雨季

デジタル大辞泉

う‐き【雨季／雨期】

読み方：うき

ある地域の1年のうちで、およそ1か月以上にわたって降水の多い時期・季節。熱帯・亜熱帯では気温の年変化が小さいので、季節の推移を雨量の年変化で表し、乾季に対していう。アジアのモンスーン地帯では夏、地中海方面では冬をさす。日本では6、7月の梅雨期と、9、10月の秋雨期、また日本海側の降雪期がこれに当たる。→乾季

短編小説作品名辞典

雨季

作者大畑靖

収載図書夢一つ
出版社沖積舎
刊行年月1990.12

雨季

作者J.M.G.ル・クレジオ

収載図書春 その他の季節
出版社集英社
刊行年月1993.9

雨季

作者三島由紀夫

収載図書決定版 三島由紀夫全集 20 短編小説
出版社新潮社
刊行年月2002.7

雨季

作者早船ちよ

収載図書戦後の出発と女性文学 第5巻 昭和25年
出版社ゆまに書房
刊行年月2003.5

雨季

作者中上紀

収載図書蒼の風景
出版社アートン
刊行年月2006.11

ウィキペディア

雨季

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/02/09 10:03 UTC 版)

タイ・バンコクの雨温図。夏が雨季。

雨季（うき）とは、1年の中で降水量の多い時期（概ね1か月以上）のことをいう。雨期や湿季とも書く。逆に降水量の少ない時期を乾季という。日本における雨季は6月の梅雨期と、9月の秋雨期がある。

サバナ気候や熱帯モンスーン気候に顕著である。赤道に近い地域で四季のない地域であっても、雨季と乾季の交代が1年の季節を感じさせることがある。

発生原因

熱帯低圧帯と中緯度高圧帯の南北移動

湿潤な熱帯低圧帯とその外縁の乾燥した中緯度高圧帯が南北に移動することにより、雨季と乾季が交互にあらわれる（サバナ気候）。

季節風（モンスーン）の風向移動

熱帯モンスーン気候においては、夏季、陸部が熱せられ、季節風が海風になると、湿った空気が運ばれ雨季となる。

地域ごとの雨季

インドネシア

およそ 10月 - 4月

東アフリカ

およそ 3月 - 5月（大雨季）と 11月 - 12月（小雨季）

フィリピン

およそ 6月 - 10月

関連項目

• 気候
• 梅雨 / 秋雨

ウィキペディア小見出し辞書

雨季（うき）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/05/28 08:26 UTC 版)

「心に星の輝きを」の記事における「雨季（うき）」の解説

澪が任地で出会った子猿。澪に懐いて離れないため特例で仕事への帯同を許されている。名前の由来は鳴き声から。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

雨季

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 01:45 UTC 版)

名詞

雨 季（うき）

1. 一年のなかで降水量の多い季節。

関連語

• 梅雨 (東アジアの雨季)

対義語

• 乾季

Weblio日本語例文用例辞書

「雨季」の例文・使い方・用例・文例

• もうじき雨季は終わる
• この光景は雨季にしか見れません。
• いつ雨季は終わりますか？
• ほぼ赤道直下にあるシンガポールでは、雨季・乾季があまり明瞭ではない。
• 日本の雨季はいつ始まりますか。
• 天気予報によれば、雨季が来週始まるそうだ。
• 雨季が始まったようだ。
• 雨季が始まった。
• 雨季がいつ終わるかは誰にもわからない。
• 雨季が始まった.
• 雨季に入る
• 降雨季
• 北アフリカと中東の、雨季を除いて乾いたままで残っている、小峡谷か河床
• 南西モンスーンが吹き、豪雨をもたらす南アジアの雨季
• 人々は種まきの時期や雨季の終わりをこの現象で特徴づけていた。