郵便報知新聞とは? わかりやすく解説

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ゆうびんほうち‐しんぶん〔イウビンホウチ‐〕【郵便報知新聞】


報知新聞

(郵便報知新聞 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/28 16:06 UTC 版)

報知新聞』(ほうちしんぶん)は、かつて日本で発行されていた日刊新聞の題号。1872年明治5年)に創刊された郵便報知新聞が前身。明治末から大正期にかけて「東京五大新聞」の一角を占めた有力紙の一つで、直営販売店制度の開始、日本初の新聞写真の掲載、日本初の女性ジャーナリストの採用や箱根駅伝の創設など、新聞史・社会史に大きな足跡を残した。第二次世界大戦後はスポーツ紙スポーツ報知」となった。


注釈

  1. ^ 当時は夕刊のみで発行されていた
  2. ^ 戦後に夕刊紙「新報知」として復刊後は次の23585号から紙齢を再開している(東京と大阪の紙齢はこれに当たる)。なお讀賣報知に改題されていた時期は、読売新聞創刊当初からの号数を紙齢としてカウントし、これは分離後の読売新聞東京本社版に引き継がれている
  3. ^ 同様に経営統合で題字消滅した東京日日新聞も昭和20年代に類似の経過を辿っている。(1945年「民報」創刊、1947年「東京民報」に改題、1948「東京日日新聞」に改題。1951年娯楽主体に変更したが、1955年休刊)

出典

  1. ^ 深田一弘「新聞におけるカラー印刷の進展と現状」『紙パ技協誌』第53巻第7号、紙パルプ技術協会、1999年、834-844頁、2019年11月4日閲覧 
  2. ^ a b 大隈重信、原敬、犬養毅3総理輩出も、1942年に一度報知は「終焉」を告げた…創刊150周年 報知あの時(2)(2022年12月7日・スポーツ報知)


「報知新聞」の続きの解説一覧

郵便報知新聞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 13:55 UTC 版)

錦絵新聞」の記事における「郵便報知新聞」の解説

日刊紙郵便報知新聞を元に作成され錦絵版「郵便報知新聞」 版元絵草子屋「恵比寿屋錦曻堂」熊谷庄七 絵師月岡芳年文章筆者松林柏円三遊亭円朝など 紫の題号部分の赤い背景色文章上部コラム形式、が基本形明治8年1875年)『郵便報知新聞錦絵発行開始芳年錦絵は、背景まで写実的に細かく書き込まれ文章部分錦絵部分明確に区分されていた。このほか、郵便報知新聞をもとにした豊原国周錦絵シリーズ残されている。

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郵便報知新聞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 16:18 UTC 版)

報知新聞」の記事における「郵便報知新聞」の解説

1872年明治5年7月15日6月10日 (旧暦))、前島密らによって「郵便報知新聞」が創刊された(会社設立はその翌年会社名は「報知社」)。草創期には旧幕臣の栗本鋤雲主筆務め藤田茂吉矢野龍渓文雄)らの民権運動家が編集携わったり、寄稿行ったりした。1877年明治10年)に西南戦争勃発すると、当時記者であった犬養毅による従軍ルポ戦地直報」を掲載している。 1881年明治14年)、矢野龍渓大隈重信と謀って同社買収犬養毅尾崎行雄らが入社し立憲改進党機関紙となった当時記者だった原敬はこれに反発して退社している。 政論新聞大新聞)は自由民権運動退潮とともに人気低下1886年明治19年)に同社迎えられ三木善八は漢字制限小説連載など行い新聞大衆化を図ることになる。

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