宇垣纏とは? わかりやすく解説

宇垣纏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/15 13:50 UTC 版)

宇垣 纒(うがき まとめ、1890年明治23年)2月15日 - 1945年昭和20年)8月15日)は、日本海軍軍人。海兵40期・海大22期。最終階級は海軍中将。陣中日記『戦藻録』が有名。


注釈

  1. ^ 出典([76])には「8月15日の払暁」とある。
  2. ^ 宇垣は出撃の前に訣別電を幕僚に起案させ、出撃後に自分からの命令があり次第、第五航空艦隊司令長官からの公式電として発信するよう指示していた[76]
  3. ^ 宇垣は大正7年12月に海軍大尉に進級、大正11年12月から13年11月まで海大甲種学生、大正13年12月に海軍少佐に進級・「大井」砲術長[112]。大正12年9月1日の関東大震災の時は海軍大尉で東京在勤であり、困窮していた軍楽隊員を助けた挿話([98])と整合する。

出典

  1. ^ 阿川弘之『連合艦隊の名リーダーたち』プレジデント社233頁
  2. ^ a b c d e f #良い参謀良くない参謀60頁
  3. ^ #蝦名 特攻機78頁
  4. ^ #戦藻録(九版)234頁
  5. ^ #造船士官の回想 上221-222頁
  6. ^ #蝦名 特攻機65頁
  7. ^ a b 本土方面海軍作戦(第85冊付録)2頁
  8. ^ #蝦名 特攻機105-106頁
  9. ^ #海軍反省会3144-145頁
  10. ^ #蝦名 特攻機114-115頁
  11. ^ #戦藻録(九版)57頁
  12. ^ #戦藻録(九版)308頁
  13. ^ #戦藻録(九版)75,97頁
  14. ^ #勝つ戦略負ける戦略37頁
  15. ^ #勝つ戦略負ける戦略36頁
  16. ^ #良い参謀良くない参謀67頁
  17. ^ 半藤一利『平凡社ライブラリー739 山本五十六』平凡社167頁
  18. ^ 戦史叢書10ハワイ作戦107頁
  19. ^ a b 千早正隆『日本海軍の驕り症候群 上』中公文庫140-141頁
  20. ^ 千早正隆『日本海軍の驕り症候群 上』中公文庫148頁
  21. ^ 戦史叢書10ハワイ作戦113-114頁、#海軍反省会327頁
  22. ^ 千早正隆『日本海軍の驕り症候群 上』中公文庫143頁
  23. ^ #戦藻録(九版)206頁
  24. ^ 戦史叢書80大本営海軍部・聯合艦隊(2)昭和十七年六月まで78頁、#海燃ゆ382頁、#従兵長83頁
  25. ^ #戦藻録(九版)76,93頁
  26. ^ 淵田美津雄・奥宮正武『ミッドウェー』学研M文庫、#戦藻録(九版)89頁
  27. ^ #戦藻録(九版)108頁
  28. ^ #山本と黒島229頁、#吉田 大和と武蔵167頁
  29. ^ 戦史叢書43ミッドウェー海戦90頁、千早正隆『日本海軍の驕り症候群 下』中公文庫94頁
  30. ^ a b ゴードン・W・プランゲ『ミッドウェーの奇跡 上』原書房50頁
  31. ^ 淵田美津雄・奥宮正武『ミッドウェー』朝日ソノラマ411頁
  32. ^ 戦史叢書43ミッドウェー海戦90頁
  33. ^ 戦史叢書43ミッドウェー海戦90頁、千早正隆『日本海軍の驕り症候群 上』中公文庫94頁
  34. ^ #生出・源田202頁
  35. ^ 戸部良一 寺本義也 鎌田伸一 杉之尾考生 村井友秀 野中郁次郎『失敗の本質』 329頁
  36. ^ 手塚正己 (2 2022). “宇垣纏”. 歴史群像 (ワン・パブリッシング∥200) 31 (1): 155. 
  37. ^ 戦史叢書43ミッドウェー海戦584頁
  38. ^ #山本と黒島252-255頁、#良い参謀良くない参謀65頁
  39. ^ 戦史叢書43ミッドウェー海戦165頁
  40. ^ 戦史叢書43 ミッドウェー海戦 585-586頁
  41. ^ 戦史叢書43 ミッドウェー海戦 251頁
  42. ^ 千早正隆『日本海軍の驕り症候群 下』中公文庫207頁
  43. ^ #戦藻録(九版)142、143、152、243-244頁
  44. ^ #戦藻録(九版)155頁、#蝦名 特攻機64頁
  45. ^ a b 千早正隆『日本海軍の驕り症候群 上』中公文庫146頁
  46. ^ #戦藻録(九版)198頁
  47. ^ #良い参謀良くない参謀81頁
  48. ^ 千早正隆『日本海軍の驕り症候群 上』中公文庫140頁
  49. ^ #戦藻録(九版)319頁
  50. ^ #戦藻録(九版)320頁
  51. ^ #戦藻録(九版)322頁
  52. ^ #海の武将131頁
  53. ^ 福田幸弘「連合艦隊サイパン・レイテ海戦記」354p
  54. ^ a b c d e f g h i j 防衛庁防衛研究所戦史室『戦史叢書 沖縄方面海軍作戦』(朝雲新聞社、1968年)、pp.609-613、第9章 沖縄陸上作戦終了後の作戦:三 宇垣五航艦長官の突入:宇垣五航艦長官の突入
  55. ^ 戦史叢書17沖縄方面海軍作戦 708-709頁
  56. ^ #戦藻録(九版)541-542頁
  57. ^ #蝦名 特攻機333頁
  58. ^ #蝦名 特攻機352頁
  59. ^ #蝦名 特攻機377頁
  60. ^ #蝦名 特攻機416頁
  61. ^ 本土方面海軍作戦344頁『第二次丹作戦発動』
  62. ^ a b 本土方面海軍作戦345-346頁『第二次丹作戦計画』
  63. ^ #二式大艇空戦記203-204頁
  64. ^ a b 本土方面海軍作戦346-347頁『梓特別攻撃隊ウルシー攻撃』
  65. ^ #二式大艇空戦記228頁
  66. ^ 本土方面海軍作戦347頁『攻撃隊発進』
  67. ^ a b 本土方面海軍作戦347-348頁『ウルシー攻撃失敗』
  68. ^ 本土方面海軍作戦348頁『失敗の原因』
  69. ^ #二式大艇空戦記267-268頁
  70. ^ 本土方面海軍作戦348頁『米艦の被害』
  71. ^ a b c 本土方面海軍作戦359頁『神雷部隊の攻撃』
  72. ^ #原勝洋『真相・カミカゼ特攻』KKベストセラーズ190-197頁
  73. ^ #戦藻録(九版)486頁
  74. ^ #蝦名 特攻機387頁
  75. ^ #蝦名 特攻機69頁
  76. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at 手塚正己 (2 2022). “聯合艦隊参謀長 宇垣纏 "鉄仮面"の素顔と八月十五日の"私戦"”. 歴史群像: 152-161. 
  77. ^ 太佐 順『「最後の特攻隊の真相」消された偵察機「彩雲」』(株)学研パブリッシング、2011年7月12日、195-198頁。 
  78. ^ a b 城山三郎『指揮官たちの特攻』(株)新潮社、2015年8月10日、175-176,184-185頁。 
  79. ^ #蝦名 特攻機442頁
  80. ^ 「私兵特攻―宇垣纏長官と最後の隊員たち」(1985) P.116
  81. ^ 『歴史群像 太平洋戦史シリーズ vol.10 連合艦隊の最期』 学習研究社 2002年9月(第3版) ISBN 4-05-601163-X p.166
  82. ^ a b c 松下 竜一『私兵特攻』(株)新潮社、1985年7月15日、145-148,157頁。 
  83. ^ a b c 「玉音放送後に特攻で出撃」”. NHKアーカイブス. NHK. 2023年7月2日閲覧。
  84. ^ 「私兵特攻」(1985)P.143-144
  85. ^ 千早正隆『日本海軍の驕り症候群 上』中公文庫141頁
  86. ^ 「私兵特攻」(1985)P.149-150
  87. ^ 神風特別攻撃隊の記録(1984)
  88. ^ 私兵特攻
  89. ^ a b #蝦名 特攻機448頁
  90. ^ #良い参謀良くない参謀1.54頁
  91. ^ a b 松下竜一『私兵特攻』(株)新潮社、1985年7月15日、157-167,155頁。 
  92. ^ a b 大分海軍航空基地「最後の特攻」 地域住民が慰霊祭:朝日新聞デジタル” (2021年8月17日). 2022年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月7日閲覧。
  93. ^ a b #海の武将176頁
  94. ^ 杉山幸照『海の歌声』行政通信社
  95. ^ a b c 秦 2005, p. 744, 第5部 陸海軍用語の解説-し-親補職
  96. ^ 山口 2005, p. 744, 第一節 「陸軍大将」誕生の条件
  97. ^ 秦 2005, p. 749, 第5部 陸海軍用語の解説-た-大将
  98. ^ a b c d e f g h 雨倉 1997, pp. 119–122, 戦死しても大将になれず
  99. ^ #蝦名 特攻機451-452頁
  100. ^ #蝦名 特攻機454頁
  101. ^ NHK 城山三郎追悼特集より
  102. ^ a b #海の武将174-175頁
  103. ^ #蝦名 特攻機257頁
  104. ^ #蝦名 特攻機164頁
  105. ^ #蝦名 特攻機81頁
  106. ^ #蝦名 特攻機80頁
  107. ^ #死に往く長官 下184頁
  108. ^ #海軍反省会3p.39
  109. ^ a b #良い参謀良くない参謀59頁
  110. ^ 千早正隆『日本海軍の驕り症候群 上』中公文庫134-135頁
  111. ^ 千早正隆『日本海軍の驕り症候群 上』中公文庫141-142頁
  112. ^ 秦 2005, p. 187, 第1部 主要陸海軍人の履歴-海軍-宇垣纏
  113. ^ #戦藻録(九版)150頁
  114. ^ #戦藻録(九版)157頁
  115. ^ #従兵長97頁、#戦藻録(九版)77,94頁
  116. ^ #戦藻録(九版)11頁
  117. ^ 『官報』第451号「叙任及辞令」1914年1月31日。
  118. ^ 『官報』第1040号「叙任及辞令」1916年1月22日。
  119. ^ 『官報』第1930号「叙任及辞令」1919年01月11日。
  120. ^ 『官報』第1801号「叙任及辞令」1932年12月29日。
  121. ^ 『官報』第5634号「叙任及辞令」1945年10月22日。


「宇垣纏」の続きの解説一覧

宇垣纏(うがき まとめ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/18 16:19 UTC 版)

夢幻の軍艦大和」の記事における「宇垣纏(うがき まとめ)」の解説

連合艦隊参謀長階級少将)。ミッドウェー海戦図上演習取り仕切っていた時、サイコロ振って沈没判定下った艦を「生き返らせると言う

※この「宇垣纏(うがき まとめ)」の解説は、「夢幻の軍艦大和」の解説の一部です。
「宇垣纏(うがき まとめ)」を含む「夢幻の軍艦大和」の記事については、「夢幻の軍艦大和」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「宇垣纏」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「宇垣纏」の関連用語

宇垣纏のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



宇垣纏のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの宇垣纏 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの夢幻の軍艦大和 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS