吉岡秀隆
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吉岡 秀隆(よしおか ひでたか、1970年〈昭和45年〉8月12日 - )は、日本の俳優・ミュージシャン・ナレーター。埼玉県蕨市出身。所属事務所はOffice Bow!。
注釈
- ^ 同曲は各レコード会社による競作で、『みんなのうた』で放送された川橋啓史(NHK東京児童合唱団)版やフィリップスのシングル(レコード)斉藤こず恵(斉藤こずえ)版などで知られるヒット曲である。
- ^ パパ役が田中星児、ママ役が小鳩くるみで、ツトム君役が吉岡。
- ^ この吉岡版は、ビクターから発売される童謡集にときどき収録されている。
- ^ 同作では、主演の渥美清が病気により派手な演技が難しくなったことに伴い、吉岡の登場シーンが増えたことから。
- ^ 本人は後年「バブルの頃、世間では東京タワーが一時ダサいと思われたように、当時『寅さん』シリーズにもそういう所があった。僕自身は思春期で、周りがお洒落している中、満男をダサく感じてしまって」とその理由を語っている。また『北の国から』の黒板純役についても同様に、10代の頃は少なからず抵抗があったという[1]。
- ^ 他にも本人は、「寅さんとさくらさんのお芝居を二人の間で観ているだけで、僕は満男として居られた。お二人のやり取りや佇まいは、お芝居を超えている感じがした」と述懐している[1]。
- ^ 具体的には、渥美清とは1980年の映画『遥かなる山の呼び声』で初共演し、翌年『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』で再共演となった。『恋の寅次郎』の撮影の合間に、渥美から「君はずっと役者やっていくの?」と聞かれたが、「嫌です」と正直に答えた。すると渥美は、「そうか。こんな所で死んでいくのは嫌か。可哀想に一生やっていくよ」と告げられたという[1]。
- ^ その際倉本から「どこがつまんない?」と言われ、「つまらないものはつまらない!胸に響きません」と答えた。すると倉本は数日で全く違う脚本を書き上げてきたため、「やっぱり先生はすごいな」と思ったという[1]。
- ^ 役者としては、映画『男はつらいよ ぼくの伯父さん』やドラマ『北の国から '89帰郷』を撮り終えた頃でもあった。
- ^ 本人はそれまでに倉本聰や山田洋次から黒澤明の話は聞いていたため、少なからず興味は持っていた。オーディションの誘いに、本人以上に両親が興奮したという。
- ^ ジーパンとシャツにネックレスとブレスレットという出で立ち。本人によると、実はその前の一次審査で同じような格好をしており、担当者から「面接ではそういう格好で来ないでくださいね」と言われていた。それにも関わらず、その言葉を忘れて面接に行ってしまったという。
- ^ ちなみにこの時の黒澤について本人は、「率直に言うと、初めて会った時に“でかっ”と思いました。大きな白い岩みたいな存在感に圧倒され、僕の視界には監督だけ真っ白く浮き上がっているように見えました」と回想している。
- ^ 具体的には、和子は「パパ、今の子は普段皆こういう格好してるのよ」とフォローし、黒澤は「じゃあ、今までの参加者たちは何だったんだ?」と娘に尋ねた。すると和子は、「パパに会うためにちゃんとした格好をしなくちゃと思ったんじゃないの?」と言ってくれたという[1]。
- ^ 実際には上記のやり取りの後、黒澤から『八月の狂詩曲』の台本を渡された。吉岡は役の台詞を言うのかと思い「どこですか?」と聞こうとしたが、黒澤はそのまま部屋を出て行った。状況がつかめない吉岡は、「あれ?もしかしてこの役僕に決まったんですか?」と他の人に聞いてオーディションの合格を知った[1]。
- ^ 本人はそれまでの撮影現場でスタッフとあまり話すことはなかったが、このやり取りで心境に変化が起きた。これによりその後の『男はつらいよ』シリーズの現場などでは、本番前でも気軽にスタッフと談笑できるようになったという[1]。
- ^ 小学生の頃に出演した『北の国から』の撮影中にぐずると、いつも岩城が「乗れ」と言って気分転換にバイクの後ろに乗せられ、カッコいいと思ったことがきっかけ[1]。
- ^ 実際には上記の放送日に友達とバイクで走って夜中に帰った所、母親の書き置きで高倉健から何度も電話があり、何時でもいいから連絡してほしいと告げられた。深夜1時を過ぎていたため恐る恐る電話したが、高倉はワンコールで電話に出た。高倉から「『北の国から'87初恋』の演技素晴らしかった。ただ、こんな時間まで男の付き合いもあるとは思うけれど、家族を心配させちゃいけないよ。とにかく一度、コーヒーでも飲もう」と言われ、恐縮して「はい」しか言えなかったとのこと[1]。
- ^ 戦時中に学徒出陣した伯父を出征後に亡くしている。生前の伯父は吉岡と似ており、過去に母から「(伯父を)思い出してしまうから(役であっても)軍服だけは着ないで」と言われたことから[1]。
- ^ 当初は2020年9月25日に公開が予定されていたが[24]、新型コロナウイルスの影響で延期となった[25]。
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 週刊文春2022年12月22日号「阿川佐和子のこの人に会いたい」第1423回・吉岡秀隆p118-123
- ^ “吉岡秀隆、映画デビュー作以来の「金田一」作品 渥美清さんへの思いを語る”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年7月23日) 2018年11月17日閲覧。
- ^ 【電脳サブカルマガジンOG】HELLO!OG「辛・新春号」YOU THE ROCK
- ^ “地井さんお別れの会…田中邦衛「地井にい、会いたいよ!」”. Sponichi Annex. (2012年8月7日). オリジナルの2012年8月11日時点におけるアーカイブ。 2014年7月16日閲覧。
- ^ “吉岡秀隆「涙しかありません」田中邦衛さん悼む”. 日刊スポーツ. (2021年4月2日) 2021年4月3日閲覧。
- ^ “マツコロイド、NHKドラマで役者デビュー せりふはあらかじめプログラミング”. ORICON STYLE (2015年12月10日). 2015年12月10日閲覧。
- ^ “吉岡秀隆、『早子先生~』第3話にゲスト出演”. ORICON STYLE (2016年4月29日). 2016年4月29日閲覧。
- ^ “<この花咲くや>小芝風花&吉岡秀隆出演の“鹿児島発”地域ドラマが制作決定”. ザテレビジョン. (2021年7月12日) 2022年11月17日閲覧。
- ^ “吉岡秀隆 金田一耕助役に初挑戦「私なりの…」NHK BS「悪魔が来りて笛を吹く」7月放送”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2018年5月11日) 2018年5月11日閲覧。
- ^ “金田一シリーズ第3弾!吉岡秀隆演じる金田一耕助が再び! スーパープレミアム「八つ墓村」”. NHK (2019年2月6日). 2019年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月6日閲覧。
- ^ “NHKドラマ「犬神家の一族」に吉岡秀隆と大竹しのぶ、脚本は小林靖子が担当”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年1月18日) 2023年1月18日閲覧。
- ^ “吉岡秀隆、実在のTV番組ディレクター役で出演 『天国からのラブソング』”. テレビドガッチ (株式会社プレゼントキャスト). (2020年2月18日) 2020年2月19日閲覧。
- ^ “エール:吉岡秀隆が朝ドラ初出演 「長崎の鐘」永井隆がモデルの医師役”. MANTANWEB. (2020年9月12日) 2020年9月12日閲覧。
- ^ “『エール』吉岡秀隆の繊細な演技に称賛の声「圧倒的」「引き込まれる」”. クランクイン! (2020年10月22日). 2022年6月25日閲覧。
- ^ “吉岡秀隆、麻生祐未、山田真歩、池津祥子らが土曜ドラマ『やさしい猫』出演決定 メインビジュアルも完成”. TV LIFE web. ワン・パブリッシング (2023年5月19日). 2023年5月19日閲覧。
- ^ “新ドラマ『コタツがない家』ダメ男役で吉岡秀隆、作間龍斗、小林薫出演”. マイナビニュース (マイナビ). (2023年8月27日) 2023年8月27日閲覧。
- ^ “「コタツがない家」小池栄子らの“家族写真”到着、新キャストに北村一輝・ホラン千秋ら”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年9月7日) 2023年9月7日閲覧。
- ^ “綾野剛×榮倉奈々×瑛太×三浦友和×永瀬正敏ら超豪華キャスト!佐藤浩市主演『64』に集結”. シネマトゥデイ (2015年3月26日). 2015年3月26日閲覧。
- ^ “岡田准一主演「海賊とよばれた男」 妻役に綾瀬はるか”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2015年11月28日) 2015年11月28日閲覧。
- ^ “岡田准一、名匠タッグのもとで小栗旬と初共演!『追憶』”. シネマカフェ (2016年3月18日). 2016年4月30日閲覧。
- ^ “吉岡秀隆&安田成美、『Fukushima 50』出演決定 吉岡「未来に向かっていくための映画の一つ」”. Real Sound (blueprint). (2019年7月10日) 2019年7月10日閲覧。
- ^ “「宇宙でいちばんあかるい屋根」新キャストに伊藤健太郎、吉岡秀隆、坂井真紀ら”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2020年5月5日) 2020年9月7日閲覧。
- ^ ““容疑者”佐藤健と“刑事”阿部寛が対峙 「護られなかった者たちへ」ビジュアル完成&21年秋公開”. 映画.com. (2020年12月10日) 2020年12月10日閲覧。
- ^ “峠 最後のサムライ:予告編&ポスタービジュアル解禁 AKIRAが越後長岡藩家老・山本帯刀役で出演”. まんたんウェブ (株式会社MANTAN). (2020年3月5日) 2020年9月7日閲覧。
- ^ “役所広司主演映画「峠 最後のサムライ」9月末公開予定も延期に”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2020年6月2日) 2020年9月7日閲覧。
- ^ “役所広司×小泉堯史で司馬遼太郎「峠」を初映像化、松たか子、田中泯ら出演”. 映画ナタリー. (2018年9月4日) 2018年9月4日閲覧。
- ^ “「Dr.コトー診療所」12月に映画公開決定!ドラマから16年後の新たな物語を映す”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年6月30日) 2022年6月30日閲覧。
- ^ "実話をもとにした「Winny」東出昌大、三浦貴大らの姿捉えた場面写真が解禁". 映画ナタリー. 映画ナタリー. 27 December 2022. 2023年3月20日閲覧。
- ^ “ゴジラ生誕70周年記念の映画「ゴジラ-1.0」に神木隆之介、浜辺美波ら出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年9月4日) 2023年9月4日閲覧。
- ^ “手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-”. 手塚治虫公式サイト. 2016年6月30日閲覧。
- ^ “[松山ケンイチ]ラブコール実り役を手中に 劇場版アニメで吉永小百合と初共演”. マイコミジャーナル. 2013年8月19日閲覧。
- ^ “日本の原爆開発〜未公開書簡が明かす仁科芳雄の軌跡〜”. NHK (2021年8月7日). 2021年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月25日閲覧。
- ^ 『松たか子さん、吉岡秀隆さんが夫婦役で「はじめてのおいしさ」に笑顔! 「麒麟 発酵レモンサワー」新TVCMが公開』(プレスリリース)キリンビール株式会社、2022年3月9日 。2022年3月12日閲覧。
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