32ビットアプリケーション
別名:32bitアプリケーション
【英】32 bit application, 32 bit application software
32ビットアプリケーションとは、32ビットCPU、および32ビットOS上で動作させることを前提して作られているアプリケーションソフトウェアのことである。
例えば、Windows 2000やWindows XPなどは32ビットOSであり、それらのOS向けのアプリケーションソフトは32ビットアプリケーションであると言える。Windows Vista、Windows 7では32ビット版と64ビット版があり、64ビット版は64ビットOSであるが、Windows向けの32ビットアプリケーションを扱うことができる。
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32ビットアプリケーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/07 10:27 UTC 版)
プロセッサ |
---|
4ビット • 8ビット • 12ビット • 16ビット • 18ビット • 24ビット • 31ビット • 32ビット • 36ビット • 48ビット • 60ビット • 64ビット • 128ビット |
アプリケーション |
16ビット • 32ビット • 64ビット |
データサイズ |
ニブル • オクテット • バイト • ワード |
32ビットアプリケーションとは、32ビットのCPU(プロセッサ)および32ビットのオペレーティングシステムを前提に設計されたアプリケーションプログラムである。
概要
特にパーソナルコンピュータ(PC/AT互換機)では、主に以下の環境があり、32ビットのフラットなアドレス空間(フラットメモリモデル)で稼働した。
- OS/2 32ビット(OS/2 2.0で採用した32ビットのAPI)
- Microsoft WindowsのWin32(Windows NTで登場した32ビットのWindows API、サブセット版のWin32sはWindows 3.1でもサポートされた)
32ビットアプリケーションが登場する前は、MS-DOS、OS/2 1.x、初期のMicrosoft Windowsなどのオペレーティングシステム(またはオペレーティング環境)上で16ビットアプリケーションが稼働していた。これらは当初は16ビットの8088や80286マイクロプロセッサの上で、セグメント方式のアドレス空間で稼働した。
PC/AT互換機での16ビットソフトウェアから32ビットソフトウェアへの移行は、80386の登場により可能となった。80386および後継のマイクロプロセッサは、16ビットのセグメント方式のアドレス空間と同時に、32ビットのセグメント(より厳密には、16ビットまたは32ビットのアドレスオフセットのセグメント)をサポートした。
WindowsやOS/2などのオペレーティングシステムは、32ビットプログラムと同時に16ビット(セグメント方式の)プログラムを稼働可能にした。16ビットプログラムは互換性のために存在し、32ビットプログラムは新規のソフトウェア開発に使用された。
関連項目
この記事は2008年11月1日以前にFree On-line Dictionary of Computingから取得した項目の資料を元に、GFDL バージョン1.3以降の「RELICENSING」(再ライセンス) 条件に基づいて組み込まれている。
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