インコとは? わかりやすく解説

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いん‐こ【××哥/音呼】

読み方:いんこ

インコ目の総称また、便宜的に分けたときのオウム以外のもの。くちばしは鉤(かぎ)形に曲がり羽色鮮やかな色彩のものが多い。熱帯地方広く分布。セキセイインコ・コンゴウインコ・ダルマインコ・ヨウムなど。


音呼

読み方:インコ(inko)

オウム目総称


鸚哥

読み方:インコ(inko)

オウム目のうち、小形のもの、あるいは羽の色彩が鮮やかで尾が長いものの総称


鸚哥

読み方:インコ(inko)

鸚鵡目の


音呼

読み方:インコ(inko)

オウム目総称


鸚〓

読み方:インコ(inko)

オウム目総称


鸚哥

読み方:インコ(inko)

オウム目総称


インコ

名前 Ingco

インコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/23 07:04 UTC 版)

インコ
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: オウム目 Psittaciformes
: インコ科”(広義) Psittacidae
和名
インコ(鸚哥)
英名
True parrots
2019年現在の科[1]

インコ(鸚哥/音呼、: true parrots)は、オウム科を除く広義の“インコ科”(Psittacidae)に属するの総称で、オウム目Psittaciformes)を構成するふたつの科のうちの一つとされていた。オウム科Cacatuidae)の鳥(オウム cockatoo)も含めて英語ではオウム目の鳥類を parrots とよぶが、オウムとその他のインコ類 true parrots とは区別されている。インコはオウムよりも広く分布しており、アメリカアフリカアジアオーストラリアポリネシアに至る太平洋東方まで生息している種がある。

かつてのインコ科は、インコ亜科 (一般のインコとその仲間) とヒインコ亜科のふたつの亜科から構成された。しかしこれとは異なる分類法もあり、これらふたつのグループがインコ科(Psittacidae)とヒインコ科(Loriidae)と呼ばれ、正規の科として記述される場合もあった。またオウム類をオウム亜科としてインコ科(=オウム科)に含めることもあった[2]。オウムとヒインコ類を除くインコ類はアラゲインコ亜科・インコ亜科・ケラインコ亜科・フクロウオウム亜科・ミヤマオウム亜科の5亜科とされ、オウム亜科・フクロウオウム亜科・ミヤマオウム亜科を除いたインコ科とヒインコ科の種がインコとされた[2]

のちの分類体系では上記のインコ科・ヒインコ科の単系統性は否定されており、旧インコ科Psittacidaeとヒインコ科はインコ科(Psittaculidae、アジア・太平洋・オーストラリア産のインコ類)、ヨウム科英語版(Psittacidae、アフリカとアメリカ大陸産のインコ類)、フクロウオウム科英語版(Strigopidae、フクロウオウムミヤマオウム類)の3科に分けられた[1]

ほとんどのオウム目の鳥がそうであるようにインコ科の鳥も基本的に種子食である。個々の種によって多少バリエーションがあり、果実、ナッツ、葉そして昆虫や、時には他の動物を捕食するものも種類によっては存在する。ヒインコは主に花のを食べているが、他のインコも同様に蜜を食べる。ほとんどのインコは木のウロに巣をかけ、一夫一婦でつがいを作る。

九官鳥と同様、教えることによって人語やその他の音声をまねて発声するようになる。記録では、100語以上発話できた個体もいる。

形態

保護色とは異なる鮮やかな色彩の羽毛をもつことが多い。

嘴は湾曲し、穀物および種子類の殻を割りやすくなっているほか、木の枝や鳥かごを咥えてよじ登ったり移動したりする。

雌雄の区別は見た目ではわからない種類が多い。

系統学

オウム目はオウム科、インコ科のふたつの科から成る。

ギャラリー

種名リスト

書籍

  • Bruce Thomas Boehner - Parrot Culture. Our 2,500-year-Long Fascination with the World's Most Talkative Bird (2004)

脚注

  1. ^ a b 山崎剛史・亀谷辰朗「鳥類の目と科の新しい和名 (1) 非スズメ目・イワサザイ類・亜鳴禽類」『山階鳥類学雑誌』第50巻 2号、山階鳥類研究所、2019年、141-151頁。
  2. ^ a b 菅野宏文『オウム、大型インコの医・食・住』どうぶつ出版、2004年、22-24頁。

外部リンク


インコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/23 08:33 UTC 版)

ハムスターの研究レポート」の記事における「インコ」の解説

大雪家の庭へキャットフードをついばみに来る黄色いインコ。もう飼い主元に戻らないだろうという理由大雪が飼おうと考えており、勝手にピーコ」と名付けたキャットフード中でも「中がクリーミーなタイプ」だけ食べているので、作者はこの「中がクリーミーなタイプ」のキャットフードがインコの好みだと推測している。

※この「インコ」の解説は、「ハムスターの研究レポート」の解説の一部です。
「インコ」を含む「ハムスターの研究レポート」の記事については、「ハムスターの研究レポート」の概要を参照ください。

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インコ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 10:36 UTC 版)

カナ表記

  1. 鸚哥学術的表記鸚哥参照

「インコ」の例文・使い方・用例・文例

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