自給自足
自給自足とは、自給自足の意味
自給自足(じきゅうじそく)とは、生活などに必要な物資の用意を外部に求めることなく、自ら生産してまかなうこと、あるいは、それで生活が満ち足りているさま。生活を意味する語。要は、既製品を購入するのではなく、自分で作ったり自然の中から採取したりする生き方。たとえば自分で米や野菜を作る、山川から山菜・薪・川魚などを得る、衣服や家具を自作する、といった営みが「自給自足」の典型といえる。個人の営みだけでなく、たとえば国や貿易に依存せず国内生産だけで市場を維持できているような状況を指して用いることもできる。
自給自足の語の由来・語源
自給自足は「自給」と「自足」という類義語を並べた構成の熟語と解釈できる。「自給」は「自ら獲得する」ことを、「自足」は「自分で間に合わせて(足りて)いる」ことを意味する。自給自足の語の使い方(用法)、例文
自給自足は、名詞およびサ変動詞として扱われる。つまり「自給自足の生活」ともいえるし「自給自足する」ともいえる。自給自足の類語と使い分け
自給自足の類語としては、「他人に依存せず独力で何とかする」という意味で「自活」「自主独立」「独立独歩」などが挙げられる。ただし、いずれも精神的独立のニュアンスが色濃く、かつ「物的に充足している」というニュアンスが希薄といえる。自給自足の英語
自給自足の英語表現としては「self-sufficiency」が挙げられる。これは「自立」とも「時給自立」とも訳されるが、self-(自ら)sufficiency(充足する)ということで「自給自足」の意味で使える。じきゅう‐じそく〔ジキフ‐〕【自給自足】
自給自足
自給自足
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 08:07 UTC 版)
神宮の神事で用いられる御物の多くは氏子や職員の手によって作られ、自給自足が行われる。以下に記すものが神饌として奉げられる主要な作物などの調達方法である。
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自給自足
「自給自足」の例文・使い方・用例・文例
自給自足と同じ種類の言葉
品詞の分類
名詞およびサ変動詞(暮し) | 喫煙 陸棲 自給自足 自足 逆剃り |
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