宮内庁上皇職とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 宮内庁上皇職の意味・解説 

宮内庁上皇職

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 10:13 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
上皇職の事務室がある宮内庁庁舎(東京都千代田区千代田

上皇職(じょうこうしょく)は、宮内庁内部部局のひとつ。上皇明仁(第125代天皇))と上皇后美智子)の家政機関

天皇の退位等に関する皇室典範特例法により、2019年令和元年)5月1日に新設された。

事務

宮内庁組織令附則第4条[1]
  上皇職に、上皇侍従七人、上皇女官六人及び上皇侍医四人を置く。
2 上皇侍従は、命を受けて、上皇の側近奉仕のことを分掌する。
3 上皇侍従のうち、宮内庁長官の定める一人は、命を受けて、上皇職の庶務をつかさどる。
4 上皇女官は、命を受けて、上皇后の側近奉仕のことを分掌する。
5 上皇侍医は、命を受けて、上皇及び上皇后に関する医事を分掌する。

職員

上皇侍従長
宮内庁上皇職の長で上皇職の事務を掌理する。宮内庁長官侍従長と同じく特別職認証官で、その任免は天皇により認証される。給与は特別職の式部官長と一般職の指定職8号俸(事務次官級)の宮内庁次長と同額である[2][3]
上皇侍従次長
上皇侍従次長は上皇侍従長を補佐し、上皇侍従職の事務を整理する。
上皇侍従
上皇の側近奉仕のことを分掌する。なお、宮内庁長官が指定する者は上皇職の庶務をつかさどる「上皇職事務主管」という。
上皇女官長
上皇后の側近奉仕のことを総括し、上皇女官を監督する。
上皇女官
上皇后の側近奉仕のことを分掌し、上皇女官長を補佐する。
上皇侍医長
上皇及び上皇后に関する医事を総括する。
上皇侍医
上皇及び上皇后に関する医事を分掌する。

脚注




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「宮内庁上皇職」の関連用語

宮内庁上皇職のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



宮内庁上皇職のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの宮内庁上皇職 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS