よみうり‐しんぶん【読売新聞】
読み方:よみうりしんぶん
読売新聞グループ本社傘下の新聞社3社が発行する日刊全国紙。グループ本社は東京都千代田区大手町にある。明治7年(1874)子安峻(こやすたかし)らが東京で創刊。昭和17年(1942)「報知新聞」を合併。昭和27年(1952)「大阪読売新聞」を発刊、翌昭和28年(1953)題字を「読売新聞」に統一。プロ野球球団、読売ジャイアンツを保有する。朝刊販売部数は約664万部(2022年下期平均)。
[補説] 読売新聞の部数の推移
2010年…1002万部
2011年…996万部
2012年…994万部
2013年…987万部
2014年…926万部
2015年…914万部
2016年…895万部
2017年…873万部
2018年…834万部
2019年…794万部
2020年…738万部
2021年…704万部
2022年…664万部
(各年の下期平均部数)
読売新聞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/30 05:58 UTC 版)
読売新聞(よみうりしんぶん、題字: 讀賣新聞、英: The Yomiuri Shimbun)は、読売新聞東京本社、読売新聞大阪本社および読売新聞西部本社が発行する新聞[3]。朝刊発行部数は663万部[4]と国内首位の発行部数を誇る代表的な日本の全国紙である。デジタル版(ニュースサイト)として「読売新聞オンライン」が存在する。
注釈
- ^ 2019年4月度ABC部数の最も大きい減少は読売新聞で、1ヵ月約6万部、1年約42万部減である。[1]
- ^ 社長就任前は、横浜税関の翻訳官を務め、『横浜毎日新聞』の記者でもあった。
- ^ 1951年8月に朝刊に移動。
- ^ 報道協定を参照。
- ^ a b 夕刊のスクリーントーンは夕刊創刊時〜1993年11月30日までは東京本社、および東京本社傘下の北海道・北陸両支社版のみで、バックに灰色と白の縦じまを入れていたものであった。1993年にカラー化が本格的に進むと、同年12月1日付より大阪本社・西部本社を含めて夜をイメージする薄い青紫色に白の縦じまを入れたトーンが採用された。題字へのトーン廃止後は発行所(札幌、東京、高岡、名古屋、大阪、福岡)を記載する欄にトーンの配置を変更。朝刊は黄土色、夕刊は薄い青紫色のバックを使っている。
- ^ 2009年5月31日付までは西部本社管轄の北九州工場で印刷されていたが、輸送上の問題から大阪本社管轄の尾道工場の印刷に切り替えた。
- ^ 全国紙では産経新聞が東京本社管内で2002年3月末、毎日新聞が北海道支社管内で2008年8月末、朝日新聞が西部本社管内で2010年3月末に佐賀県と大分県、2012年3月末に福岡県と山口県のそれぞれ一部で夕刊を休廃止した例がある。また朝日新聞は名古屋本社管内の土曜日付夕刊発行を2012年10月中旬で休止した。
- ^ 川鉄・川重とも登記上本店は神戸市である。なお川鉄はその後NKKと統合、JFEスチールとなって以後、登記本店を東京都千代田区に移している。
- ^ 実際に川崎重工がチームの広告看板スポンサーに就いたこともあった。現在はヴィッセル神戸の広告看板スポンサーに就いている。
- ^ なお、当時のヴェルディ川崎が本拠地を置いていた川崎市は他に富士通サッカー部、東芝サッカー部(いづれもJFL=当時のJリーグの2・3部に当たる組織)が本拠地としていたが、前者は「富士通川崎FC」を経て現在の川崎フロンターレとなり1999年にJリーグに加盟。東芝は1996年に本拠地を北海道札幌市に移し、北海道コンサドーレ札幌となって、1998年にJリーグに加盟している。
- ^ 1995年で解消。その後は横浜市にホームタウンを統合。
- ^ 1998年に横浜Fが横浜Mに吸収される形で統合され、現在は横浜F・マリノスである。なおフリューゲルスのサポーター有志により、改めて横浜FCが設立。JFL(当時のJリーグの3部に当たる組織)への特例参加を経て2001年にJリーグに参加している。
- ^ 2020年3月までは岩手日日新聞社の関連会社「青森高速オフセット」への委託だったが、運営会社の事業譲渡により同4月から読売新聞東京本社に移譲。10月に社名を変更し事実上の直営化となった。
- ^ 凸版印刷系の工場で印刷。
- ^ 十勝毎日新聞の工場にて印刷。
- ^ a b 岩手日日新聞社の関連会社の工場(仙台高速オフセット、栃木高速オフセット)で印刷。
- ^ a b アサガミプレスセンターの工場で印刷。
- ^ a b 光村印刷の工場で印刷。
- ^ 朝日プリンテック船橋工場にて印刷。
- ^ 新潟日報社黒埼本社内にある印刷センターにて印刷。
- ^ 「北日本新聞・創造の森 越中座」にて印刷。2011年3月21日に、それまで高岡工場(北陸支社内)で印刷していた石川・富山両県発行分の印刷を引き継いだ(それと同時に最終面左下隅での表記も「北陸」から「富山」に変更となった)。
- ^ 宮崎日日新聞社佐土原センターにて印刷。2019年7月から、これまで鳥栖工場で印刷していた宮崎・鹿児島両県発行分の印刷を引き継いだ。
- ^ その他の全国紙では、産経新聞が東京本社管内の夕刊が2002年3月30日に、毎日新聞が北海道支社管内の夕刊が2008年8月30日にそれぞれ休廃止された例がある。また朝日新聞は名古屋本社管内の土曜日の夕刊発行が2012年10月13日をもって休止された。
出典
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- ^ 「メガ文字」3月31日スタート
- ^ 読売新聞とウォール・ストリート・ジャーナル紙が提携 読売新聞、2009-02-27閲覧。[リンク切れ]
- ^ 読売新聞のニュースリリースより[リンク切れ]
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- ^ 本社「適正報道委員会」を新設 正確・信頼の紙面追求 及び2014年11月12日13S版1面
- ^ 読売新聞2014年12月1日13S版1面
- ^ 共同通信 (2018年12月31日). “読売新聞、きょうから値上げ 朝夕刊セットで4400円に - 共同通信 | This Kiji”. 共同通信. 2019年1月3日閲覧。
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- ^ 読売記者、ネット情報だけで記事 休職1カ月処分 金沢
- ^ 読売新聞記者が記事を捏造
- ^ 読売記者が中国新聞盗用 野球コラム酷似、謝罪
- ^ 読売記者が記事盗用 中国新聞のプロ野球コラム
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- ^ 東電社長に築舘氏…赤字1・5兆、清水氏引責
- ^ 東電、赤字1兆2千億円…社長は西沢常務が昇格
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- ^ 小沢氏側近の山岡氏が初入閣、鹿野農相は再任
- ^ 誤算の「岡田玉突き」=藤井氏の説得不調-閣僚人事、時事通信社
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- ^ 【独自】文在寅氏の五輪中来日で調整…韓国側は首脳会談を希望、日本側は慎重姿勢 読売新聞オンライン
- ^ 韓国・文大統領の来日報道「事実はない」 加藤官房長官 産経新聞
- ^ 【独自】18歳以下に10万円支給へ…政府・与党、所得制限設けず 読売新聞オンライン
- ^ 高市早苗政調会長、18歳以下の給付金報道を否定 公明の目玉公約に調整難航も Sirabee
- ^ 島津製作所、空自向け部品製造から撤退へ…低収益で防衛事業の継続困難読売新聞オンライン
- ^ お知らせ 本日の一部報道についてSHIMADZU
- ^ 都築陵佑 (2022年11月23日). “メタバースを巡る「セクハラ」の実情 メディアの“過剰報道”に寄せて”. KAI-YOU.net. 2022年11月25日閲覧。
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- ^ Truman Library - Truman Papers: Psychological Strategy Board Files
- ^ CIA Records - Name Files
- ^ Research Aid: Cryptonyms and Terms in Declassified CIA Files Nazi War Crimes and Japanese Imperial Government Records Disclosure Acts (PDF)
- ^ 有馬哲夫『日本テレビとCIA : 発掘された「正力ファイル」』(新潮社 、2006年)ISBN 4-10-302231-0 ISBN 978-4-7966-8475-0
- ^ 朝日からウィキペディア修正820件! 厚労省の8倍の仰天事実 - Jcastニュース2007/9/12
- ^ 裁判員に読売新聞が取材 裁判員法に抵触のおそれ
- ^ 裁判員法:抵触か 奈良の裁判員に読売記者が取材
- ^ 地裁所長、読売新聞に抗議=裁判員取材の記事掲載問題―奈良
- ^ 裁判員を取材 読売新聞に抗議
- ^ 読売に地裁が抗議文 裁判員取材「誠に遺憾」
- ^ 裁判員取材の読売新聞に奈良地裁が抗議
- ^ 「読売新聞1面に期待していたのに」 巨人の「お家騒動」ほぼ無視でガッカリ
- ^ popstyle 夕刊購入方法 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
- ^ “聖教新聞の配達を読売新聞が担当することになったワケ 学会と読売に聞くと…”. デイリー新潮 (2020年4月28日). 2020年4月28日閲覧。
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