京都放送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/18 09:01 UTC 版)
株式会社京都放送(きょうとほうそう、英: Kyoto Broadcasting System Company Limited)は、京都府と滋賀県を放送対象地域とする中波放送(AMラジオ放送)事業と、京都府を放送対象地域とするテレビジョン放送事業を兼営している特定地上基幹放送事業者である。
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注釈
- ^ かつて社名が近畿放送だった頃は「Kinki Broadcasting System」の略称だったが、現社名になってからは「Kyoto Broadcasting System」の略称となっている。「Kinki」も「Kyoto」も頭文字が“K”のため、変化が無かった。
- ^ 2000年代初めまでは、オープニング・クロージングや懸賞等の宛先などのテロップで「KBS京都TV」と表記していた(現在も公式サイト内などで使用。ラジオは「KBS京都Radio」)。
- ^ テレビ情報誌(一部)や神戸新聞、デイリースポーツ、中日新聞滋賀版などの一部の新聞では、局名表記を一般的な『KBS京都』と表記しているが、新聞のラテ欄などでは、(放送内では使用されていないが)京都テレビと表記されることが多い。なお、ラジオについては『KBS京都』『京都 KBS』『京都』と各紙によって表記が異っている。
- ^ 専用郵便番号が導入される前は、お便り等を募集する際の宛先を「京都市上京区烏丸上長者町 KBS京都」と告知していた。
- ^ 近畿放送 取締役会長
- ^ 京都新聞社 社主
- ^ 地上5階・地下1階建ての建物は奥の方にある
- ^ 採用後も一部の放送機材などでは近畿放送時代の旧ロゴがそのまま使われていた。
- ^ 京都信用金庫および京都銀行、京都の政財官界に影響力を持ち、暴力団ともつながりがあったといわれていた。
- ^ α-STATION開局は1991年7月。
- ^ 設立当初は後株で「京都放送株式会社」の表記だったが、今回の変更の際は前株で「株式会社京都放送」の表記となっている。
- ^ a b なお、ラジオは元々フジサンケイグループの文化放送・ニッポン放送とネットワーク (NRN) を結んでいる上に、関西テレビはもともとラジオ単営時代にラジオ関西など他社との共同出資で設立されたという縁がある。
- ^ 発覚は2008年2月の新聞報道だった。
- ^ 以前は一部番組を除きCM明けに1分間、画面右上に「アナログ」テロップを表示していた。
- ^ プロ野球のナイター中継のみ、当初はラジオ日本から土・日曜に限ってネットしていた(1978年・昭和53年よりNRNのナイターに変更された(また、同年4月に、深夜1時以降の『オールナイトニッポン』もネット受けを開始した)。
- ^ 毎週日曜日25:00 - 29:00は、メンテナンスのため放送休止となる。以前は日曜は2:00、あるいは0:00に放送を終了していた。
- ^ 放送休止中の28:30以降の試験電波発射時の音楽の合間には、木村寿伸アナウンサーの声で「こちらは京都放送KBS京都ラジオです。京都久御山からはJOBR周波数1143kHz出力20kw、舞鶴からはJOBO周波数1215kHz出力2kw、福知山からはJOBE周波数1485kHz出力100w、滋賀からはJOBW周波数1215kHz1kw、比叡山FM補完中継局からは周波数94.9MHz出力3kwで機械調整のため試験電波を発射しています。」という局名告知が数回入る。(かつてこの告知は『マイ・シャイニー・タウン』の後に流れており、BGMにフランク・ミルズ「詩人と私」が使われていた。)その後、5時の放送開始直前には、尾崎亜美が歌うイメージソング『マイ・シャイニー・タウン』がフルコーラスで流れ、「おはようございます。こちらは京都放送KBS京都ラジオです。京都久御山からはJOBR周波数1143kHz出力20kw、舞鶴からはJOBO周波数1215kHz出力2kw、福知山からはJOBE周波数1485kHz出力100w、滋賀からはJOBW周波数1215kHz1kw、比叡山FM補完中継局からは周波数94.9MHz3kwでお送りしています。今日も一日KBS京都ラジオをお楽しみください。」という局名告知が入り放送が始まる。
- ^ 現在の周波数に変わるまでは1062kHzだった。
- ^ 以前は出力が1kWであった。
- ^ a b 舞鶴放送局と滋賀放送局は周波数が同一であるため、いずれかで独自放送が行われる際には混信することがある。
- ^ 1983年12月15日に現在の周波数に変更。それまでは、1110kHz(1960年5月25日 - 1978年11月22日)→1107kHz(1978年11月23日 - 1983年12月14日)で送信していた。
- ^ サンテレビ制作の野球中継をネットする日は、3 - 4時台にかけても放送が続くことがある。
- ^ 1969年(昭和44年)のテレビ開局以来40年間にわたり、お天気カメラなどのフィラーは一切行なわれていない。
- ^ 特に韓国ドラマは、全話終了後に別枠で再放送をしている。ただし、韓国ドラマは字幕版。
- ^ 『mitaテクノピア』や『パソコンサンデー』などの例外あり。
- ^ 中継局経由で視聴する亀岡市以北のみならず京都市の市街地で生駒山方向にアンテナを立てている(NHK大阪総合テレビが視聴できる)場合にも視聴できない世帯も存在する。また京都市・宇治市・亀岡市を中心とした京都府南部ではケーブルテレビでの区域外再放送を使って視聴する世帯も多数存在する(北部では地形や電波性質上の関係で受信ポイントを介しても受信困難な地域が多いため、ほとんど再放送されていない<笠置ケーブルテレビ、与謝野町有線テレビが該当。eo光テレビについても一部はそれに該当>)。
- ^ 主にキー局制作の作品だが、何度かWOWOWの作品やOVA、海外の作品を放送したこともあった。もっぱら月曜日から金曜日まで、3番組を連続して編成していたが、2000年(平成12年)秋より数を減らしていた。
- ^ 在京キー局(特にテレビ朝日とフジテレビ制作)の番組については、番組の放送終了後すぐに放送時間や曜日を変え第1話に遡り、再放送を数回繰り返すヘビーローテーション形態の番組が多かった。
- ^ この時期はサンテレビで『らいむいろ戦奇譚』の放送時刻について問題が起きた時期と重なる。
- ^ サンテレビのみの場合や、本局とサンテレビの両方でネットされることもあるが、現在は本局のみでネットされる事例は減っている(2014年現在、竹書房制作のミニアニメなどに事例あり)。
- ^ 例として、『アニメ魂』(末期は『アニメスピリッツ』)枠の作品は初期の頃のみ土曜日の朝に本放送され、2005年(平成17年)6月までは深夜帯で一つ前の作品の再放送も行われていた。
- ^ 2005年(平成16年)1月から2006年(平成18年)7月までを除く。ただし、日中の番組(『とっとこハム太郎』と『ポケットモンスター』)ではこの期間中も表示。また、2009年(平成21年)10月21日から2010年(平成22年)7月5日までは深夜帯の番組では表示していなかった。
- ^ 1983年に運用が終了した旧中継局は52chで送信されていた。
- ^ 大阪府の一部の地域ではデジタル放送(もしくはアナログ放送も)の再送信を行なっていないことがある。なお、eo光テレビと提携している奈良県のKCNについては、先述のようにデジタル放送を含めて配信している。サービス開始当初は、大阪市の北部(北区以北)や滋賀県内ではデジタル初期は再送信されていなかったが現在は大半の地域で再送信されている。
出典
- ^ a b c d e f g 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2019』コーケン出版、2019年11月25日、379頁。
- ^ 基幹放送事業者の議決権保有状況等 地上系放送事業者 - 総務省電波利用ホームページ
- ^ “スタジオ内で撮影の画像”. 2020年5月30日閲覧。
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2009』コーケン出版、2009年11月27日。
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2015』コーケン出版、2015年11月20日、363頁。
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2016』コーケン出版、2016年11月25日、370頁。
- ^ 日本民間放送連盟『日本放送年鑑'78』洋文社、1978年12月、234頁。
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑'92』コーケン出版、1992年11月、339頁。
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2003』コーケン出版、2003年11月、362頁。
- ^ KBS京都の番組メールアドレスが変わります!
- ^ ワイドFM 94.9MHz
- ^ KBS京都、4月2日からワイドFM 94・9メガヘルツ 京都新聞 2018年3月16日、同21日閲覧。
- ^ 9.京都放送労組、回答日9日に誠実に回答せよ!(地連情報) - 民放労連近畿地方連合会(2012年10月31日閲覧) ※京都放送労働組合『組合ニュース』 No.11-200 (6866) 2011年11月4日付より抜粋。
- ^ POWER FILE ⭐︎1143 vol.862
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