app for that: Apple’s false ad suit over Amazon Appstore thrown out”, Ars Technica 2013年9月4日閲覧。
- ^ Bostic, Kevin (2013-07-09), Apple drops 'App Store' lawsuit against Amazon, says no need to pursue case, Appleinsider.com 2014年1月2日閲覧。
- 1 アプリケーションストアとは
- 2 アプリケーションストアの概要
- 3 概要
- 4 歴史
- 5 "App Store" 商標問題
- 6 関連項目
App Store
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 05:05 UTC 版)
「モバイルアプリケーション」の記事における「App Store」の解説
詳細は「App Store」を参照 AppleによるiOS対応のApp Storeは2008年7月10日にスタート、2011年1月時点でダウンロード数が10億を突破した。同年6月6日時点で425,000本のアプリケーション数があり、約2億人のiOSユーザーがダウンロードした。アップルによる2012年のWorldwide Developers Conferenceにてティム・クックCEOはApp Storeには650,000本のアプリケーションがダウンロード可能なだけでなく、この日までに驚異的なことに30億ものアプリケーションがダウンロードされたと発言した。
※この「App Store」の解説は、「モバイルアプリケーション」の解説の一部です。
「App Store」を含む「モバイルアプリケーション」の記事については、「モバイルアプリケーション」の概要を参照ください。
App Store
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 01:45 UTC 版)
「iPhone 3G」の記事における「App Store」の解説
詳細は「App Store」を参照 iOS 2.0の目玉となる拡張であるゆえにiPhone 3Gの重要な機能であったのが、自身のデバイスでサードパーティー製のアプリケーションを検索しインストールことができるApp Storeである。以前はカスタムアプリケーションをインストールするにはAppleが強く反対しておりサポート外行為となる脱獄行為しか無かった。App Storeの立ちあげ時には500タイトルのアプリケーションが配信されており、以降もアプリケーション数は劇的に増加している。
※この「App Store」の解説は、「iPhone 3G」の解説の一部です。
「App Store」を含む「iPhone 3G」の記事については、「iPhone 3G」の概要を参照ください。
「App Store」の例文・使い方・用例・文例
- あなたの請求が確定し次第App Codeをメールで送信いたします。
- は Apple の A.
- 同社は1977年に史上初の個人用コンピュータ「Apple Ⅱ」を発表した。
- ソフトバンクモバイルとタカラトミーエンタメディアはスマートフォン用の無料アプリ「Family Apps(ファミリーアップス)」を共同開発し,提供している。
- Family Appsは,さまざまなゲームや活動を通して言葉や数字を学ぶ機会を子どもたちに与えている。
- 子どもたちはまた,Family Appsで仕事について学ぶこともできる。
- Family Appsに協賛している企業の1つ,日本ケンタッキー・フライド・チキンは,このアプリによって自社の食品に対する認識が高まることを期待している。
- Apple Japan(アップルジャパン)は,ますます多くの子ども向けアプリが市場に登場するだろうと予想している。
- ユーザーは音楽や動画を同社のiTunes Store(アイチューンズ・ストア)からiPodにダウンロードできる。
- ラジオのリスナーが聴いている曲を簡単に購入できるように,iTunes Store(アイチューンズ・ストア)がiTunes Radioにリンクされる予定だ。
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