基数詞
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- ^ この場合のインド・ヨーロッパ語族とは、ギリシャ、ラテン(フランス、スペイン、ルーマニア等)、ケルト、ジャーマニック(ゴート、アングロサクソン、イギリス、ドイツ等)、トカラ、ヒッタイト、インド・アーリア(サンスクリット、イラン、ヒンズー等)、スラブ(ロシア、チェコ等)、バルト(リトアニア等)、アルバニア、アルメニアを指す。
基数詞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/19 03:10 UTC 版)
基数詞の限定詞は、定冠詞、指示限定詞、所有限定詞などの定を表す限定詞と共起できる。共起しないときは不定を表す。ただし 1 を意味する un/une は不定冠詞と同じなので、他の限定詞があると消える。 un chien /œ̃.ʃjɛ̃/ (ある 1 匹の犬) mon chien /mɔ̃.ʃjɛ̃/ (私の 1 匹の犬) deux chiens /dø.ʃjɛ̃/ (ある 2 匹の犬) mes deux chiens /me.dø.ʃjɛ̃/ (私の 2 匹の犬) 数詞の前ではリエゾンやエリジオンをしない。ただし 1 を意味する限定詞 un/une の前ではエリジオンが起きることが多い。 compter de un à dix /kɔ̃.te.də.œ̃.a.dis/ (1 から 10 まで数える) une distance de un kilomètre /yn.dis.tɑ̃s.də.œ̃.ki.lo.mɛtʁ/ (1 キロメートルの距離) une distance d'un kilomètre /yn.dis.tɑ̃s.dœ̃.ki.lo.mɛtʁ/ (〃、限定詞 un はエリジオンを許す) une distance de onze kilomètre /yn.dis.tɑ̃s.də.ɔ̃z.ki.lo.mɛtʁ/ (11 キロメートルの距離)
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基数詞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 01:40 UTC 版)
基数詞(cardinal numerals)は、数を数えるときに用いる数詞のこと(1, 2, 3…)。ūnus, duo, trēs、並びに、100台の数詞、ducentī, trecentī, quadringentīなどは形容詞的に用いられ、性と格に一致した格変化をする。mīlle (1000)は単数では格変化しないが、複数(mīlia)では格変化し、組み合わせる名詞は属格で表される。例:mīlia hostium(「数千もの敵」、hostium「敵」が複数属格)、quattuor mīlium(「4000の」、mīlium「千」が複数属格)、cum tribus mīlibus equitum(「3千人の騎兵とともに」、equitum「騎兵」が複数属格)。 1 I ūnus, ūna, ūnum 11 XI ūndecim 21 XXI vīgintī et ūnus 101 CI centum et ūnus 2 II duo, duae, duo 12 XII duodecim 22 XXII vīgintī et duo 200 CC ducentī, ducentae, ducenta 3 III trēs, tria 13 XIII trēdecim 30 XXX trīgintā 300 CCC trecentī, trecentae, trecenta 4 IV quattuor 14 XIV quattuordecim 40 XL quadrāgintā 400 CD quadringentī, quadringentae, quadringenta 5 V quīnque 15 XV quīndecim 50 L quīnquāgintā 500 D quīngentī, quīngentae, quīngenta 6 VI sex 16 XVI sēdecim 60 LX sexāgintā 600 DC sescentī, sescentae, sescenta 7 VII septem 17 XVII septendecim 70 LXX septuāgintā 700 DCC septingentī, septingentae, septingenta 8 VIII octō 18 XVIII duodēvīgintī 80 LXXX octōgintā 800 DCCC octingentī, octingentae, octingenta 9 IX novem 19 XIX ūndēvīgintī 90 XC nōnāgintā 900 CM nōngentī, nōngentae, nōngenta 10 X decem 20 XX vīgintī 100 C centum 1000 M mīlle 2桁の数詞で、接続詞のet(「と」)は省略可能。例:vīgintī ūnus (21), centum ūnus (101)。etは、3語以上の数詞から成る数字では使用されない。例:centum trīgintā quattuor (134)。21から99までの数詞では、10の位と1の位を入れ替えることも可能。例:ūnus et vīgintī (21。文字通りには「1と20」)。1の位が8と9になるときは、1つ繰り上がった10の位からの引き算で表すのが一般的である。例:duodētrīgintā (28。文字通りには「30引く2」), ūndēquadrāgintā (39。文字通りには「40引く1」)。数詞の語順は名詞に対して前置・後置のどちらも可能である。 regnāvit Ancus annōs quattuor et vīgintī 「アンクスは24年間、国を統治した」(quattuor et vīgintī annōsの語順も可能)
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基数詞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/20 06:59 UTC 版)
詳細は「基数詞」を参照 基数詞(きすうし)とは、基数、すなわち分けて数えられるものの個数を表す数詞である。日本語の「いち」「に」「さん」は基数詞である。 インド・ヨーロッパ語族、オーストロネシア語族など、多くの言語では基数詞が安定しており、比較言語学において言語の系統の重要な手掛かりとなるが、中国周辺では漢数詞の借用がよく見られる。タイ語の基数詞は中国語に由来する。日本語・朝鮮語・ベトナム語などでは固有の数詞と漢数詞を併用する。 単独の基数詞は一般に名詞である。日本語・中国語などの多くの言語では、基数詞単独では名詞と結び付かず、助数詞と結び付けて数を数える(例:個数を表す「~個」、人数を表す「~人」)。英語・フランス語などの限定詞を持つ言語では、名詞句と結びついた基数詞は不定の限定詞と見なされる。特に、1 を表す基数詞は不定冠詞の起源である。 大きな数や、小数や負の数の表現も基数詞に含まれる(「命数法」も参照)。
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基数詞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 23:56 UTC 版)
「3つの-」というように数を添える場合、上で述べたように2つまでは名詞の単数形や双数形に変えるだけで1(2)人いる/1(2)つあることを示すのが一般的である。特に強調したい時はインド数字ではなく数字名称を意味するアラビア文字列を形容詞修飾の形で後続させる。 3つ以上では数える対象の名詞に数詞を添えるが、1の位に関しては数えられる対象となる名詞の性別と数詞の性別は逆転するという特徴がある(日本語学習書では対性や極性と訳されている)。たとえば数詞3の名称はثلاثة(thalāthah,サラーサ) だが、これはター・マルブータがついた女性形であり男性名詞を数えるときに組み合わせて使われる。一方数えられる対象の名詞が単数形の場合は男性形の数詞ثلاث(thalāth,サラース)を使う。ただしこの文法規則は諸外国の学習書では異なる説明をされていることが一般的で、ター・マルブータのついたثلاثةを男性形としていることが多い。 上記にある通りのの位でも1ように規則が異なり、男性形は男性名詞に女性形は女性名詞にそれぞれ使われ性が一致する。この規則は11以上の数でも1の位の数には適用されるが、11~19については1の位は1と2が数える対象に性が一致・3~9が逆の性になる一方で、10の位は数える対象となる名詞と性が一致する(ただしعشرةは’asharahではなく’ashrataとش部分にあったaは取れ無母音化する)というあべこべな構造となっている。たとえば男性名詞に13という数詞を添えるときは ثلاثة عشر になり、女性名詞であれば ثلاث عشرة になる。11については1の位が単独で用いる数詞1と異なる。また12についてはاثنان/اثنتان語末のنが取れた上で組み合わされ、かつ双数形の文法にのっとり主格の時と属格・対格の時とで語形が異なる。 なお、10以外で10で割り切れる数、すなわち20、30、40、あるいは100、1000、10000といった数には性の区別はない。 以下に基数の表を示す。なお、単語ごとの性別、および構文はアラビア語表記同様に右から記してある。構文の項における「〜の…活用」は規則活用として解釈した上での変化を便宜的にあらわしたもので、実際のそれぞれの数詞における双数形や複数形とは異なる。また、0は通常、名詞に付して個数や数量の表現に用いることはしないが、基数詞のひとつとして含めた。 算用数字インド数字男性名詞に使われる形女性名詞に使われる形構文綴り単語ごとの性別綴り単語ごとの性別0 ٠ صفر 男 صفرة 女 0 1 ١ واحد 男 واحدة 女 1 2 ٢ اثنان 男 اثنتان 女 2 3 ٣ ثلاثة 女 ثلاث 男 3 4 ٤ أربعة 女 أربع 男 4 5 ٥ خمسة 女 خمس 男 5 6 ٦ ستة 女 ست 男 6 7 ٧ سبعة 女 سبع 男 7 8 ٨ ثمانية 女 ثمان 男 8 9 ٩ تسعة 女 تسع 男 9 10 ١٠ عشرة 女 عشر 男 10 11 ١١ أحد عشر 男 < 男 إحدى عشرة 女 < 女 10 < 1 12 ١٢ اثنا عشراثني عشر 男 < 男 اثنتا عشرةاثنتي عشرة 女 < 女 10 < 2 13 ١٣ ثلاثة عشر 男 < 女 ثلاث عشرة 女 < 男 10 < 3 14 ١٤ أربعة عشر 男 < 女 أربع عشرة 女 < 男 10 < 4 15 ١٥ خمسة عشر 男 < 女 خمس عشرة 女 < 男 10 < 5 16 ١٦ ستة عشر 男 < 女 ست غشرة 女 < 男 10 < 6 17 ١٧ سبعة عشر 男 < 女 سبع عشرة 女 < 男 10 < 7 18 ١٨ ثمانية عشر 男 < 女 ثماني عشرة 女 < 男 10 < 8 19 ١٩ تسعة عشر 男 < 女 تسع عشرة 女 < 男 10 < 9 20 ٢٠ عشرون 男 左に同じ 20(10の複数活用) 21 ٢١ واحد وعشرون 男 < 男 واحدة وعشرون 男 < 女 20(10の複数活用)< و < 1 22 ٢٢ اثنان وعشرون 男 < 男 اثنتان وعشرون 男 < 女 20(10の複数活用)< و < 2 23 ٢٣ ثلاثة وعشرون 男 < 女 ثلاث وعشرون 男 < 男 20(10の複数活用)< و < 3 24 ٢٤ أربعة وعشرون 男 < 女 أربع وعشرون 男 < 男 20(10の複数活用)< و < 4 25 ٢٥ خمسة وعشرون 男 < 女 خمس وعشرون 男 < 男 20(10の複数活用)< و < 5 26 ٢٦ ستة وعشرون 男 < 女 ست وعشرون 男 < 男 20(10の複数活用)< و < 6 27 ٢٧ سبعة وعشرون 男 < 女 سبع وعشرون 男 < 男 20(10の複数活用)< و < 7 28 ٢٨ ثمانية وعشرون 男 < 女 ثمان وعشرون 男 < 男 20(10の複数活用)< و < 8 29 ٢٩ تسعة وعشرون 男 < 女 تسع وعشرون 男 < 男 20(10の複数活用)< و < 9 30 ٣٠ ثلاثون 男 左に同じ 30(3の複数活用) 31 ٣١ واحد وثلاثون 男 < 男 واحدة وثلاثون 男 < 女 30(3の複数活用)< و < 1 32 ٣٢ اثنان وثلاثون 男 < 男 اثنتان وثلاثون 男 < 女 30(3の複数活用)< و < 2 33 ٣٣ ثلاثة وثلاثون 男 < 女 ثلاث وثلاثون 男 < 男 30(3の複数活用)< و < 3 34 ٣٤ أربعة وثلاثون 男 < 女 أربع وثلاثون 男 < 男 30(3の複数活用)< و < 4 35 ٣٥ خمسة وثلاثون 男 < 女 خمس وثلاثون 男 < 男 30(3の複数活用)< و < 5 40 ٤٠ أربعون 男 左に同じ 40(4の複数活用) 50 ٥٠ خمسون 男 左に同じ 50(5の複数活用) 60 ٦٠ ستون 男 左に同じ 60(6の複数活用) 70 ٧٠ سبعون 男 左に同じ 70(7の複数活用) 80 ٨٠ ثمانون 男 左に同じ 80(8の複数活用) 90 ٩٠ تسعون 男 左に同じ 90(9の複数活用) 100 ١٠٠ مائة 女 左に同じ 100 101 ١٠١ مائة وواحد 男 < 女 مائة وواحدة 女 < 女 1 < و < 100 102 ١٠٢ مائة واثنان 男 < 女 مائة واثنتان 女 < 女 2 < و < 100 103 ١٠٣ مائة وثلاثة 女 < 女 مائة وثلاث 男 < 女 3 < و < 100 104 ١٠٤ مائة وأربعة 女 < 女 مائة وأربع 男 < 女 4 < و < 100 105 ١٠٥ مائة وخمسة 女 < 女 مائة وخمس 男 < 女 5 < و < 100 110 ١١٠ مائة وعشرة 女 < 女 مائة وعشر 男 < 女 10 < و < 100 120 ١٢٠ مائة وعشرون 男 < 女 左に同じ 20(10の複数活用)< و < 100 130 ١٣٠ مائة وثلاثون 男 < 女 左に同じ 30(3の複数活用)< و < 100 140 ١٤٠ مائة وأربعون 男 < 女 左に同じ 40(4の複数活用)< و < 100 150 ١٥٠ مائة وخمسون 男 < 女 左に同じ 50(5の複数活用)< و < 100 200 ٢٠٠ مائتان 女 左に同じ 200(100の双数形) 300 ٣٠٠ ثلاثمائة 女 左に同じ 300(100 < 3) 400 ٤٠٠ أربعمائة 女 左に同じ 400(100 < 4) 500 ٥٠٠ خمسمائة 女 左に同じ 500(100 < 5) 1,000 ١٠٠٠ ألف 男 左に同じ 1000 2,000 ٢٠٠٠ ألفان 男 左に同じ 2000(1000の双数形) 3,000 ٣٠٠٠ ثلاثة آلاف 男 < 女 左に同じ 1000の複数形 < 3 4,000 ٤٠٠٠ أربعة آلاف 男 < 女 左に同じ 1000の複数形 < 4 5,000 ٥٠٠٠ خمسة آلاف 男 < 女 左に同じ 1000の複数形 < 5 10,000 ١٠٠٠٠ عشرة آلاف 男 < 女 左に同じ 1000の複数形 < 10 11,000 ١١٠٠٠ أحد عشر آلاف 男 < 男 < 男 左に同じ 1000の複数形 < (10 < 1) 12,000 ١٢٠٠٠ اثنا عشر آلاف 男 < 男 < 男 左に同じ 1000の複数形 < (10 < 2) 13,000 ١٣٠٠٠ ثلاثة عشر آلاف 男 < 男 < 女 左に同じ 1000の複数形 < (10 < 3) 14,000 ١٤٠٠٠ أربعة عشر آلاف 男 < 男 < 女 左に同じ 1000の複数形 < (10 < 4) 15,000 ١٥٠٠٠ خمسة عشر آلاف 男 < 男 < 女 左に同じ 1000の複数形 < (10 < 5) 100,000 ١٠٠٠٠٠ مائة ألف 男 < 女 左に同じ 1000の複数形 < 100 1,000,000 ١٠٠٠٠٠٠ مليون 男 左に同じ 100万(ラテン文字からの転写による)
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