作者

デジタル大辞泉

さく‐しゃ【作者】

読み方：さくしゃ

１ 作品を作った人。特に、芸術作品の作り手。「物語の—」「焼き物の—」「—不詳」

２ 勅撰集に和歌を載せられた歌人。

３ 歌舞伎狂言を作る人。狂言作者。

ウィキペディア

作者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/23 04:08 UTC 版)

作者（さくしゃ）とは、作品を創作する人。

文芸評論における作者

文芸評論理論において、「作者」は、テキストの意味とその作者の意図の関係を巡る問題においての重要概念である。1968年に発表した評論「作者の死」において、ロラン・バルトはあるテキストの作者がそのテキストにおいて何を意味させようと意図したかは、そのテキストの解釈において重要ではないと説いた。この理論によると、テキストは作者一人の声のみにより構成されるのではなく、むしろ外部の影響、無意識的衝動、その他の既存のテキストなども含む、そのテキストとのコミュニケーションを形成する様々な要因によるものだとされる。それゆえ批評家は、テキストをその解釈を一意的に決定する作者の言明にとらわれない「自由な戯れ」の空間として扱うべきであり、テキストとのふれ合いはそれ自体が性交にも通じる快楽であると主張した。凝り固まった教訓的な形式主義の枷から解き放たれて、バルトはテキスト読解の芳醇な不完全さと創造的書き換えの可能性を示唆したのである。

関連項目

• 作家
• 著者

ウィキペディア小見出し辞書

作者（さくしゃ えんどコイチ）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/03 20:56 UTC 版)

「ついでにとんちんかん」の記事における「作者（さくしゃ えんどコイチ）」の解説

ストーリーを中断してしばしば登場することがあり、コマの端でも出演者たちに対して突っ込み・解説を入れている。読者に人気が高く、人気投票10位であった。アニメ版では端役で登場したことがある。彼はギッチョ（左利き）であり、常に左手でペンを持っている。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

作者

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 11:50 UTC 版)

名詞

作 者（さくしゃ）

1. 工芸品や芸術作品を制作した者。
2. 特に、文芸作品を制作した者。

発音^(?)

さ↘くしゃ

類義語

語義2

• 筆者、著者、著作者

翻訳

語義2

• 英語:writer, author

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「作者」の例文・使い方・用例・文例

• 作者不詳の歌
• よく見れば，テーブルに製作者のマークがあるのがわかりますよ
• その制作者は地方の人材を探している
• その本の作者は若者にはほとんど知られていない人だ
• それがまた、作者のホームページからもダウンロードできます
• 作者のアイデアの豊富さにはいつも感心する
• イソップは古代ギリシャの寓話作者である。
• この本は代作者が書いたものだ。
• その映画監督はポルノ製作者として監督人生を始めた。
• 政党の標語作者
• 彼はどうやらすばらしいスピーチ原稿代作者を雇ったようだ。
• その鋳型製作所は現在、熟練した工具製作者を探しています。
• コロンブスは、航海に出る前は地図製作者だった。
• 私は作者の文体の華麗さが好きだ。
• 宇宙の製作者
• その制作者は彼女にイベントに参加するよう、たっての要請をした。
• 作者はヒロインの処女らしさを強調している。
• その作者が死んだことを知って私はショックを受けた。
• この絵の作者は私の家の近くに住んでいます。
• 彼はあのゲームの制作者の一人です。