エアドロップ【AirDrop】
AirDrop
AirDropとは、ワイヤレスの近距離通信によって複数のMacマシン間でファイルを共有する機能である。Mac OS X Lionで搭載された。
AirDropではWi-Fiを使用して一時的なP2Pのネットワークを構築し、TLSの暗号化通信によってデータの転送を行う。特別なセットアップを必要とせずに、対応するマシンを自動的に探し出し、ファイルをドラッグ&ドロップするだけで転送を行うことができる。
AirDrop
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/09/02 23:28 UTC 版)
AirDrop(エアードロップ)は、2011年にAppleが公開した、デジタルデータファイルを送受信する機能。Apple製デバイスであるMac、iPad、iPhoneやVision Pro、および一部のAndroidスマートフォンなどの端末間を無線通信し、ケーブルやインターネット回線を介さずに[注 1]、写真や文書、URLなどのコンテンツを共有できる[2][3]。
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AirDropのアイコン
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| 開発元 | Apple |
|---|---|
| 初版 | 2011年7月20日 |
| 対応OS | iOS 7以降 OS X 10.7 Lion以降 |
| プラットフォーム | iPhone 5以降 iPad (4th)以降 iPad mini (1st)以降 iPad Pro (1st)以降 iPod touch (5th)以降 MacBook Pro MacBook Air MacBook Neo MacBook iMac iMac Pro Mac mini Apple Vision Pro Androidスマートフォン (OS 16以降の一部端末) |
| 種別 | ユーティリティソフトウェア |
| ライセンス | プロプライエタリソフトウェア (付属) |
| 公式サイト | AirDrop - iOS / iPadOS AirDrop - macOS |
特長
AirDropを使用すると、ユーザーは端末内のWi-FiとBluetoothを介して端末間を直接接続し、ケーブルもインターネットも使用せずに[注 1]他の端末とファイルを共有することができる。
これにより、インターネット経由でクラウドストレージや電子メールやSNSなどでデータを送受信する場合と比べ、下記の利点がある[3]。
- インターネット回線が不要であるため、山林などの僻地、上空の飛行機内、海上の船内、宇宙空間などでも高速でデータを送受信できる。
- モバイルデータ通信を使用しない場合、契約の通信量上限などを考慮せずにサイズの大きなファイルを送受信できる。
- データの圧縮が発生せず、写真や動画などでもオリジナルのファイルを送受信できる。
- 電話番号やメールアドレス、SNSアカウント等の個人連絡先を交換しなくても、端末間を接近させるだけで送受信できる。
また、ケーブル経由の場合と比べ、下記の利点がある。
- ケーブルを用意して抜き差しする手間が不要である。
- ケーブルや接続端子の機械的な損耗や不良が発生しない。
対応機種
AirDropの対応機種を下記に示す。
OS X (macOS) 10.7以降のMac、iOS 7以降のiPhoneおよびiPad、visionOSを搭載のVision Pro、およびAndroid 16以降の一部のAndroidスマートフォンが対応している。
- MacBook Pro(Late 2008)以降
- MacBook Air(Late 2010)以降
- MacBook Neo
- MacBook(Late 2008)以降(Late 2008のポリカーボネートモデルは対象外)
- iMac(Early 2009)以降
- Mac mini(Mid 2010)以降
- 全世代のMac Studio
- 全世代のMac Pro(Mid 2010; Early 2008 または Early 2009 の場合、AirMac Extremeカードの装着が必要)
- 全世代のApple Vision Pro
- 一部のAndroidスマートフォン(後述)
NameDrop
NameDrop(ネームドロップ)は、AirDrop機能の一部であり、対応するiPhoneやApple Watch同士を数センチ上まで近づけるだけでNFCを利用して、連絡先を共有できる。NameDropは「デバイス同士を近づける」設定をオフ[注 2]にしない限り、自動的に動作する。
NameDropを使用する両方のデバイスで、iOS 17.1以降のiPhone、またはwatchOS 10.1以降のApple Watch Series 7以降、SE 2以降、Ultraが必要となる。
Androidとの互換性
AirDropは2011年の公開から2025年秋まで一貫してApple製端末のみに対応していたが、2025年11月20日以降、Quick Share(主にAndroidに搭載の、AirDropの類似機能)との互換性が部分的に実現し[注 3]、一部のAndroidスマートフォンとの共有が可能となった[5]。
2026年6月13日現在、Quick Share対応端末のうちAirDropとの互換性をもつのは、下記のAndroid 16 スマートフォンに限られる[6](米国Googleによる対応であり、日本で販売されている日本版スマートフォンなどの諸外国での対応は米国よりも遅れることが多い)。
- Galaxy S24 シリーズ以降
- Galaxy Z Flip 6以降
- Galaxy Z Fold 6以降
- Galaxy Z TriFold
- Pixel 8a以降
Xiaomi製スマートフォン
- Xiaomi 17T Pro
OnePlus製スマートフォン
- OnePlus 15
OPPO製スマートフォン(Findシリーズ)
- OPPO Find X9 シリーズ
- OPPO Find N6
Vivo製スマートフォン
- Vivo X300 シリーズ
HONOR製スマートフォン(Magicシリーズ)
- HONOR Magic V6
今後対応予定:
- Motorola razr fold 2026
- OPPO Find X8 series
- HONOR Magic8 Pro
問題点
AirDrop痴漢
AirDropを利用してわいせつな画像を見ず知らずの人に送信する「AirDrop痴漢」と呼ばれる事件が発生している[8]。英語では「Cyberflashing (サイバーフラッシュ)」と呼ばれている[9]。
2019年7月5日には福岡市地下鉄列車内で見ず知らずの人のスマホに、AirDropを用いてわいせつ画像を送信したとして、福岡県警察が男性を福岡県迷惑防止条例違反容疑で書類送検した[10]。2020年8月には市川市内の飲食店で同様のことをした男性が千葉県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕され、千葉県では初の逮捕者となった[11]。
設定を「受信しない」もしくは「連絡先のみ」にすることで、見ず知らずの人から画像を受信しなくなる[注 4]ため、メディア等で注意を呼び掛けている[13][14]。
iOS/iPadOS 16.2(中国でのみ16.1.1)以降、および後に登場したvisionOSでは、「すべての人」設定がデフォルトで無効になり、有効時間が10分間に制限された[15]。
また、iOS/iPadOS/macOS 26.2以降では、連絡先に登録していない人とのAirDropに「AirDropコード」の使用が必要となった。その後、同じ人とは30日間は別のコードを使用する必要はない。
本名流出
AirDropの受信先として表示されるiPhoneの名前はデフォルトでは「○○(Apple Accountに登録した名前)のiPhone」となるため、周囲の人に自身の本名がわかってしまうことがある。前述のAirDrop痴漢の対策同様設定を変更するか、端末の名前を変更することで対処可能[16]。
脚注
注釈
- 1 2 対応Apple製デバイスでは、10Gbps以上の対応USB-Cケーブルなどを使用して、より高速かつ安定したAirDrop転送が可能(有線通信するかはデバイスが自動判断)[1]。またiOS 17.1以降では、AirDropの無線通信範囲外に移動してもインターネット経由でAirDrop転送が継続可能となった。
- ↑ iOS 17以降のiPhone同士を近づけて、AirDropの送信先をタップして選ぶ操作を省略できる機能も、この設定でオフになる。
- ↑ Googleが独自に実装しており、Appleはこの互換性に協力していない。また、この背景にはEUのデジタル市場法が関係していると見られており[4]、iOS/iPadOS 26以降が必要となる。
- ↑ iOS 13以降では、受信しても画像がプレビューされない仕様になっており「辞退」をタップしてから、前述の操作でAirDropをオフにする[12]。
出典
- ↑ “Deep dive into using a wired connection for faster AirDrop”. Beard.fm guides and blog posts. 2026年8月29日閲覧。
- ↑ “iPhoneやiPadでAirDropを使う方法”. Appleサポート (日本). Apple (2026年5月19日). 2026年6月13日閲覧。
- 1 2 “AirDrop(エアドロップ)とは?使い方・注意点を紹介!”. 基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン【公式】povo2.0. povo (2026年3月16日). 2026年6月13日閲覧。
- ↑ “なぜAppleのAirDropがAndroidでも使えるようになったのか?”. GIGAZINE (2025年11月27日). 2026年8月30日閲覧。
- ↑ 山口恵祐 (2025年11月21日). “ついにiPhoneとAndroid間で「AirDrop」が可能に まずはPixel 10シリーズから”. ITmedia Mobile. ITmedia. 2026年6月13日閲覧。
- ↑ “Share files from Android to iPhone. And back again.”. Android. Google. 2026年6月13日閲覧。
- ↑ “Samsung最新UI「One UI 8.5」 Samsung Galaxy現行モデルに順次対応開始”. Samsung Newsroom 日本. サムスン電子 (2026年5月26日). 2026年6月13日閲覧。
- ↑ “女子寮風呂で“盗撮” 高校謝罪 「エアドロップ」通して画像が(FNNプライムオンライン(フジテレビ系))”. Yahoo!ニュース. 2023年2月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月14日閲覧。
- ↑ DeGeurin, Mack (2022年9月2日). “パイロット「お客様の中で勝手にエロ画像を送り付けてくる方がいらっしゃいますので、当機はゲートに戻ります」”. ギズモード・ジャパン. 株式会社メディアジーン. 2026年9月1日閲覧。
- ↑ 中里顕 (2019年8月20日). “「エアドロップ痴漢」容疑、37歳男を書類送検 福岡”. 毎日新聞. 2019年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月24日閲覧。
- ↑ “女子大生にエアドロップ痴漢、千葉県初の逮捕者”. TBS NEWS (2020年8月8日). 2020年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月8日閲覧。
- ↑ “新しいiOSでは「AirDrop痴漢」できなくなった? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ”. マイナビニュース (2019年10月30日). 2026年9月1日閲覧。
- ↑ “相次ぐ「エアドロップ痴漢」 設定変更で被害防止を”. 毎日新聞 (2019年8月20日). 2019年8月24日閲覧。
- ↑ “iPhone、iPad、iPod touch で AirDrop を使う方法”. Appleサポート (2025年3月28日). 2020年9月24日閲覧。
- ↑ “AirDropの10分間タイムリミット、iOS 16.2で実装へ”. ゴリミー (2022年12月7日). 2023年5月16日閲覧。
- ↑ “iPhoneのせいで、他人に本名がバレる!?AirDropの設定を変更しよう”. iPhone Mania. 2022年3月23日閲覧。
関連項目
- ニアバイシェア - Android版(現 Quick Share)
- Wi-Fi Direct - 同様の技術
- IrDA - フィーチャーフォン時代のいわゆる赤外線通信機能
外部リンク
airdrop
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 14:12 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| airdrop | |
|---|---|
| 出身地 | |
| 活動期間 | 1999年~ |
| レーベル | swimmy disk (2003年~) |
| 公式サイト | airdrop web |
| メンバー | 大枝夏野子 (ボーカル) 荒木健文 (キーボード) |
airdrop(エアドロップ)は日本の男女2人組音楽ユニットである。1999年結成。
当初は都内のライブハウスを中心に活動を続けるが、「音楽をゆっくり聴いてもらいたい」という意思の元に2003年ごろからカフェへと活動の場を移す。 2009年12月をもって解散。
メンバー
- 大枝夏野子(おおえだかのこ)ボーカル
- 荒木健文(あらきたけふみ)キーボード
ディスコグラフィー
シングル
- 休日(2005年5月2日)
- 改札(2006年9月29日)
- バス停(2006年11月22日)
- チョコレート(2007年4月18日)
ミニアルバム
- 三宿LESSON(2003年4月24日)
- HOT LEMONADE(2003年12月10日)
- よりみちパスポート(2004年9月15日)
- GOING(2005年9月2日)
- 雪の街(2005年12月2日)
アルバム
- drops(2005年6月22日)
- 育てよ、私(2007年11月21日)
関連項目
外部リンク
エアドロップ
空中投下
(AirDrop から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/04/05 02:45 UTC 版)
空中投下(くうちゅうとうか, Airdrop)は、航空輸送の一形態であり、飛行中の航空機から物資を投下し、所要の地点に物資を届ける方法である。自衛隊では、人員が降下する空挺降下と、貨物・装備を投下する物料投下の2種類に分けている[1]。
物料投下
第二次世界大戦の時点で用いられていた輸送機は、いずれも貨客搭載口が胴体左側面(ポートサイド)に設けられており、開口部も小さかったため、空中投下できる兵器は機関銃や軽迫撃砲などに限られた[2]。空挺兵がより強力な装備を使用するためには、軍用グライダーや、あるいは輸送機を強行着陸させて持ち込む必要があった[2]。大戦後まもなく大型パラシュートとプラットフォームによる重物料投下方法が開発され、アメリカ空軍においては、1948年のフェアチャイルド C-119の実用化とともに重物料投下が可能となった[2]。
重物料の投下方法は、コンテナを用いるものとプラットホームを用いるものの2種類に大別され[3]、このための器材は、陸上自衛隊では重物料投下器材として装備化されている[1]。
- コンテナ投下方式(Container Delivery System, CDS)
- 弾薬や燃料、糧食などの補給品や、比較的軽量小型の装備品(250-1,000キロ)を投下容器に収容して投下する方式[3][1]。ここで使用されるのは直径19メートルの物料傘2号、または抽出傘を使用する場合もある[3][1]。容器を投下するとき、輸送機は投下地点で機首を上げて[注 1]、機内の物料を滑り落とす「重力投下法」を行い、連続して数個の容器を投下することができる[3]。C-1では最大8個、最大総重量にして8トン、またC-130Hでは最大16個、最大総重量にして約13.9トンまで投下できる[1]。
- 例えば81mm迫撃砲の弾薬を投下する場合、1個あたりの梱包重量は910キログラム、梱包時間は1個あたり15分とされる[1]。
- プラットホーム投下方式(Platform Delivery System, PDS)[1]
- 車両や火砲をアルミニウム製のプラットフォームに積載・固縛し、投下物の重量に応じて物料傘(パラシュート)を1-3個装着して投下する方式[3]。投下の際には、まず直径約5メートルの抽出傘を機外に放出して開傘させ、その空気抵抗により、機内のコンベアに載っている重物料を機外に引っ張り出して、直径30メートルの物料傘を開傘し、降下する[3]。ここで使用されるのは物料傘1号で[1]、1個で1.6トンの吊り下げ能力を有しており[3]、降下速度は投下物の重さによって変わるものの、おおむね6-9メートル毎秒とされる[1]。C-1では最大で2個、最大総重量にして約8トン、またC-130Hでは最大で3個、最大総重量約19トンまで投下できる[1]。
- 例えば1/2tトラックを投下する場合、梱包に約4時間、また投下後に開梱してエンジンを始動するまでに約30分かかる[1]。
- ソビエト連邦では、プラットフォームと落下傘とを結ぶ吊り帯に減速用逆噴射ロケットを装着して、着地の衝撃を和らげるという工夫も行っていた[3]。またアメリカ軍では、輸送機を着陸すれすれの超低高度・低速で飛行させ、物料傘を装着せずに抽出傘のみで物料を引き出して地上に降ろすという低高度パラシュート抽出システム (LAPES) を実用化したが、これも接地時の衝撃を減らして極力破損を避けるための工夫であった[4]。
-
抽出傘により機内から引き出される貨物
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抽出傘により機内から引き出されたのち、順次に物料傘が開いていく様子
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重物料投下器材で降下中の1/2tトラック
ただし、パラシュートによる投下では、風に流されて着地位置がずれるという問題がある[5]。この問題に対して、アメリカ軍ではGPS誘導を導入した統合空中精密投下システム (JPADS) を開発しており、2007年には実戦投入した[5]。通常の空中投下では輸送機は地上との高度差が400–10,000フィート (120–3,050 m)程度のところを飛行するのに対して、JPADSを用いた投下の場合は25,000フィート (7,600 m)からでも精確に投下可能であり、対空兵器による脅威を低減できるというメリットもある[5]。
一方、CDS・PDSよりも小型・軽量な物資を投下するときには低コスト低高度投下(Low Cost Low Altitude, LCLA)という方式が用いられる[6]。これは小さな木製パレットに荷物と落下傘を固定し、乗員が手で押してドアから投下するという手動の方式である[6]。また心理戦用のビラや一部の人道支援物資の投下の場合は、衝撃を考慮しないため、パラシュートも装着しないで投下する自由投下(Freedrop)が用いられる[7]。
日本国内では、専門部隊として、陸上自衛隊第1空挺団後方支援隊および西部方面後方支援隊本部付隊に「投下支援小隊」が編成されている。また、教育部隊として後方支援教導隊需品教導隊による指導が行われている。
非軍事目的による投下事例
日本国内
日本の航空法では第89条で規定されており、落下地点に損害がない地点であって、事前に国土交通大臣に届け出れば可能となる。全国高等学校野球選手権大会では、開幕試合の始球式のボールは航空機から球場へ投下されるが、これは甲子園球場完成前年の1923年8月16日に鳴尾球場で開催された第9回全国中等学校優勝野球大会以来の伝統で、連合国軍占領下ではアメリカ軍機によって行われたこともあり、1956年の第38回大会以降は朝日新聞社のヘリコプターによって行われている[8]。
なお自衛隊の場合は自衛隊法が優先される為、国交省に届け出なくとも空中投下を行う事が出来る。
国連世界食糧計画
国際連合世界食糧計画では、1973年8月から干ばつに苦しむチャドやマリ共和国、モーリタニア、ニジェール、セネガル、オートボルタ(現ブルキナファソ)の国々を対象に支援物資の空中投下を始めた。ただし、空中投下については地上輸送の7倍もの費用、十分な広さの投下先の確保、トラックと比べて少ない輸送量などの問題があり、選択肢が無い場合の最後の手段として実施されている[9]。
2023年パレスチナ・イスラエル戦争
2024年3月、ガザ地区では食糧難が深刻化し、アメリカ軍による人道支援物資の空中投下が行われた[10]。空中投下に際しては、海域に落下した物資を回収しようとした住民が溺死[11]、投下された物資のパラシュートが開かず民家に直撃し5人が死亡、10人が負傷する事故も発生した[12]。また投下された物資が仮設テントに直撃、付近に落着したことにより、3歳の男の子が死亡、2名が負傷する事故も発生した。[13]同年5月、ハマースは死者の発生状況から、空中投下の中止を訴えた[14]。
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l 矢作 2018.
- ^ a b c 田中 1986, pp. 166–168.
- ^ a b c d e f g h 田中 1986, pp. 186–188.
- ^ 青木 2019, p. 16.
- ^ a b c 井上 2012, pp. 112–114.
- ^ a b 布留川 2023.
- ^ Cuny 1989.
- ^ 河原一郎、永井靖二「航空機からボール投下、甲子園球場より古い歴史 始球式」『朝日新聞』2018年8月4日。
- ^ “人道的空中投下:希望の光”. 国際連合世界食糧計画 (2021年7月14日). 2024年4月28日閲覧。
- ^ “食料不足深刻化するガザ 人道支援物資を空中投下へ 米大統領が表明”. 朝日新聞DIGITAL (2024年3月2日). 2024年4月28日閲覧。
- ^ “海に投下の物資、回収に向かった住民12人が水死”. CNN (2024年3月27日). 2024年4月28日閲覧。
- ^ “ガザ支援物資空中投下で5人死亡、パラシュート開かず民家直撃か”. AFP (2024年3月9日). 2024年4月28日閲覧。
- ^ “ガザ空中投下の支援物資、3歳児を直撃 「こんな物のために子どもが死んだ」”. CNN.co.jp. 2024年10月21日閲覧。
- ^ “ガザへの支援物資空中投下、ハマスが中止要請 2人死亡受け”. AFP (2024年5月10日). 2024年5月20日閲覧。
参考文献
- 青木謙知『C-130 ハーキュリーズ』イカロス出版〈世界の名機〉、2019年。ISBN 978-4802207812。
- 井上孝司『現代ミリタリー・ロジスティクス入門―軍事作戦を支える人・モノ・仕事』潮書房光人新社、2012年。 ISBN 978-4769815259。
- 田中賢一『現代の空挺作戦―世界のエアボーン部隊』原書房〈メカニックブックス〉、1986年。 ISBN 978-4562017010。
- 布留川司「お届け時間は“秒指定”OKって!? 空自の宅配便「物料投下」のスゴ技 C-2輸送機からそんなものまで落とすとは!」『乗りものニュース』、メディア・ヴァーグ、2023年7月19日。
- 矢作真弓「タマやクルマはどう落とす? 大空舞うトン越え物資、自衛隊の「物料投下」とは」『乗りものニュース』、メディア・ヴァーグ、2018年7月4日。
- Cuny, Frederick C. (November 1989), Use of the Military in Humanitarian Relief, Public Broadcasting Service
- Technical Order (TO)13C7-1-11 Airdrop of Supplies and Equipment: Rigging Containers. Department Of The Air Force. (September 2005)
- Technical Order (TO)13C7-1-5 Airdrop of Supplies and Equipment: Rigging Airdrop Platforms. Department Of The Air Force. (August 2001)
関連項目
AirDrop
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 08:20 UTC 版)
「Mac OS X Lion」の記事における「AirDrop」の解説
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