iPad Air (第5世代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/05 13:50 UTC 版)
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製造元 | Apple |
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種別 | タブレット型メディアプレーヤー/コンピュータ |
世代 | 第5世代 |
発売日 | 2022年3月18日 |
OS | iPadOS 15.4 (初期搭載)→iPadOS 18.3.1 |
SoC | Apple M1 |
CPU | 8コア ARM64 |
メモリ | 8GB (LPDDR4x) |
ストレージ |
フラッシュメモリ 64 & 256 GB |
ディスプレイ |
10.86インチ (276 mm) 59:41 アスペクト比 画面解像度: QXGA+ (2,360 x 1,640 px) (264 ppi), 59:41 アスペクト比, LEDバックライト IPS LCD display(フルラミネーション) |
グラフィック | 8コア |
入力機器 | Apple Pencil対応マルチタッチタッチスクリーンディスプレイ, ヘッドセットコントロール, 近接センサーとローキー照明センサー, 3軸加速度計, デジタルコンパス[1] |
デジタルカメラ |
バックカメラ:HDビデオ撮影 1080p、4K、最大60fps、オーディオ入り)静止画(5倍デジタルズーム、1200万画素、バーストモード対応) フロントカメラ:HDビデオ撮影(1080p、最大60fps、オーディオ入り)静止画(1200万画素) |
外部接続 |
Wi-Fi 6(802.11a/b/g/n/ac/ax、MIMO対応), ※データのみ[1] |
電源 |
3.75V, 28.6Whリチャージャブルリチウムポリマーバッテリー内蔵 最長10時間のバッテリー駆動 |
プラットフォーム | iPad |
オンラインサービス | iTunes Store, App Store, Apple Books ブックストア, iCloud, Game Center, Safari |
サイズ |
247.6mm (h) 178.5mm (w) 6.1mm (d) |
重量 |
Wi-Fiモデル: 461g Wi-Fi + Cellularモデル: 462g |
前世代ハード | iPad Air (第4世代) |
次世代ハード | iPad Air (M2) |
関連商品 | iPod touch, iPhone |
ウェブサイト | iPad Air |
2022年3月8日に発表されたiPad Air(アイパッドエア)は、Appleが開発、販売するタブレット型コンピュータで、iPad Airシリーズとしては第5世代にあたる機種である。3月18日に発売[2]。
SoCにApple M1を搭載しており、iPad Air (第4世代)と比較し、8コアCPUによるパフォーマンスの最大60パーセント高速化、8コアGPUによるグラフィックスパフォーマンスの最大2倍高速化がなされた。CPUおよびGPUと組み合わせた16コアのNeural Engineにより、機械学習(ML)機能を実現している。2024年リリースのiPadOS 18.1より、人工知能プラットフォーム「Apple Intelligence」が使用可能となった(2024年12月現在、日本は未対応)[3]。背面の12MPの広角カメラを引き続き搭載するほか、センターフレームに対応した12MPの超広角フロントカメラも新たに搭載された。ユーザの動きに合わせて自動的に向きを変えて撮影することができる。セルラーモデルは5G回線に対応し、最高3.5Gbpsの通信速度を理論上実現している。nano-SIMおよびeSIM、びWi-Fi 6に対応している。USB-Cポートは最大10Gbpsでデータを転送可能とし、第4世代より最大2倍の速さとなった。内蔵ステレオスピーカーは横向きにしたときに両側から聞こえるように、本体側面の上部と下部に1基ずつ搭載されている[2]。
本体の仕上げはスペースグレイ、スターライト、ピンク、パープル、ブルーの5色展開に変わり、背面の刻印は「iPad」から「iPad Air」に変更された。11インチiPad Proと共通で使えるキーボードとして、Magic Keyboard、Smart Keyboard Folioに対応している。
脚注
- ^ a b “【速報】iPad Air(第5世代)が発表!M1搭載、本体カラーは5色” (Mar 09, 2022). 2022年3月20日閲覧。
- ^ a b “Apple、これまでで最もパワフルで万能なiPad Airを発表”. 2022年3月20日閲覧。
- ^ “Apple Intelligence”. Apple(日本). 2024年12月23日閲覧。
iPadモデルの変遷
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外部リンク
先代 iPad Air (第4世代) |
iPad Air (第5世代) 第5世代 |
次代 iPad Air (M2) |
「iPad Air (第5世代)」の例文・使い方・用例・文例
- アップルのiPadが発表される
- 1月27日,アップル社はサンフランシスコでの記者会見で新しいタブレット型コンピュータ「iPad(アイパッド)」を発表した。
- iPadは厚さが約1.3センチ,重さが約680グラムだ。
- ユーザーはタッチパネルでiPadを簡単に操作することができ,インターネットや写真,ビデオ,音楽,ゲームを楽しんだり,電子メールを送ったりできる。
- アップルはまた,iPadで電子書籍を買って読むことができるようになる新しいアプリケーション「iBooks(アイブックス)」も発表した。
- iPadは3月下旬に世界中で発売される。
- アップルの最高経営責任者(CEO)であるスティーブ・ジョブズ氏は記者会見で,「iPadは我々の最も進んだ技術を反映した魔法のようで革新的な機器であり,驚きの価格で提供されます。」と語った。
- iPadが日本の電子書籍市場を活性化へ
- 5月28日,アップルのiPad(アイパッド)が日本,英国,オーストラリアなど9か国で発売された。
- アップルによると,iPadは4月3日の米国での発売から60日間で200万台以上が売れた。
- iPadの特徴の1つはその電子書籍リーダー機能だ。
- 米国では,iPadとアマゾン・ドット・コムの電子書籍端末「キンドル」が電子書籍市場を活気づけている。
- 同社はまた,iPad向けにキンドルのアプリケーションを無償提供し始めた。
- iPadの大型画面は雑誌や漫画を表示するのに適していることから,日本の一部ファッション誌はiPad版の制作を開始した。
- iPadの発売によって日本の電子書籍市場が活性化しそうだ。
- iPad(アイパッド)
- アップル社のiPadは5月の発売後すぐにタブレット型コンピュータ市場を独占した。
- iPadは持ち運べて,どこでも使える。
- ユーザーはiPadで電子書籍を読むことができるため,iPadは電子書籍市場を活性化させている。
- タッチパネル式携帯電話「iPhone」とタブレット型コンピュータ「iPad」はともにヒット商品となった。
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