インコ・オウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 21:19 UTC 版)
洋鳥のうち、オウム目に属するものは上記のフィンチやソフトビルと区別されている。セキセイインコのような小型種から、コンゴウインコのような大型種まで大小さまざまであり、特にインコは目の覚めるような色とりどりの色彩で楽しませてくれる。オウムは白一色など色彩は地味だが、言葉を覚えたり芸を覚えるなど芸達者で、それなりに人気がある。 セキセイインコのような小型種はまき餌で飼育可能だが、中型から大型種になると専用のエサが必要である。またこれらはおりにふれ人の癇に障る大きな金切り声をあげる欠点があるため、とくに大型種は日本では動物園などの施設以外での飼育が難しいが、小型種や一部の中型種はそういった欠点もなく、巣引きも可能なため家庭でも盛んに飼われている。 中型から大型の種は鳥類にしては例外的に長命でもあり、人懐こいところもあるためコンパニオンアニマルとして愛好する人もいる。ただし巣引きは非常に困難であり、それゆえ中には原産国では野生個体がペット向けにさかんに捕獲され個体数が激減したものがある。ゆえに現在では取引されていた当時はなかった法規制や条約で取引が規制される種もあるため、こういった鳥を現時点で他人に譲渡する際には注意が必要である。
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