自給自足へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 03:08 UTC 版)
「宇宙移民」も参照 今日の宇宙食は、地球上で作られた食材を地球上で加工し、それを宇宙船に積んで打ち上げているが、さらに人類が長期間宇宙に滞在するようになれば、宇宙食は地球から運搬するのではなく、宇宙で自給自足する必要が出てくる。そのため、宇宙空間で生物や植物を育てる試みは宇宙開発の初期から行われてきている。 この考えをさらに延長して、完全に隔離された空間に植物や生物を閉じこめ、孤立した生態系で自給自足の生活を行うことができるかという実験(→ バイオスフィア2)が、地上で行われたこともあった。また宇宙船内の限られたスペース内で効率よく作物を栽培できる水耕栽培施設の研究も進んでいる。規模の小さいものでは、古くより微生物(酵母など)を用いた食糧生産システムも想定されている。
※この「自給自足へ」の解説は、「宇宙食」の解説の一部です。
「自給自足へ」を含む「宇宙食」の記事については、「宇宙食」の概要を参照ください。
- 自給自足へのページへのリンク