5とは?

【五

ご。いつつ。多く他の語の上に付いて複合語として用いられる。 「 -百((いお))」 「 -十((いそ))」

いつ [1] 【五】

数のいつつ。ご。多く名詞の上に付いて接頭語的に用いられる。 「 -」 「 -文字
ご。いつつ。数を数えるときに用いる。 「 -,む,なな,や」

ウー [1] 【五】

中国語
いつつ。ご。

【五

博打(ばくち)で,さいころの五の目。 「いま〱しくなつて来て,-一・-六・-三と/洒落本卯地臭意

[1] 【五・伍

数の名。四より一つ多い数。一〇の半分片手の指の数。いつ。いつつ。

【ご】[漢字]

【 五 】 [音] ゴ
いつつ。一〇の半分。 「 五官五行五穀五指五体五倫五輪五臓六腑(ろつぷ)四書五経
いつつめ。 「 五月五更五黄(ごおう)
【 互 】 [音] ゴ
たがい。たがいに。かわるがわる。 「 互角互恵互助互生互選交互相互
【 午 】 [音] ゴ
十二支第七。うま。 「 午前午砲午夜正午端午子午線
【 伍[音] ゴ
古代中国五戸一組みとした行上の単位。また,軍隊編制上の五人一組みの最小単位〕 くみ。なかま。 「 伍長伍伴什伍じゆうご卒伍隊伍落伍
数字「五」の大字金銭証書などに用いる。 「 金伍万円
【 吾[音] ゴ
われ。わが。 「 吾人
「兄」「弟」などに冠して,親しみを表す。 「 吾兄吾子
【 呉 】 [音] ゴ
古代中国国名。 「 呉音呉服
【 後 】 [音] ゴ ・コウ
のち。あと。 「 《 ゴ 》 後刻後日死後先後戦後 」 「 《 コウ後裔こうえい後悔後顧後輩後便後遺症
うしろ。 「 《 ゴ 》 背後 」 「 《 コウ後衛後援後退後背後方
おくれる。おくらす。 「 《 ゴ 》 後家後妻 」 「 《 コウ後進後続後発
【 娯 】 [音] ゴ
たのしむ。たのしみ。 「 娯遊娯楽歓娯
【 悟 】 [音] ゴ
さとる。迷いがさめる。 「 悟性悟入悔悟覚悟大悟
さとりが早い。 「 穎悟(えいご)
【 梧[音] ゴ
アオギリ。 「 梧桐(ごとう)梧葉
アオギリで作った。 「 梧下梧右
大きい。 「 魁梧(かいご)
【 御 】
⇒ ぎょ〔御〕 [漢]
【 期 】
⇒ き〔期〕 [漢]
【 碁 】 [音] ゴ
ご。ごいし。 「 碁会碁盤囲碁
【 語 】 [音] ゴ ・ギョ
かたる。話をする。つげる。 「 語気語調偶語豪語私語独語大言壮語
ことば。言辞。 「 語彙(ごい)語感語義語句語源語尾語法敬語言語(げんご)(ごんご)げんぎよ) ・口語国語古語熟語主語述語類語標準語
物語」の略。 「 源語勢語平語
【 誤 】 [音] ゴ
あやまる。まちがえる。あやまり。 「 誤解誤算誤写誤植誤診誤認誤謬(ごびゆう)誤報錯誤正誤
【 護 】 [音] ゴ
まもる。まもり。 「 護衛護国護持護身護送愛護加護看護守護弁護保護擁護

5

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/21 19:11 UTC 版)

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4 5 6
素因数分解 5 (素数
二進法 101
六進法 5
八進法 5
十二進法 5
十六進法 5
二十進法 5
ローマ数字 V
漢数字
大字
算木
五進法
「五」の筆順

5、ご、う、いつ)は、自然数また整数において、4の次で6の前の数である。英語の序数詞では、5thfifthとなる。ラテン語ではquinque(クゥィンクゥェ)。

性質

  • 5 は3番目の素数である。1つ前は3、次は7
    • 3の次の奇数単位元である1を除けば、2番目に小さい奇数である。
    • 三角数 − 1 で表せる最大の素数である。1つ前は2
    • 約数の和は6
      • 約数の和が倍積完全数になる2番目の数である。1つ前は1、次は12
      • 約数関数から導き出される数列
  • 日本では、特に学校の成績は五段階評価法を採り、5 は最上位を表す。第 1、第 2 … や A、B … の昇順で級を下げる方式とはせず、5、4 … の降順で級を下げる方式を採り、1 を最下位とすることが多い。
  • 中国では、五行思想を象徴する。日本でも、その影響により同様の思想が見られる。
  • キリスト教においては、四大元素に加わる第 5 番目のものとしての「神の息吹」を象徴することもある。カトリック教会では聖痕の意味もある。[要出典]
  • 哺乳類、多くの爬虫類などは、腕や足に片側 5 本のを持つ。
    • 片手5本の指から五進法が作られた。
    • 転じて、五者の優れた人物や物事を、「五指に入る」と表現する。
  • フットサルバスケットボールは5人対5人で得点を競うスポーツ。
  • 日本の国勢調査は、5年毎に行われる。
  • 五つ組の画線法では、日本語では「正」の漢字を使用する。
  • 中国では、5は不吉な数字。(五の発音が無(ウー)で発音が同じため。)
  • 公認野球規則では、5回終了で試合成立となる。但し、後攻チームが5回表終了時点でリードしている場合や、5回裏に勝ち越した場合は、それらの時点で試合成立となる。

言語・文字

第5のもの

番号

5の付く言葉

  • 5 は、2 種類の対立(2者×2種類=4)にも属しない点で、3 と同様に「中立」を意味する事がある。例えば、東西南北に中(中央)を加えて「五方」と呼ぶ。
  • 五は十の半分であることから、日本語では、2 者の人や物事の力関係が拮抗する時「五五分」と表現する。
  • 五本の輪の紋章に因んで、日本では、オリンピックを「五輪」ともいう(※ただし、日本独自の造語なので、他の漢字圏国家では通用しない)。
  • 企業の職場環境維持改善において唱えられる5S
  • 五摂家藤原北家の流れを汲む、江戸時代には摂政関白になることができた公家最高の家柄を持つ近衛家鷹司家九条家二条家一条家の五家を指す。
  • 五線譜楽譜のことを指す。ト音記号の範囲では、ミ (E) の音からオクターブ上のファ (F) の音までが収まる。五線で11音をカバーできるが、必要な時は上線・下線(五線に近いところから順に上第一線、上第二線、下第一線、下第二線)を加線していく。
  • 五音音階:音楽用語。ペンタトニックスケール。

固有名詞

5個1組の概念

符号位置

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記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
5 U+0035 1-3-20 5
5
DIGIT FIVE
U+FF15 1-3-20 5
5
FULLWIDTH DIGIT FIVE
U+2075 - ⁵
⁵
SUPERSCRIPT FIVE
U+2085 - ₅
₅
SUBSCRIPT FIVE
U+09F8 - ৸
৸
BENGALI CURRENCY NUMERATOR FIVE
U+0F2E - ༮
༮
TIBETAN DIGIT HALF FIVE
U+136D - ፭
፭
ETHIOPIC DIGIT FIVE
U+19D5 - ᧕
᧕
NEW TAI LUE THAM DIGIT FIVE
U+2164 1-13-25 Ⅴ
Ⅴ
ROMAN NUMERAL FIVE
U+2174 1-12-25 ⅴ
ⅴ
SMALL ROMAN NUMERAL FIVE
U+2464 1-13-5 ⑤
⑤
CIRCLED DIGIT FIVE
U+2478 - ⑸
⑸
PARENTHESIZED DIGIT FIVE
U+248C - ⒌
⒌
DIGIT FIVE FULL STOP
U+24F9 1-6-60 ⓹
⓹
DOUBLE CIRCLED DIGIT FIVE
U+277A 1-12-5 ❺
❺
DINGBAT NEGATIVE CIRCLED DIGIT FIVE
U+2784 - ➄
➄
DINGBAT CIRCLED SANS-SERIF DIGIT FIVE
U+278E - ➎
➎
DINGBAT NEGATIVE CIRCLED SANS-SERIF DIGIT FIVE
U+3196 - ㆖
㆖
IDEOGRAPHIC ANNOTATION FIVE MARK
U+3224 - ㈤
㈤
PARENTHESIZED IDEOGRAPH FIVE
U+3284 - ㊄
㊄
CIRCLED IDEOGRAPH FIVE
U+4E94 1-24-62 五
五
CJK Ideograph, number four
U+4F0D 1-24-64 伍
伍
CJK Ideograph, number four
𐄋 U+1010B - 𐄋
𐄋
AEGEAN NUMBER FIVE
𐡜 U+1085C - 𐡜
𐡜
IMPERIAL ARAMAIC NUMBER FIVE
𐤚 U+1091A - 𐤚
𐤚
PHOENICIAN NUMBER FIVE
𐩄 U+10A44 - 𐩄
𐩄
KHAROSHTHI DIGIT FIVE
𐪁 U+10A81 - 𐪁
𐪁
OLD SOUTH ARABIAN NUMBER FIVE
𐭜 U+10B5C - 𐭜
𐭜
INSCRIPTIONAL PARTHIAN NUMBER FIVE
𐹤 U+10E64 - 𐹤
𐹤
RUMI DIGIT FIVE
𝍤 U+1D364 - 𝍤
𝍤
COUNTING ROD UNIT DIGIT FIVE
🄆 U+1F106 - 🄆
🄆
DIGIT FIVE COMMA
𝟝 U+1D7DD - 𝟝
𝟝
MATHEMATICAL DOUBLE-STRUCK DIGIT FIVE
𝟻 U+1D7FB - 𝟻
𝟻
MATHEMATICAL MONOSPACE DIGIT FIVE
𝟓 U+1D7D3 - 𝟓
𝟓
MATHEMATICAL BOLD DIGIT FIVE
𝟧 U+1D7E7 - 𝟧
𝟧
MATHEMATICAL SANS-SERIF DIGIT FIVE
𝟱 U+1D7F1 - 𝟱
𝟱
MATHEMATICAL SANS-SERIF BOLD DIGIT FIVE

他の表現法

関連項目

2桁までの自然数
(0) 1 2 3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26 27 28 29
30 31 32 33 34 35 36 37 38 39
40 41 42 43 44 45 46 47 48 49
50 51 52 53 54 55 56 57 58 59
60 61 62 63 64 65 66 67 68 69
70 71 72 73 74 75 76 77 78 79
80 81 82 83 84 85 86 87 88 89
90 91 92 93 94 95 96 97 98 99
  • 斜体で表した数は素数である。

120

(5 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/30 23:07 UTC 版)

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119 120 121
素因数分解 23×3×5
二進法 1111000
六進法 320
八進法 170
十二進法 A0
十六進法 78
二十進法 60
ローマ数字 CXX
漢数字 百二十
大字 百弐拾
算木

120百二十百廿一二〇、ひゃくにじゅう、ももはた)は、自然数また整数において、119の次で121の前の数である。

性質

その他 120 に関連すること

関連項目


正の数と負の数

(5 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/05 10:29 UTC 版)

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数学における正の数(せいのすう、: positive number; 正数)は、0より大きい実数を言う。対照的に、負の数(ふのすう、: negative number)は、0より小さい実数である。(とくに初等数学・算術初等数論などの)文脈によっては、(暗黙の了解のもと)特に断りなく、より限定的な範囲の正の有理数正の整数という意味で単に「正の数」と呼んでいる場合がある(負の数も同様)。

定義

数学において負数はマイナス記号を数字の前につけて表されるが、簿記などでは数字を赤くしたり三角形を数字の前に付けることによって表すこともある。

は増減の無い状態であるため、正でも負でもない。負でない数 (non-negative number) とは零より小さくない、つまり零または正の実数である。正でない数 (non-positive number) とは零より大きくない、つまり零または負の実数である。

注意
複素数の体系で考えている場合、そのうち実数についてのみ正負を論じ、虚数は正でも負でもないとされる。例えば「正の数」と言えば、それが実数であることを暗黙のうちに含意するが、明確化のために「正の実数」ということもできる。
一般に順序体において、零元より大きな元を正の元、零元より小さな元を負の元という(後述)。順序体ではない、例えば複素数体、有限体p 進数体においては、四則演算と両立する正負の概念を定義することができない。

負の数

負の整数は、方程式 xy = z がどんな xy に対しても、z に関する方程式として意味をもつように自然数の体系を拡張して得られるものだと考えられる。このような負の整数の捉え方と同様にして、負の有理数や負の実数も得られる。

負数は、温度のように目盛り上で零より低くなる値を記述するのに有用である。簿記においても、負債の表現に使用できる。簿記において、負債はしばしばい数字(赤字)や三角形を前に付けた数字によって表す。

負でない数

負でない数は非負(ひふ)であるといわれる。ゼロに等しいかそれより大きい(すなわち正であるかゼロである)実数を、非負実数(ひふじっすう)という。非負実数は負でない。実数は、負の実数か、非負実数のいずれかである。非負実数のうち整数となるものを非負整数(ひふせいすう)という。

関数

符号関数

定義域が実数であり、正数に対して1を、負数に対して−1を、ゼロに対して0を返す関数 sgn(x) を定義できる。この関数は符号関数と呼ばれることがある。

9 − 5 = 4
(9歳年下の人物と5歳年下の人物は、4歳離れている。)
7 − (−2) = 9
(7歳年下の人物と2歳年上の人物は、9歳離れている。)
−4 + 12 = 8
(\4の負債があって\12の収益を得たら、純資産は\8である)
5 + (−3) = 5 − 3 = 2
(¥5を持っていて¥3を借りたら、純資産は¥2である)
–2 + (−5) = −2 − 5 = −7
(\2の負債があってさらに\5の負債ができたら、負債は合わせて\7になる)

減算と負符号の概念の混乱を避けるため、負符号を上付きで書く場合もある(ただし、会計では負符号を△で表現する)。

2 + 5 = 2 − 5 = 7
△2 + △5 = △2 − 5 = △7

正数をより小さな正数から減ずると、結果は負となる。

4 − 6 = −2
(¥4を持っていて¥6を使ったら、負債¥2が残る)

正数を任意の負数から引くと、結果は負となる。

−3 − 6 = −9
(負債が¥3あってさらに¥6を使ったら、負債は¥9となる)

負数を減ずることは、対応する正数を加えることと等価である。

5 − (−2) = 5 + 2 = 7
(純資産¥5を持っていて負債を¥2減らしたら、新たな純資産は¥7となる)

別の例

−8 − (−3) = −5
(負債が¥8あって負債を¥3減らしたら、まだ¥5の負債が残る)

乗算

負数を掛けることは、正負の方向を逆転させることになる。負数に正数を掛けると、積は負数のままとなる。しかし、負数に負数を掛けると、積は正数となる[1]

(−20) × 3 = −60

(負債¥20を3倍にすれば、負債¥60になる。)

(−40) × (−2) = 80

(後方へ毎時40km進む車は、2時間前には現在地から前方へ80kmの位置にいた。)

これを理解する方法の1つは、正数による乗算を、加算の繰り返しと見なすことである。3 × 2 は各グループが2を含む3つのグループと考える。したがって、3 × 2 = 2 + 2 + 2 = 6 であり、当然 −2 × 3 = (−2) + (−2) + (−2) = −6 である。

負数による乗算も、加算の繰り返しと見なすことができる。例えば、3 × −2は各グループが−2を含む3つのグループと考えられる。

3 × −2 = (−2) + (−2) + (−2) = −6

これは乗算の交換法則を満たすことに注意

3 × −2 = −2 × 3 = −6

「負数による乗算」と同じ解釈を負数に対しても適用すれば、以下のようになる。

−4 × −3  =   − (−4) − (−4) − (−4)
=  4 + 4 + 4
=  12

しかし形式的な視点からは、2つの負数の乗算は、積の和に対する分配法則によって直接得られる。

−1 × −1  =  (−1) × (−1) + (−2) + 2
=  (−1) × (−1) + (−1) × 2 + 2
=  (−1) × (−1 + 2) + 2
=  (−1) × 1 + 2
=  (−1) + 2
=  1

除算

除算も乗算と同じく、負数で割ることは、正負の方向を逆転させることになる。負数を正数で割ると、商は負数のままとなる。しかし、負数を負数で割ると、商は正数となる。

被除数と除数の符号が異なるなら、商は負数となる。

(−90) ÷ 3 = −30

(負債¥90を3人で分けると、負債¥30ずつ継承される。)

24 ÷ (−4) = −6

(東を正数、西を負数とする場合:4時間後に東へ24km地点に進む車は、1時間前には西へ6kmの位置にいる。)

両方の数が同じ符号を持つなら、商は(両方が負数であっても)正数となる。

(−12) ÷ (−3) = 4

累乗

累乗乗算除算と同じく、指数を正数にすると、「n乗」に倍増される。しかし、指数を負数にすると、「1 / n乗」に分割される。つまり、指数 n を正数にすると「n 回乗算を繰り返す」ことになるが、指数 n を負数にすると「n 回除算を繰り返す」ことになる。

33 = 27

(×3 ×3 ×3 = 27)

3−3 = 1/27

(÷3 ÷3 ÷3 = 1/27)

360 × 23 = 2880

(360 ×2 ×2 ×2 = 2880)

36 × 5−1 = 7.2

(36 ÷5 = 7.2)

負の整数と負でない整数の形式的な構成

有理数の場合と同様、整数を自然数の順序対 (a, b) (これは整数 ab を表していると考えることができる)を下に述べるようにして同一視したものとして定義することによって自然数の集合N整数の集合Zに拡張できる。これらの順序対に対する加法と乗法の拡張は以下の規則による。

(a, b) + (c, d) = (a + c, b + d)
(a, b) × (c, d) = (a × c + b × d, a × d + b × c)

ここで以下の規則により、これらの順序対に同値関係 ~ を定義する。

(a, b) ~ (c, d) となるのは a + d = b + c なる場合、およびこの場合に限る

この同値関係は上記の加法と乗法の定義と矛盾せず、ZN2の ~ による商集合として定義できる。すなわち2つの順序対 (a, b) と (c, d) が上記の意味で同値であるとき同一視する。

さらに以下の通り全順序Zに定義できる。

(a, b) ≤ (c, d) となるのは a + db + c となる場合、およびこの場合に限る

これにより加法の零元が (a, a) の形式で、(a, b) の加法の逆元が (b, a) の形式で、乗法の単位元が (a + 1, a) の形式で導かれ、減法の定義が以下のように導かれる。

(a, b) − (c, d) = (a + d, b + c).

負の数の起源

長い間、問題に対する負の解は「誤り」であると考えられていた。これは、負数を実世界で見付けることができなかったためである(例えば、負数のリンゴを持つことはできない)。その抽象概念は早ければ紀元前100年紀元前50年には認識されていた。中国の『九章算術』には図の面積を求める方法が含まれている。赤い算木で正の係数を、黒い算木で負の係数を示し、負の数がかかわる連立方程式を解くことができた。紀元後7世紀ごろに書かれた古代インドの『バクシャーリー写本[2]は"+"を負符号として使い、負の数による計算を行っていた。これらが現在知られている最古の負の数の使用である。

プトレマイオス朝エジプトではディオファントス3世紀に『算術』で 4x + 20 = 0 (解は負となる)と等価な方程式に言及し、この方程式はばかげていると言っており、古代地中海世界に負数の概念がなかったことを示している。

7世紀の間に、負数はインドで負債を表すために使われていた。インドの数学者ブラーマグプタは『ブラーフマスプタ・シッダーンタ』(628年)において、今日も使われている一般化された形式の解の公式を作るために、負数を使うことについて論じている。彼は二次方程式の負の解を発見し、負数とが関わる演算に関する規則も与えている。彼は正数を「財産」、零を「0 (cipher)」、負の数を「借金」と呼んだ[3][4]12世紀のインドで、バースカラ2世も二次方程式に負の根を与えていたが、問題の文脈では不適切なものとして負の根を拒絶している。

8世紀以降、イスラム世界ブラーマグプタの著書のアラビア語訳から負の数を学び、紀元1000年頃までには、アラブの数学者は負債に負の数を使うことを理解していた。

負の数の知識は、最終的にアラビア語とインド語の著書のラテン語訳を通してヨーロッパに到達した。

しかし、ヨーロッパの数学者はそのほとんどが、17世紀まで負数の概念に抵抗を見せた。ただしフィボナッチは、『算盤の書』(1202年)の第13章で負数を負債と解釈し、後には『精華』で損失と解釈して金融問題に負の解を認めた。同時に、中国人は右端のゼロでない桁に斜線を引くことによって負数を表した。ヨーロッパ人の著書で負数が使われたのは、15世紀中のシュケによるものが最初であった。彼は負数を指数として使ったが、「馬鹿げた数」であると呼んだ。

イギリスの数学者フランシス・マセレス[2]1759年、負数は存在しないという結論に達した[5]

負数は現代まで十分に理解されていなかった。つい18世紀まで、スイスの数学者レオンハルト・オイラーは負数が無限大より大きいと信じており(この見解はジョン・ウォリスと共通である)、方程式が返すあらゆる負の解を意味がないものとして無視することが普通だった[6]。負数が無限大より大きいという論拠は、 の商と、x が正の側から x = 0 の点に近づき、交差した時何が起きるかの考察によって生じている。

一般化

正の行列

正行列
行列Aについて、A負でないということを、Aのすべての成分が負でない、というふうに定めることができる。このとき、実行列のうちには正とも負とも言えないものもあることになる。また、行列Aについて、Aの全ての正方部分行列の行列式が負でないとき、Aのことを完全に非負(行列理論)あるいは、完全に正(コンピュータ科学者)と呼ぶことがある。
正定値行列
一方で、線形代数学的な観点から、実対称行列やより一般に複素エルミート行列について、上とは異なった正負の概念がしばしば用いられる。エルミート行列Aは、その固有値の全てが負でないときに、負でない(あるいは単に、正である)とよばれる。Aが負でないということはある行列BについてAB*.Bと書けることと同値になる(行列の定値性も参照)。無限次元の場合として、函数解析学における正作用素の概念が対応する。

正錐

抽象代数学の言葉では、正の数の全体 P は実数全体 正錐英語版と呼ばれる対象を成す。これにより は加法に関して順序群、加法と乗法に関して順序体と呼ばれる構造を持ち、また逆に、順序群や順序体としての の正錐 P が与えられれば「正の数とは P の任意の元のことである」と述べることができる。

xy-平面 2第一象限英語版xyz-空間 2x > 0, y > 0, z > 0 なる八分象限英語版 などが順序線型空間としての正錐の例であり、この構造に「錐」の名称がつけられている理由をみることができる。

これらのような順序構造において、正錐はそれぞれの付加構造によって記述できる良い性質を様々に持つ。

函数解析学における正作用素全体の成す凸錐もまたそのような例であり、より抽象的にバナッハ環C*-環における正の元英語版などが考察の対象となる。

関連項目

脚注

  1. ^ 『相対論の式を導いてみよう、そして、人に話そう』(小笠英志、ベレ出版、ISBN 978-4860642679)の PP.121-127にマイナス×マイナスがプラスになることの小学生も納得できる説明が書いてある。
  2. ^ Hayashi, Takao (2005), "Indian Mathematics", in Flood, Gavin, The Blackwell Companion to Hinduism, Oxford: Basil Blackwell, 616 pages, pp. 360-375, ISBN 978-1-4051-3251-0.
  3. ^ Colva Roney-Dougal, Lecturer in Pure Mathematics at the University of St Andrews, stated this on the BBC Radio 4 "In Our Time", on Negative Numbers, 9 March 2006.
  4. ^ Knowledge Transfer and Perceptions of the Passage of Time, ICEE-2002 Keynote Address by Colin Adamson-Macedo. [1]
  5. ^ Maseres, Francis, 1731–1824. A dissertation on the use of the negative sign in algebra, 1758.
  6. ^ Alberto A. Martinez, Negative Math: How Mathematical Rules Can Be Positively Bent, Princeton University Press, 2006; おもに1600年代から1900年代前半にかけての、負数に関する論争の歴史。

外部リンク


#5

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/04 16:43 UTC 版)

本来の表記は「#5」です。この記事に付けられた題名は記事名の制約から不正確なものとなっています。
#5
FLOWスタジオ・アルバム
リリース 2009年1月28日
ジャンル ロック
J-POP
時間 46分59秒
レーベル Ki/oon Records
チャート最高順位
  • 週間7位(オリコン
  • 2009年度年間379位(オリコン)
  • 登場回数5回(オリコン)
FLOW 年表
アイル
2008年
#5
2009年
NUTS BANG!!!
2009年
テンプレートを表示

#5』(ナンバーファイブ)は、FLOWの5枚目のオリジナルアルバム

解説

  • 前作『アイル』から1年も経たないうちに発売された。
  • タイトル「#5」は自身5枚目のオリジナルアルバムであることから。
  • 初回盤はスペシャルパッケージ(三方背BOX仕様)、DVD付。
  • キャッチコピーは、『メジャーデビュー5周年を終え、今もなお初期衝動を忘れない5 Piece=FLOW。史上、最もアグレッシヴな5枚目のオリジナル・アルバム、遂に完成!!!

収録曲

  1. WORLD END (3:46)
    (作詞:Kohshi Asakawa 作曲:Takeshi Asakawa 編曲:FLOW&Ikoman)
    16thシングル。
    MBSTBS系テレビアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュR2』オープニングテーマ。
  2. HEAVENLY STARS (2:59)
    (作詞:Kohshi Asakawa 作曲:Takeshi Asakawa 編曲:FLOW)
  3. PULSE (3:38)
    (作詞:Kohshi Asakawa 作曲:Takeshi Asakawa 編曲:FLOW)
    17thシングルの2曲目。
    『X-TRAIL JAM in TOKYO DOME '08』公式テーマソング。
  4. SNOW FLAKE 〜記憶の固執〜 (ALBUM VERSION) (5:11)
    (作詞:Kohshi Asakawa 作曲:Takeshi Asakawa 編曲:FLOW&Masanori Shimada
    17thシングルの1曲目。シングルバージョンにアウトロが追加されている。
    TBS系『ランク王国』12月~1月エンディングテーマ
  5. ANTHEM (3:55)
    (作詞:Kohshi Asakawa 作曲:Takeshi Asakawa 編曲:FLOW)
    このアルバム発売日に、ラジオでO.A.された。
  6. BRAND-NEW DAY (3:34)
    (作詞:Keigo Hayashi 作曲:Takeshi Asakawa 編曲:FLOW)
  7. 赤いサイレン (3:35)
    (作詞:Kohshi Asakawa 作曲:Takeshi Asakawa 編曲:FLOW)
  8. アンタレス (4:54)
    (作詞:Kohshi Asakawa 作曲:Takeshi Asakawa 編曲:FLOW)
  9. MUSIC (3:29)
    (作詞:Kohshi Asakawa 作曲:Takeshi Asakawa 編曲:FLOW)
  10. WORD OF THE VOICE (3:47)
    (作詞:Kohshi Asakawa 作曲:Takeshi Asakawa 編曲:FLOW&ha-j)
    15thシングル。
    アニメ『ペルソナ 〜トリニティ・ソウル〜』オープニングテーマ
  11. バタフライ (4:55)
    (作詞・作曲:Takeshi Asakawa 編曲:FLOW)
    TAKEが作詞に関わった最後の曲。
  12. 学園天国 (3:11)
    (作詞:阿久悠 作曲:井上忠夫 編曲:FLOW)
    ボーナストラック。フィンガー5の同名曲をカバー。KOHSHI曰く、「#5とフィンガー5をかけてみた。」と言っている。

初回特典DVD

  • <MUSIC VIDEO>
    • WORD OF THE VOICE
    • WORLD END
    • SNOW FLAKE 〜記憶の固執〜
  • <BONUS MOVIE>
    • MAKING OF "WORD OF THE VOICE"
    • MAKING OF "WORLD END"
    • MAKING OF "SNOW FLAKE 〜記憶の固執〜"
    • RECORDING DIARY


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