御物とは? わかりやすく解説

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お‐もの【御物】

読み方:おもの

(「御膳」とも書く)

天皇貴人食物、また食事

「(中宮ノ)—の折は必ず向かひさぶらふに」〈・九〉

食べる人を敬って、その食物をいう語。

「—も断ち十日ばかり籠もりありしかど」〈読・春雨宮木が塚

㋒おかずに対す御飯

次にあはせをみな食ひつれば、—は不用なめりと」〈能因本三一三〉

ぎょぶつ(御物)」に同じ。

御物奉行」の略。


ぎょ‐ぶつ【御物】

読み方:ぎょぶつ

天子所有品室町時代以降将軍家什宝(じゅうほう)に対して使われたが、現代の制度では宮内庁にある御物台帳記載されているものをさす。ごもつ。ぎょもつ。「正倉院—」


ぎょ‐もつ【御物】

読み方:ぎょもつ

ぎょぶつ(御物)


ご‐ぶつ【御物】

読み方:ごぶつ

⇒ごもつ(御物)


ご‐もち【御物】

読み方:ごもち

⇒ごもつ(御物)


ご‐もつ【御物】

読み方:ごもつ

《「ごぶつ」「ごもち」とも》

人を敬って、その所有する物をいう語。特に、皇室貴人所蔵品敬っていうぎょぶつ

武家寺家で、主人のそばに仕えて主人の寵(ちょう)を得た小姓


御物

読み方:オモノ(omono)

帝室属す工芸美術品


御物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/08 16:12 UTC 版)

御物(ぎょぶつ、古典では ごもつ、おもの とも)は、日本皇室の私有品になっている絵画書跡刀剣などである。




「御物」の続きの解説一覧

御物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 08:07 UTC 版)

神饌」の記事における「御物」の解説

.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow>.thumbcaption{text-align:center}} 一般生活浸透した代表的な神饌には鏡餅がある。 香取神宮御田植祭供えられ神饌 誠心誠意込めて出来得る限りのことを尽くすという概念根底にあるため、季節地域によって奉げられる内容変化に富む初物神饌として神前奉納するまで食べないという風習が残る地域があることからも、季節に応じて旬の食材などから御物を選び、それを奉げるといった考え方うかがえる

※この「御物」の解説は、「神饌」の解説の一部です。
「御物」を含む「神饌」の記事については、「神饌」の概要を参照ください。

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「御物」の例文・使い方・用例・文例

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