山口放送
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山口放送株式会社[1](やまぐちほうそう、英: Yamaguchi Broadcasting Co., Ltd.[3])は、山口県を放送対象地域とした中波放送(AM放送)事業とテレビジョン放送事業を行っている特定地上基幹放送事業者。
注釈
- ^ a b 隣接する周南市徳山動物園・周南市文化会館一帯を含めた地区名である『周南市公園区』で案内されることが多い。
- ^ 「山口放送三十年史」では、山口放送はあくまでも「日本テレビ系列局」であるとして、1978年当初はニュースネットワークとしてのANNには加盟していない、としていた一方、1983年9月30日付「毎日中学生新聞」の新番組案内別刷りでは、「ANN加盟20社」の中に山口放送も掲載されていた。
- ^ AMについては既に中国放送や南海放送などでも同期放送を行っているがこれは異なる場所にある送信所から、周波数や位相を精密に制御した放送波を送出することにより、あたかもひとつの送信所から送出されたかのようにするもの。1局で基準信号を作りこれを分配する従属同期、原子時計などによりそれぞれの局で基準信号を作る独立同期とよばれる方式などがある。
- ^ 韓国・ロシア波の影響を受けやすいことと[37]、山岳部などが多いわりに中波局の出力が弱いため聴取が難しいことがあげられる。
- ^ エフエム山口では長門中継局の81.6MHzと、美祢中継局の81.5MHzが隣接しており、干渉エリアでは受信できない事態が発生したことから、長門中継局の周波数変更を余儀なくされた。
- ^ 山口県には中心となる都市がなく、自動車での長距離移動が多くなる傾向がある。このため、運転中に周波数を逐一変えていると安全上の問題が生じることが懸念された[37]。事実、FM波としては先発となるエフエム山口では周波数にバラツキがある。
- ^ IBC岩手放送、茨城放送、新潟放送、北陸放送、福井放送、東海ラジオ放送、南海放送、RKB毎日放送(RKBラジオ)、九州朝日放送(KBCラジオ)、長崎放送(NBCラジオ佐賀)、熊本放送、南日本放送。
- ^ NRN『ランチリクエスト』ネットワークセールスCM処理枠。
- ^ 『お昼はZENKAI ラヂオな時間』の後身番組。
- ^ 旧『朗読のミカタ』廃止後のJRNネットワークセールスCM処理枠。
- ^ ナイターシーズンは月曜18:30 - 19:00、ナイターオフシーズンは土曜18:30 - 19:00
- ^ 2022年4月にヤスベェのあした「転機」になぁれ!から改題、2023年3月までは日曜17:00-17:30で放送。
- ^ a b 『ボートレース中継』が16:30 - 16:55に入る場合、『昭和歌謡セレクション』は休止。20:30 - 21:00に入る場合は『昭和歌謡コレクション』『くるまのことラジオ』を休止し、『SnowManの素のまんま』をスライド。
- ^ 2021年1月8日の放送開始から2023年3月25日までは土曜21:30-22:00で放送
- ^ 2021年は土曜18:00-18:10、日曜6:55-7:00、日曜8:55-9:00(『ONE-J』に内包)
- ^ 深澤朝香と藤澤達弥
- ^ 24時間テレビと連動させるが24時間テレビと銘打たないものや、ローカルニュースで扱う局がほとんど。南海放送の『和彦・はつみの青春シャッフル』→『24時間テレビ協賛 ヒコヒコジョッキー「ラジオマンの憂鬱」サマースペシャル』程度である。
- ^ テレビ山口二十年史によれば、残りの3系列クロス局として開局したTYSは営業面のみならず、視聴者からも「福岡波が見られるため必要ない」との声もあり、特に下関方面は苦労したという[要ページ番号]。
- ^ 左は読売新聞1964年9月28日西部本社テレビ欄
- ^ 北九州市のみならず、山口県内においても関門テレビ局の開局後も引き続き北九州の先発局(皿倉山)へアンテナを向けた世帯が大多数であった。このため、山口放送は下関市・北九州市一円で一般視聴者を対象に受信アンテナ対策(折込チラシによる告知、無料でのアンテナ設置サービス)を実施、特に門司・小倉ではアンテナ設置サービスに力を入れた。(『山口放送三十年史』p.88)
- ^ 1964年9月時点の関門局の番組編成は、徳山本局と比べて日本テレビ系からのマイクロネットは少なく、他系列については徳山局とほぼ同じで、それに代わり自主的なフィルム番組が半数に至る(徳山本局は平均並み)編成であった。(東京放送のあゆみ・1965年東京放送)
- ^ 毎日新聞1983年8月5日西部本社テレビ欄(写真左下)。午前11時15分、山口放送が関門テレビ向けに独自番組を放送することがわかる。
- ^ 特に『11PM』は日本初の深夜ワイドショーということもあり、日本テレビは特に打ち切り回避を求めていた。
- ^ 同様の例は朝日放送でもあり、テレビ朝日制作の『ザ・23』を打ち切って『ナイトinナイト』を立ち上げたのは同様の理由。
- ^ 放送中の番組を録画しつつ数十分遅れで放送させる装置。現在の家庭用レコーダー等でも使用されている追っかけ機能の放送機器版。「山口放送三十年史」によれば、2つのリールテープ(片方はカラのもの)を装置にはめ込み、片方のリールでFNSのネットワーク上に流れてくる『プロ野球ニュース』を録画し、山口放送側の放送時間になったら、右側のリールを回転させながらオンエアに乗せる、というもの。
- ^ ただし、一部のテレビ朝日系番組は引き続きテレビ山口でそのまま放送を継続した。
- ^ 読売テレビなど一部は時差ネット
- ^ 1965年から1969年の福岡放送開局までの間、福岡県にNNS/NNN系列がなかったため、それを補完する意味で放送された。
出典
- ^ a b c d e f g h i j k 会社概要 - 山口放送
- ^ 山口放送のあゆみ - 山口放送
- ^ a b c d e f g h i j k l m 山口放送株式会社『第67期(令和4年4月1日 - 令和5年3月31日)有価証券報告書』(レポート)2023年6月30日。
- ^ a b c 周波数一覧 - 山口放送
- ^ 写真アルバム 周南・下松・光の昭和 樹林社 210頁
- ^ 「放送日誌(54年12月)」『月刊民放』1980年3月号、日本民間放送連盟、50頁。
- ^ KRYラジオ【公式】 - 2015年7月21日
- ^ パソコン・スマホでKRYラジオが聴ける!radiko.jp KRY山口放送
- ^ “新着情報 - Topics”. 株式会社営放プロデュース. 2022年5月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月13日閲覧。
- ^ “AMからFMへ エフエムKRY”. KRY山口放送. 2024年2月5日閲覧。
- ^ 山口放送株式会社『第67期(令和4年4月1日 - 令和5年3月31日)有価証券報告書 株式等の状況』(レポート)2023年6月30日。
- ^ “有報リーダー”. Lafla. 2016年1月1日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2015』コーケン出版、2015年11月20日、401頁。
- ^ 日本民間放送連盟『日本放送年鑑'78』洋文社、1978年12月、283頁。
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑'92』コーケン出版、1992年11月、391頁。
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2003』コーケン出版、2003年11月、414頁。
- ^ 山口放送大津島ラジオ送信所・無線局免許状 - 総務省
- ^ 2012年04月度 - 山口放送番組審議会
- ^ FM補完放送 エフエムKRY
- ^ a b AMラジオ放送のFM補完中継局に 関する資料 (PDF) - 2019年3月27日 総務省情報流通行政局地上放送課、p.6
- ^ 山口県内のAMラジオ難聴対策でFM補完中継局に予備免許 - 中国総合通信局 2015年6月16日
- ^ 下関市及びその周辺地域でAMラジオの難聴が解消 <山口放送のFM補完中継局の免許を付与> - 総務省中国総合通信局 2017年5月15日
- ^ 山口市阿東地区でFM補完放送を実施 < FM放送によりAMラジオの難聴を解消 > - 総務省中国総合通信局 2017年9月20日
- ^ 宇部市及びその周辺でFM補完放送が始まります - 総務省中国総合通信局 2018年4月11日閲覧。
- ^ 山口市の一部地区でFM補完放送が始まります - 総務省中国総合通信局 2018年12月5日閲覧。
- ^ 山口県周防大島町の一部地区でFM補完放送が始まります - 総務省中国総合通信局 2018年12月5日閲覧。
- ^ 広島県及び山口県内のAMラジオ難聴地域をFM方式で解消 - 中国総合通信局 2014年12月1日
- ^ 山口県美祢市周辺のAMラジオ難聴地域をFM方式で解消 - 中国総合通信局 2015年2月13日
- ^ 山口県下関市豊浦地区でFM補完放送を実施< FM放送によりAMラジオの難聴を解消 > - 総務省中国総合通信局 2017年10月20日
- ^ 萩市須佐田万川地区でFM補完放送が始まります 〈山口放送株式会社のFM放送補完中継局に免許〉 - 総務省中国総合通信局 2018年9月15日閲覧。
- ^ お昼はZETTAIラジTIME
- ^ 山口放送では本日(7/20)より豊北エフエム実験局の試験運用を開始しました・・・ - KRYラジオ2020年7月20日16:32
- ^ 放送技術 75巻2022年5月号
- ^ 山口放送では、本日9/16より、「錦エフエム実験局」の試験放送を開始しました。・・・ - KRYラジオ2022年9月16日15:16
- ^ FM同期放送システムとは|日本通信機
- ^ 特許6196277 同期放送システム、送信装置 - 知財ポータルサイトIP Force
- ^ a b 山口発「電波維新」 技術革新が生むラジオ回帰への期待 - 産経新聞(2020年12月2日)、2022年9月18日閲覧
- ^ 『「地域公共ネットワーク等強じん化事業費補助金」及び「無線システム普及支援事業費等補助金」の交付を決定』(プレスリリース)総務省中国総合通信局、2015年6月8日 。2016年12月29日閲覧。
- ^ 山口放送のワイドFM整備状況と今後について
- ^ @kryradio (2020年8月4日). "豊北FMは実験局であって放送局ではないのでこういうエリア図には掲載しないです。…". X(旧Twitter)より2023年8月12日閲覧。
- ^ “民放AMラジオ44局が2028年秋までにFM化へ、在京3局はAM停波も目指す”. 日経XTECH (2021年6月15日). 2023年11月3日閲覧。
- ^ “AM局の運用休止に係る特例措置に関する基本方針(案)に対する意見募集の結果及び同基本方針の公表”. 総務省 (2023年3月9日). 2023年11月3日閲覧。
- ^ 『地上基幹放送局の再免許等の申請受付結果』(プレスリリース)総務省、2023年8月7日 。2023年11月3日閲覧。
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- ^ “民放AMが山口&佐賀から消える 総務省の実証実験、早ければ来年2月から”. J-CASTニュース (2023年9月18日). 2023年11月3日閲覧。
- ^ “休止予定のAM局”. 総務省 (2023年10月31日). 2023年11月3日閲覧。
- ^ テレビはテレビ山口が放送。
- ^ 19年度連続3冠YBC・16年KRY 日テレ系、FCT・NKTらGP2冠など 2012年4月5日(木) 第57巻 第13785号 日刊合同通信。
- ^ 放送お騒が史1960~1969――局や局員の事件事故・規制・放送中止・不祥事・テレビ珍事件を読む放送年表。
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- ^ 山口放送デジタルテレビジョン親局送信所・無線局免許状 - 総務省
- ^ a b 「四 ネットワークが決まるまで」『山口放送三十年史』pp.61-63
- ^ a b 「二 宿願六年関門四チャンネルを獲得『山口放送三十年史』pp.80-81
- ^ 『山口放送三十年史』p.84(1962年4月1日付『防長新聞』番組表を掲載)
- ^ 『山口放送三十年史』p.100
- ^ 『山口放送三十年史』p.88
- ^ 『山口放送三十年史』pp.88-89
- ^ 堺政郎『そして、フジネットワークは生まれた 日本有数のネットワーク、成長・発展の時代から挑戦の日々へ』扶桑社、2020年1月10日 p.105
- ^ 『山口放送三十年史』p.89, p.226
- ^ 日本テレビ放送網株式会社社史編纂室 編『大衆とともに25年 沿革史』日本テレビ放送網、1978年8月28日、186頁。NDLJP:11954641/106。
- ^ 日本テレビ放送網株式会社社史編纂室 編『大衆とともに25年 沿革史』日本テレビ放送網、1978年8月28日、137頁。NDLJP:11954641/81。
- ^ 『山口放送三十年史』p.241
- ^ 『山口放送三十年史』p.170
- ^ 『山口放送三十年史』山口放送、1987年6月 p.242
- ^ 『山口放送三十年史』pp.202-203, pp.357-359, pp.379-380
- ^ 『山口放送三十年史』p.360, p.552
- ^ a b 『山口放送三十年史』山口放送、1987年6月 pp.243-245
- ^ ローカル局の知恵「テレビ番組遅延装置の開発」『山口放送三十年史』山口放送、1987年6月 pp.436-437
- ^ 出典:山口放送三十年史
- ^ “KRYテレビ 基本番組表”. 山口放送. 2022年12月11日閲覧。
- ^ ジョイ企画
- ^ 中国新聞、1964年11月3日・4日、テレビ・ラジオ欄。4日には「アンテナ」に番組の寸評を掲載。
- ^ 『朝日新聞西部版朝刊』1993年3月31日、4月1日、2日、5日 テレビ欄
- ^ a b 西日本新聞、1973年6月2日(土曜日)、16ページ、テレビ・ラジオ欄。
- ^ https://www.city.iwakuni.lg.jp/site/myiwakuni/22215.html
- ^ アナウンス室 - 山口放送
- ^ “磯野恭子さん死去 83歳 山口放送で反戦番組”. 中国新聞 (中国新聞社). (2017年8月3日) 2017年9月23日閲覧。
- ^ “訃報:磯野恭子さん 83歳=前岩国市教育長、元KRY山口放送常務取締役”. 毎日新聞山口東版 (毎日新聞社). (2017年8月3日) 2017年9月23日閲覧。
山口放送(KRY)
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山口放送(KRYラジオ)におけるタイムスケジュールは下記の通り。 月曜 - 金曜 5:15 - 5:25:さわやか世の光(太平洋放送協会) 5:25 - 5:30:心のともしび 土曜 5:15 - 5:25:さわやか世の光 5:25 - 5:30:心のともしび 日曜 5:30 - 5:45:浄土真宗親鸞会の時間 6:00 - 6:10:西本願寺の時間 6:35 - 6:50:天理教の時間
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