iPad (第7世代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/09 05:24 UTC 版)
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製造元 | Apple |
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種別 | タブレット型コンピュータ |
世代 | 第7世代 |
発売日 | 2019年9月30日(日本時間) |
OS | iPadOS 13(初期搭載)→iPadOS 18.4 |
SoC | Apple A10 Fusion ARM64 |
メモリ | 3GB (LPDDR4) |
ストレージ | 32GBまたは128GB |
ディスプレイ | 画面解像度: 2,160 x 1,620 (264 ppi) |
グラフィック | PowerVR Series7XT Plus (6コア) |
入力機器 | マルチタッチ、Touch ID |
コントローラ入力 | Apple Smat Keyboard 対応 |
デジタルカメラ |
バックカメラHDビデオ撮影(1080p、最大30fps、オーディオ入り、バーストモード対応) 8Mp写真撮影 フロントカメラHDビデオ撮影(720p、最大30fps、オーディオ入り、バーストモード対応) 1.2Mp写真撮影 |
外部接続 |
Wi-Fi (802.11a/b/g/n/ac、MIMO対応), Bluetooth 4.2, USB 2.0/lightningコネクタ Wi-Fi + Cellular モデルは以下も含む:LTE (Bands 1,2,3,4,5,7,8,12, 13,17,18,19,20,25,26, 28, 39, 40,41)※データのみ |
電源 |
リチウムポリマーバッテリー 最長10時間のバッテリー駆動 |
サイズ | 250.6 x 174.1 x 7.5 mm |
重量 | 483 g (Wi-Fi) / 493 g (LTE) |
前世代ハード | iPad 6世代 |
次世代ハード | iPad 8世代 |
関連商品 | iPod touch, iPhone |
iPad(アイパッド)は、Appleが開発、販売するタブレット型コンピューターである。iPadシリーズの第7世代にあたる機種。
概要
2019年9月10日(米国時間)に、イリノイ州シカゴのイベントで発表された。当日より予約の受付を開始し、9月30日から販売開始した[1]。
プロセッサは前世代のiPad (第6世代)に引き続き、iPhone 7/7 Plusと同じApple A10 Fusionを搭載。メモリは前世代の2GBから3GBに増量している。スペックはiPhone 7 Plusと同等。[2][3]。
Wi-Fi+CellularモデルはeSIM対応となっている。
Apple Pencil (第1世代)も第6世代同様に、本モデルでも使用可能となっている。バッテリーもこれまで同様最長で10時間持つとしている。
新たに10.5インチiPad Pro ・iPad Air (第3世代)用のSmart Keyboard (日本語配列 (JIS) も用意)に対応し、ディスプレイサイズが10.2インチと前世代より大きくなった。従来モデルよりも3.3倍もピクセル数が多くなり、視野角はより広くなっている[1]。高さは前世代より1cm程高くなった。また、ディスプレイが大きくなった影響で、左右ベゼルが前世代より狭くなっている。iPad(第7世代)は廉価なディスプレイを搭載していて、iPad Air (第3世代)やiPad mini (第5世代)に採用されている広色域ディスプレイ(P3)、True Toneテクノロジー、フルラミネーションディスプレイやiPad Proに採用されているProMotionテクノロジーなど高画質技術は省かれている。Split View + Slide Overで3画面に同時表示に対応している。
筐体の長さ・横幅はiPad Air (第3世代) (10.5インチ)と同じサイズになっているが、上述のディスプレイ性能の差があるだけでなく、iPad Airの方が軽く薄い[4]。
第6世代と比較して低価格であり、32GB・Wi-Fiモデルでは37,800円から34,800円と3000円の差がある。[5]
このiPadに対応するUSB-Type A電源アダプタは12W。尚、USB-PDには対応していない為高速充電は非対応。
iPadモデルの変遷
(横スクロールできる画像です)

出典
外部リンク
先代 iPad (第6世代) |
iPad 第7世代 |
次代 iPad (第8世代) |
「iPad (第7世代)」の例文・使い方・用例・文例
- アップルのiPadが発表される
- 1月27日,アップル社はサンフランシスコでの記者会見で新しいタブレット型コンピュータ「iPad(アイパッド)」を発表した。
- iPadは厚さが約1.3センチ,重さが約680グラムだ。
- ユーザーはタッチパネルでiPadを簡単に操作することができ,インターネットや写真,ビデオ,音楽,ゲームを楽しんだり,電子メールを送ったりできる。
- アップルはまた,iPadで電子書籍を買って読むことができるようになる新しいアプリケーション「iBooks(アイブックス)」も発表した。
- iPadは3月下旬に世界中で発売される。
- アップルの最高経営責任者(CEO)であるスティーブ・ジョブズ氏は記者会見で,「iPadは我々の最も進んだ技術を反映した魔法のようで革新的な機器であり,驚きの価格で提供されます。」と語った。
- iPadが日本の電子書籍市場を活性化へ
- 5月28日,アップルのiPad(アイパッド)が日本,英国,オーストラリアなど9か国で発売された。
- アップルによると,iPadは4月3日の米国での発売から60日間で200万台以上が売れた。
- iPadの特徴の1つはその電子書籍リーダー機能だ。
- 米国では,iPadとアマゾン・ドット・コムの電子書籍端末「キンドル」が電子書籍市場を活気づけている。
- 同社はまた,iPad向けにキンドルのアプリケーションを無償提供し始めた。
- iPadの大型画面は雑誌や漫画を表示するのに適していることから,日本の一部ファッション誌はiPad版の制作を開始した。
- iPadの発売によって日本の電子書籍市場が活性化しそうだ。
- iPad(アイパッド)
- アップル社のiPadは5月の発売後すぐにタブレット型コンピュータ市場を独占した。
- iPadは持ち運べて,どこでも使える。
- ユーザーはiPadで電子書籍を読むことができるため,iPadは電子書籍市場を活性化させている。
- タッチパネル式携帯電話「iPhone」とタブレット型コンピュータ「iPad」はともにヒット商品となった。
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