基数的効用と序数的効用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 10:03 UTC 版)
「選好関係」および「尺度水準」も参照 効用の解釈として、基数的効用(cardinal utility)と序数的効用(ordinal utility)とがある。前者が効用の水準に意味があるとするのに対して、後者は各選択肢の効用の大小にのみ意味があるとする点で異なる。両者の違いは、これは効用の可測性の問題として、効用の概念の発生当初から議論の対象であった。現在では、特定の選好関係を表現する効用関数が無数に存在することが知られており、効用の序数的情報のみが問題とされるようになった。
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