しょう‐じ〔シヤウ‐〕【尚侍】
ないし‐の‐かみ【尚=侍】
尚侍
尚侍(ないしのかみ・しょうじ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/14 14:30 UTC 版)
「内侍司」の記事における「尚侍(ないしのかみ・しょうじ)」の解説
四等官における内侍司の長官(カミ)に相当する。准位(男性官人の官位相当に相当する)は従五位のち従三位。定員は2名。多く摂関家の娘が選任された。元来、奏請・伝宣の職掌は尚侍のみのものであり、典侍以下が扱うことはできなかった。10世紀末頃から皇妃に準ずる扱いとなり、実際の女官としての業務は典侍以下が担ったと考えられる。平安時代後期から鎌倉時代ごろになると、尚侍は任命されなくなった。
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