ビルマの竪琴とは? わかりやすく解説

ビルマのたてごと【ビルマの竪琴】

読み方:びるまのたてごと

[一]竹山道雄児童文学昭和2223年19471948)に発表ビルマ(現ミャンマー)から復員せず、僧侶になった日本兵心情を描く。

[二][一]原作とする映画昭和31年(1956)公開市川崑監督和田夏十脚色音楽伊福部昭ベネチア国際映画祭サンジョルジオ賞受賞昭和60年1985)、同監督によりリメークされた。


ビルマの竪琴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/30 23:06 UTC 版)

ビルマの竪琴』(ビルマのたてごと)は、竹山道雄が唯一執筆した児童向けの小説。第二次世界大戦でのビルマを舞台とし、日本兵をモデルとしている。多くの版元[1]で刊行され、映画化もされた。


  1. ^ 現行での文庫版は新潮文庫(改版2017年。他に偕成社文庫で再刊。)
  2. ^ 中村光夫「解説」、竹山道雄『ビルマの竪琴』新潮文庫(第105刷)、新潮社、2014年、210頁。
  3. ^ 特にハワード・ヒベットの英訳版は多数重版した。
  4. ^ 『完本 市川崑の映画たち』、2015年11月発行、市川崑・森遊机、洋泉社、P120
  5. ^ 福井県永平寺で修行中に召集され、南方戦線を転戦しビルマで終戦を迎え、捕虜収容所では合唱団を結成していたという。復員後、群馬県昭和村で僧侶になった。その後ミャンマーキンウー市に小学校を寄贈。2008年12月17日老衰のため死去、享年92。『日本経済新聞』2008年12月20日付朝刊11面(訃報欄)。
  6. ^ "第二部・帰郷篇"の表記は、公開時の『日活ウイークリー』(発行・編輯 新世界出版社)による。
  7. ^ 『日活写眞ニュース特報』(日活撮影所・宣伝課発行)の「ビルマの竪琴 内地ロケ特報」によると、三角山のシーンは、伊豆静浦(静岡県沼津市)で撮影されたとある。
  8. ^ 『完本 市川崑の映画たち』、2015年11月発行、市川崑・森遊机、洋泉社、pp.117 - 124
  9. ^ a b 『完本 市川崑の映画たち』、2015年11月発行、市川崑・森遊机、洋泉社、P338
  10. ^ 『完本 市川崑の映画たち』、2015年11月発行、市川崑・森遊机、洋泉社、pp.117 - 118
  11. ^ “「フラガール」受賞にホッ…アカデミー賞の権威保った”. Zakzak. (2007年2月19日). オリジナルの2017年8月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170829164427/http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_02/g2007021916.html 2017年8月29日閲覧。 
  12. ^ 1985年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  13. ^ 『日本戦争映画総覧』学研、2011年、P247。
  14. ^ 『完本 市川崑の映画たち』、2015年11月発行、市川崑・森遊机、洋泉社、pp.338 - 340
  15. ^ a b 「日本映画ニュース・スコープ トピックス」『キネマ旬報』1984年10月下旬号、キネマ旬報社、111頁。 


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