Wii対応とオープンソース化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/21 20:55 UTC 版)
「Dolphin (エミュレータ)」の記事における「Wii対応とオープンソース化」の解説
2008年7月13日にオープンソースとして、SVNを用いてGoogle CodeにGPLv2で公開された。この時点でWiiのエミュレーションもサポートした。 2011年7月にバージョン3.0がリリースされた。2.0からおよそ2500個がコミットされ、GUIの改良や各種機能が追加された。DirectX 11とXaudio2が新たに取り入れられた。新たに8言語(アラビア語・ブラジルポルトガル語・フランス語・ギリシア語・ハンガリー語・ポルトガル語・スペイン語・トルコ語)に翻訳され標準で追加された。 2012年12月25日のバージョン3.5で、FreeBSDがサポートされた。 2013年4月6日には、GoogleのAndroidに初めて対応した。OpenGL ES 3.0に対応したハードウェアが必要で、OSもAndroid 4.3以降が必要である。開発者はSamsung Galaxy S4を使用したデモを公開した。 2013年10月12日に公開されたバージョン4.0-155で、DirectX 9はプロジェクトから削除され、DirectX 11とOpenGLのみがサポートされることになった。開発元のDolphinチームは「D3D9(DirectX 9)の機能には問題があり、それらに対処するには無駄な時間が掛かり開発が停滞するからだ。」と述べている。 2014年5月19日に開発チームは、WindowsとLinuxの32ビットアプリケーションのサポートを終了すると発表した。ただし発表以前のバージョンは32ビットアプリケーションでも提供される。(32ビットアプリケーションの最終バージョンは4.0-1609)
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