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菅原文太
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/09 15:12 UTC 版)
菅原 文太(すがわら ぶんた、英︰Bunta Sugawara、1933年〈昭和8年〉8月16日 - 2014年〈平成26年〉11月28日[2])は、日本の俳優・声優・ラジオパーソナリティ・農業従事者である。
- ^ 洋画家・詩人:狭間二郎としても活動していた。
- ^ 1903年(明治36年)1月29日(木曜日)、宮城県栗原郡生まれ。1919年(大正8年)、(旧制)宮城県築館中学校を卒業。第二早稲田高等学院に入学すると、川端画学校にも通った。1930年(昭和5年)、早稲田大学文学部英文科を卒業。1931年(昭和6年)、河北新報社記者となる。1943年(昭和18年)に徴兵されたが、1946年(昭和21年)に郷里の宮城県栗原郡一迫町に復員。1983年(昭和58年)2月21日(月曜日)、神奈川県相模原市の相愛病院で死去。享年81(満80歳没)。画家としての年譜については、東京文化財研究所による 狭間二郎 のページを参照。詩人としての活動は、新日本出版社「日本プロレタリア文学集」等において見られる。
- ^ 栗原郡にあった。後に合併して栗原市の一部。
- ^ スクリーンに風格を添える宮城出身の映画人たち 月形龍之介に始まり、菅原文太、鈴木京香、宮藤官九郎まで(佐藤忠男(映画評論家、日本映画大学学長) 2011年1月4日)や 元夫「井上ひさし」 名作の「ネタ元」だった菅原文太さん――盟友・戦友・旧友が語った素顔の「菅原文太」(2014年12月22日時点のアーカイブ)(西館好子(井上ひさしの元妻) 週刊新潮 2014年12月11日号)によれば、井上ひさし作で仙台が舞台の「青葉繁れる」は、菅原文太らのエピソードを元に作られ、若尾文子がヒロイン・若山ひろ子のモデルとされる。
- ^ 松竹時代、悪役を演じて注目された『死闘の伝説』、『香華』などの監督作品に菅原を起用した木下惠介が没した際、葬儀には参列している。
- ^ 「しかし、(女の子が多少悪いことをしても)大人たちはどうして黙認しているのだろうかね。なぜ、注意しないのか。むしろ、世の中全体が女の子たちを持ち上げているような影さえ感じるのだけれども。最近、俺は映画やテレビから仕事の話が来ても、興味を持てずに、断るのが多かった。大概若い女の子が主人公で、男の姿が一つもないからなんだ。テレビも雑誌も若い女性が中心で、同じようなストーリー。戦争を伝えるにも過剰に着飾った女子アナや女のナレーション。中には感じの良い女性もいるけど、つまらない女性たちがたくさんのさばっている。そんな女社会が俺は嫌いでね(1994年8月号『新潮45』での本人のコメントの一節)。
- ^ 誕生日もモデルと同じ8月16日
- ^ 週刊少年ジャンプNo.21・22(5月7・14日)合併号(2012年4月23日発売)、巻末コメント「菅原文太さんの奥様より八味唐辛子のパッケージイラストの依頼。嬉しい仕事でした。」
- ^ 東映『関東テキヤ一家』主題歌。
- ^ 東映『新宿(じゅく)の与太者』主題歌。
- ^ 東映『木枯し紋次郎』主題歌。
- ^ 東映『仁義なき戦い』挿入歌。
- ^ 40万枚を売り上げた。
- ^ a b 菅原文太&愛川欽也。
- ^ ジャケットイラスト・山藤章二。
- ^ 東映『トラック野郎』シリーズ主題歌。
- ^ 東映『トラック野郎』シリーズ挿入歌。
- ^ 東映『新宿酔いどれ番地 人斬り鉄』主題歌。
- ^ 東映『新宿酔いどれ番地 人斬り鉄』主題歌。
- ^ テレビ朝日連ドラ『警視庁殺人課』エンディングテーマ。
- ^ 上田力&パワー・ステーション演奏。
- ^ 久光製薬 ビンダスローション CMソング。
- ^ バンダイビジュアル『やくざ道入門』主題歌。
- ^ 第38回日本アカデミー賞最優秀賞発表!、日本アカデミー賞公式サイト、2015年1月18日閲覧。
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- ^ 文太さん秘蔵写真あった!モデル時代 すら~り「5尺8寸、17貫」
- ^ a b c d e f NHKアーカイブス、あの人に会いたい
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- ^ 勝田久「大平透」『昭和声優列伝 -テレビ草創期を声でささえた名優たち-』駒草出版、2017年2月12日、236頁。ISBN 978-4905447771。
- ^ a b 『幻の怪談映画を追って』(洋泉社)
- ^ a b “1位は東京物語とゴッドファーザー キネ旬がベスト10”. asahi.com (朝日新聞社). (2009年11月20日)
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- ^ a b 健さん、文太さん 任侠映画2巨頭 別々の道を歩んでともに逝く スポーツニッポン 2014年12月1日閲覧
- ^ 反戦の声もっと 菅原文太さん妻・文子さん 東京新聞WEBサイト 2016年8月14日
- ^ がん共生時代 私の物語(1) 俳優・菅原文太さん(上) 読売新聞医療サイト Yomidr 2011年1月5日
- ^ がん共生時代 私の物語(2) 俳優・菅原文太さん(下) 読売新聞医療サイト Yomidr 2011年1月6日
- ^ 菅原文太さんと岐阜の関係
- ^ 休業宣言?菅原文太 俳優活動控える「納得できるものあれば考える」 スポーツニッポン 2012年2月23日閲覧
- ^ “いのちの党発足”. かまたみのるの八ヶ岳山麓日記(インターネットアーカイブのキャッシュ) (2012年12月5日). 2013年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月25日閲覧。
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- ^ 追悼 菅原文太さん 最後まで警鐘鳴らし続けた - 朝日新聞 2014年12月2日
- ^ 菅原文太さん、安倍政権に反対の政治活動 - 日刊スポーツ 2014年12月2日
- ^ 「肝臓にがん転移を知らずに「がん克服」講演を続けた最後の2カ月!」-週刊新潮 2014/12/11日号
- ^ “「仁義なき 脱原発?」 凶暴なアウトローは実は超リベラルだった… ドスを効かせて「平和」説く”. 産経ニュース (2014年12月1日). 2021年5月17日閲覧。
- ^ 【追悼】名優・菅原文太、晩年は農業に従事。強くたくましい生き方を貫く | ニュースウォーカー
- ^ 菅原文太のニュース - 映画で地域活性化!「未来シャッター」| NewsWalker、2015年1月14日掲載、閲覧
- ^ 見て終わりではなく、見た後が重要な映画 市民全員参加型の「未来シャッター」 | 共同通信社(OVO オーヴォより)、2015年6月23日記事配信、閲覧
- ^ 菅原文太さん81歳で死去 妻・文子さんがコメント「小さな種を蒔いて去りました」 - オリコン 2014年12月1日
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- ^ 『さんまのまんま』出演時の本人の言。
- ^ 『ONE PIECE』第57巻、p134
- ^ 自民党武藤衆議院議員の発言について 水谷修ブログ 水谷も同席していた
- ^ “海がきこえる/ゲド戦記”. 金曜ロードSHOW!. 2016年6月18日閲覧。
- ^ “細田守新作「おおかみこどもの雨と雪」 声優出演に菅原文太、麻生久美子、谷村美月、染谷将太”. アニメ!アニメ!. 2012年5月30日閲覧。
- ^ 健さんと文太さんのサントラCD検討、日刊スポーツ、2014年12月3日 7:44。
- ^ “菅原文太さんの著書「日本人の底力」一周忌に発売”. 日刊スポーツ (2015年11月9日). 2015年11月9日閲覧。
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