むらい‐げんさい〔むらゐ‐〕【村井弦斎】
村井弦斎
村井弦斎(むらいげんさい,1864-1927)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 06:49 UTC 版)
「「うま味」を発見した男」の記事における「村井弦斎(むらいげんさい,1864-1927)」の解説
文久3年、三河吉田藩士村井清の子として生まれる。明治4年に一家とともに上京した。明治5年に東京外国語学校に入学したが、健康を害し、東京外国語学校露西亜語科を中退。明治17年20歳で渡米。帰国後、報知新聞客員となり、明治から大正にかけて著述家として活躍した。なかでも報知新聞に連載した『食道楽』は、グルメ小説の先駆けとして空前のベストセラーとなった。人気のグルメ作家となった弦斎は、晩年『食道楽』の印税で神奈川県平塚市に居住し、屋敷の広大な敷地に和洋の野菜畑や果樹園、ニワトリ・ヤギ・ウシの飼育小屋などを構築し、多くの食材を自給自足した。
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