20
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/13 16:19 UTC 版)
19 ← 20 → 21 | |
---|---|
素因数分解 | 22 × 5 |
二進法 | 10100 |
三進法 | 202 |
四進法 | 110 |
五進法 | 40 |
六進法 | 32 |
七進法 | 26 |
八進法 | 24 |
十二進法 | 18 |
十六進法 | 14 |
二十進法 | 10 |
二十四進法 | K |
三十六進法 | K |
ローマ数字 | XX |
漢数字 | 二十 |
大字 | 弐拾 |
算木 | |
位取り記数法 | 二十進法 |
20(二十、弐拾、貳拾、卄、廾、廿、にじゅう、はた、はたち)は自然数、また整数において、19の次で21の前の数である。
性質
- 20 は合成数であり、約数は 1, 2, 4, 5, 10, 20 である。
- 20 = 1 + 3 + 6 + 10
- 4番目の三角錐数である。1つ前は10、次は35。
- 20 = 22 + 42
- 異なる2つの平方数の和で表せる5番目の数である。1つ前は17、次は25。(オンライン整数列大辞典の数列 A004431)
- 20 = 02 + 22 + 42
- 3連続偶数の平方和で表せる数である。負の数を除くと最小、次は56。
- 20 = 42 + 22
- n = 2 のときの 4n + 2n = 22n + 2n = 2n(2n + 1) の値とみたとき1つ前は6、次は72。(オンライン整数列大辞典の数列 A063376)
- 20 = 24 + 4
- n = 4 のときの 2n + n の値とみたとき1つ前は11、次は37。(オンライン整数列大辞典の数列 A006127)
- 20 = 24 + 22
- n = 2 のときの n4 + n2 の値とみたとき1つ前は2、次は90。(オンライン整数列大辞典の数列 A071253)
- 20 = 4 × 5
- 4番目の矩形数である。1つ前は12、次は30。
- n = 2 のときの 4(2n + 1) の値とみたとき1つ前は12、次は28。
- 20 = 41 + 42 = 52 − 51
- 20 = 2 + 4 + 6 + 8
- 20 = 5 × 22
- n = 2 のときの 5n2 の値とみたとき1つ前は5、次は45。(オンライン整数列大辞典の数列 A033429)
- n = 2 のときの 5 × 2n の値とみたとき1つ前は10、次は40。(オンライン整数列大辞典の数列 A020714)
- 2つの異なる素因数の積で p2 × q の形で表せる3番目の数である。1つ前は18、次は28。(オンライン整数列大辞典の数列 A054753)
- 2番目の原始擬似完全数である。1つ前は6、次は28。
- 正二十面体は最大の面の数をもつ正多面体である。1つ前は正十二面体。
- 20 = 12 + (12 + 22) + (12 + 22 + 32)
- 20は最初から3番目までの四角錐数の和である。1つ前は6、次は50。(オンライン整数列大辞典の数列 A002415)
- 1/20 = 0.05
- 202 + 1 = 401 であり、n2 + 1 の形で素数を生む8番目の数である。1つ前は16、次は24。
- 九九では 4 の段で 4 × 5 = 20 (しごにじゅう)、5 の段で 5 × 4 = 20 (ごしにじゅう)と 2 通りの表し方がある。
- 20! = 2432902008176640000 である(19桁)。
- eπ − π は約 19.9991 であり、20 に非常に近い。
- 各位の和が20となるハーシャッド数の最小は3980、10000までに16個ある。
- 13番目のハーシャッド数である。1つ前は18、次は21。
- 約数の和が20になる数は1個ある。(19) 約数の和1個で表せる10番目の数である。1つ前は15、次は28。
- パスカルの三角形の7段目の中央の数は20である。1つ前は6、次は70。
- 各位の和が2になる3番目の数である。1つ前は11、次は101。
- 各位の和が桁数に等しくなる3番目の数である。1つ前は11、次は102。(オンライン整数列大辞典の数列 A061384)
- 各位の積が0になる3番目の数である。1つ前は10、次は30。(オンライン整数列大辞典の数列 A011540)
- 数に関する記事の一覧
- 0 - 10 - 20 - 30 - 40 - 50 - 60 - 70 - 80 - 90 - 100
- 21 - 22 - 23 - 24 - 25 - 26 - 27 - 28 - 29
- 紀元前20年 - 西暦20年 - 1920年 - 20世紀 - 平成20年 昭和20年 明治20年
- 名数一覧
- −20
- 1/20
- はたち、20歳(才)、二十歳(才)
脚注
- ^ 新村出編『広辞苑』第六版、岩波書店、2008年、2180ページ。
(0) | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 |
40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 |
50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 |
60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 |
70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 |
80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 |
90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 |
|
丸数字
(2.0 から転送)
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丸数字(まるすうじ)とは、数字を丸で囲っているもののことである。丸付き数字(まるつきすうじ)・丸囲み数字(まるかこみすうじ)とも呼ばれる。
- 1 丸数字とは
- 2 丸数字の概要
囲み英数字
囲み英数字 | |
---|---|
Enclosed Alphanumerics | |
範囲 | U+2460..U+24FF (160 個の符号位置) |
面 | 基本多言語面 |
用字 | Common |
割当済 | 160 個の符号位置 |
未使用 | 0 個の保留 |
Unicodeのバージョン履歴 | |
1.0.0 | 139 (+139) |
3.2 | 159 (+20) |
4.0 | 160 (+1) |
備考: [1][2] |
囲み英数字(かこみえいすうじ、英語: Enclosed alphanumerics)は、Unicodeのブロックの一つであり、丸や括弧で囲まれた英数字やピリオドつきの数字が収録されている。この他、Unicode バージョン 6.0で追加多言語面(SMP)に囲み英数字補助ブロックが追加された。
目的
囲み英数字の多くは元々箇条書き用に使用されていた[3]。括弧で囲まれた形式は、歴史的に、丸囲みの文字をタイプライターで表現しようとした形に基づいている[3]。これらの役割は、 リッチテキストにおいてはスタイルやマークアップに置き替えられた。しかし、東アジアの既存の文字コードとの互換性や、テキストファイルでそのような記号が使用される場合のために、囲み文字がUnicode標準に含まれている[3]。Unicode規格では、著作権や商標の記号として定義されている丸囲みのC・P・Rやアットマークなど、目的に特化した文字は囲み文字とは区別している[3]。
英数字を囲むすべての文字がこの区間にあるわけではないことに注意。 Unicode区間装飾記号(Dingbat)では、U+2777からU+2793まで、数字1から10を囲む黒文字、数字1から10を囲む非セリフ文字、数字1から10を囲む非セリフ黒文字の順にある。
文字コード表
囲み英数字(Enclosed Alphanumerics)[1] Official Unicode Consortium code chart (PDF) | ||||||||||||||||
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | A | B | C | D | E | F | |
U+246x | ① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ | ⑬ | ⑭ | ⑮ | ⑯ |
U+247x | ⑰ | ⑱ | ⑲ | ⑳ | ⑴ | ⑵ | ⑶ | ⑷ | ⑸ | ⑹ | ⑺ | ⑻ | ⑼ | ⑽ | ⑾ | ⑿ |
U+248x | ⒀ | ⒁ | ⒂ | ⒃ | ⒄ | ⒅ | ⒆ | ⒇ | ⒈ | ⒉ | ⒊ | ⒋ | ⒌ | ⒍ | ⒎ | ⒏ |
U+249x | ⒐ | ⒑ | ⒒ | ⒓ | ⒔ | ⒕ | ⒖ | ⒗ | ⒘ | ⒙ | ⒚ | ⒛ | ⒜ | ⒝ | ⒞ | ⒟ |
U+24Ax | ⒠ | ⒡ | ⒢ | ⒣ | ⒤ | ⒥ | ⒦ | ⒧ | ⒨ | ⒩ | ⒪ | ⒫ | ⒬ | ⒭ | ⒮ | ⒯ |
U+24Bx | ⒰ | ⒱ | ⒲ | ⒳ | ⒴ | ⒵ | Ⓐ | Ⓑ | Ⓒ | Ⓓ | Ⓔ | Ⓕ | Ⓖ | Ⓗ | Ⓘ | Ⓙ |
U+24Cx | Ⓚ | Ⓛ | Ⓜ | Ⓝ | Ⓞ | Ⓟ | Ⓠ | Ⓡ | Ⓢ | Ⓣ | Ⓤ | Ⓥ | Ⓦ | Ⓧ | Ⓨ | Ⓩ |
U+24Dx | ⓐ | ⓑ | ⓒ | ⓓ | ⓔ | ⓕ | ⓖ | ⓗ | ⓘ | ⓙ | ⓚ | ⓛ | ⓜ | ⓝ | ⓞ | ⓟ |
U+24Ex | ⓠ | ⓡ | ⓢ | ⓣ | ⓤ | ⓥ | ⓦ | ⓧ | ⓨ | ⓩ | ⓪ | ⓫ | ⓬ | ⓭ | ⓮ | ⓯ |
U+24Fx | ⓰ | ⓱ | ⓲ | ⓳ | ⓴ | ⓵ | ⓶ | ⓷ | ⓸ | ⓹ | ⓺ | ⓻ | ⓼ | ⓽ | ⓾ | ⓿ |
備考
|
絵文字
このブロックには、1文字の絵文字(U+24C2)が収録されている[4][5]。これは丸囲みのMで、地下鉄(metro)を表す[6]。また、マスクワーク(半導体デバイスのチップ上の配置)を表す[7]。
この文字に対し2種類の異体字セレクタ、絵文字表示(U+FE0F VS16)かテキスト表示(U+FE0E VS15)が適用できる。デフォルトはテキスト表示である[8]。
U+ | 24C2 |
base code point | Ⓜ |
base+VS15 (text) | Ⓜ︎ |
base+VS16 (emoji) | Ⓜ️ |
履歴
以下の表に挙げられているUnicode関連のドキュメントには、このブロックの特定の文字を定義する目的とプロセスが記録されている。
バージョン | コードポイント[a] | 文字数 | L2 ID | WG2 ID | ドキュメント |
---|---|---|---|---|---|
1.0.0 | U+2460..24EA | 139 | (to be determined) | ||
L2/11-438[b][c] | N4182 | Edberg, Peter (2011-12-22), Emoji Variation Sequences (Revision of L2/11-429) | |||
3.2 | U+24EB..24FE | 20 | L2/99-238 | Consolidated document containing 6 Japanese proposals, (1999-07-15) | |
N2093 | Addition of medical symbols and enclosed numbers, (1999-09-13) | ||||
4.0 | U+24FF | 1 | L2/01-480 | Muller, Eric (2001-12-14), Proposal to add NEGATIVE CIRCLED DIGIT ZERO | |
L2/02-193 | Muller, Eric (2001-12-14), Proposal to add Negative Circled Digit Zero | ||||
関連項目
- 囲み文字
- 著作権マーク、登録商標マーク、レコード著作権マークはこのブロックではないところで別に定義されている。
- en:Japanese rebus monogram(日本の判じ物モノグラム)
出典
- ^ “Unicode character database”. The Unicode Standard. 2016年7月9日閲覧。
- ^ “Enumerated Versions of The Unicode Standard”. The Unicode Standard. 2016年7月9日閲覧。
- ^ a b c d The Unicode Standard, 6.0.1
- ^ “UTR #51: Unicode Emoji”. Unicode Consortium (2016年11月22日). 2016年12月22日閲覧。
- ^ “UCD: Emoji Data for UTR #51”. Unicode Consortium (2016年11月14日). 2016年12月22日閲覧。
- ^ “Ⓜ️ Circled Latin Capital Letter M Emoji”. 2018年1月27日閲覧。
- ^ “Federal Statutory Protection for Mask Works (Copyright Circular 100)”. 合衆国著作権局. pp. 5 (2012年9月). 2014年3月22日閲覧。
- ^ “Unicode Character Database: Standardized Variation Sequences”. The Unicode Consortium. 2016年12月22日閲覧。
正の数と負の数
(2.0 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/01 01:43 UTC 版)
数学における正の数(せいのすう、英: positive number, plus number, above number; 正数)は、0より大きい実数である。対照的に負の数(ふのすう、英: negative number, minus number, below number; 負数)は、0より小さい実数である。とくに初等数学・算術や初等数論などの文脈によっては、(暗黙の了解のもと)特に断りなく、より限定的な範囲の正の有理数や正の整数という意味で単に「正の数」と呼んでいる場合がある。負の数も同様である。
- ^ 『相対論の式を導いてみよう、そして、人に話そう』(小笠英志、ベレ出版、ISBN 978-4860642679)の PP.121-127にマイナス×マイナスがプラスになることの小学生も納得できる説明が書いてある。
- ^ Hayashi, Takao (2005), "Indian Mathematics", in Flood, Gavin, The Blackwell Companion to Hinduism, Oxford: Basil Blackwell, 616 pages, pp. 360-375, ISBN 978-1-4051-3251-0.
- ^ Colva Roney-Dougal, Lecturer in Pure Mathematics at the University of St Andrews, stated this on the BBC Radio 4 "In Our Time", on Negative Numbers, 9 March 2006.
- ^ Knowledge Transfer and Perceptions of the Passage of Time, ICEE-2002 Keynote Address by Colin Adamson-Macedo. [1]
- ^ Maseres, Francis, 1731–1824. A dissertation on the use of the negative sign in algebra, 1758.
- ^ Alberto A. Martinez, Negative Math: How Mathematical Rules Can Be Positively Bent, Princeton University Press, 2006; おもに1600年代から1900年代前半にかけての、負数に関する論争の歴史。