宮内庁書陵部とは? わかりやすく解説

宮内庁書陵部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/25 22:12 UTC 版)

宮内庁書陵部

宮内庁書陵部(くないちょうしょりょうぶ)は、皇室関係の文書や資料などの管理と編修、また墓の管理を行う、宮内庁内部部局の一つ。指定職4号俸の書陵部長を長とし[1]、図書課、編修課、陵墓課と、国内を5つの区域にわけて陵墓を管理している陵墓監区事務所に大きく分かれる。

元は1884年明治17年)に設置された図書寮と、1886年(明治19年)に設置された諸陵寮の職務を引き継ぎ、現在の書陵部が誕生したのは1949年昭和24年)である。図書課、編修課、陵墓課の三課体制で、資料の公開や皇室制度や文化の研究をし、その成果を刊行物や機関誌での刊行、三課交代で行う展示会で一般に広める活動を行っている。

組織

図書課図書寮文庫出納係、収蔵庫内での作業風景

主な現行出版

出典

  1. ^ 人事院総裁 川本裕子 (2024年12月19日). "指定職俸給表の適用を受ける職員の号俸の定め並びに職務の級の定数の設定及び改定に関する意見の申出" (PDF). 人事院. 2025年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ (PDF)。2025年3月20日閲覧
  2. ^ 戦前編の『帝室制度史』の後継出版

関連項目

外部リンク

座標: 北緯35度41分20.4秒 東経139度45分19.5秒 / 北緯35.689000度 東経139.755417度 / 35.689000; 139.755417





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