志村喬とは? わかりやすく解説

しむら‐たかし【志村喬】


志村喬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/18 10:21 UTC 版)

志村 喬しむら たかし[出典 1]1905年明治38年〉3月12日[1][4] - 1982年昭和57年〉2月11日[1])は、日本俳優である。本名は島崎 捷爾しまざき しょうじ身長163cm[5]。実兄の島崎敬夫横浜ゴム社長を務めた人物[6]


注釈

  1. ^ a b 現:朝来市生野町。
  2. ^ 東百官表記では「求馬(もとめ)」
  3. ^ その後父はしばらくの間、事業を手掛けたが破産した[7]
  4. ^ 志村が亡くなるまでに出演していない黒澤作品は『續姿三四郎』『素晴らしき日曜日』『どん底』『どですかでん』の4作である。他に黒澤が共同監督を務めた『明日を創る人々』にも出演している。
  5. ^ 志村より嵐の方が年も芸歴も上で、日活の看板スターだったためスタッフも彼の態度を注意できずにいた。その日も遅れて現場に現れた嵐に腹を立てた志村は、被っていた撮影用のかつらを彼の顔に投げつけて「やめた!」と言って自宅に帰ってしまった。その後志村は監督の説得により嵐と和解して、撮影に復帰した。後日、志村は「あのような現場ではいい映画は作れない」との思いから、ああいう行動になってしまったとのこと[7]
  6. ^ 遺作映画。
  7. ^ 遺作テレビドラマ[1]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 東宝特撮映画全史 1983, p. 530, 「怪獣・SF映画俳優名鑑」
  2. ^ a b c 決定版ゴジラ入門 1992, p. 163, 「第5章 これがゴジラ映画だ 出演した人たち」
  3. ^ a b c ゴジラ大百科 1993, p. 122, 構成・文 岩田雅幸「決定保存版 怪獣映画の名優名鑑」
  4. ^ a b c d 超常識 2016, p. 124, 「Column ゴジラ映画 俳優FILE」
  5. ^ 1955年増刊「日本映画大鑑・映画人篇」[要ページ番号]
  6. ^ a b c d e f g h i 「土屋嘉男ロングインタビュー」『キングコング対ゴジラ / 地球防衛軍』東宝出版事業室〈東宝SF特撮映画シリーズ VOL.5〉、1986年3月1日、152-153頁。ISBN 4-924609-16-1 
  7. ^ a b c d e f g h i j 週刊現代2022年2月12日号脇役稼業・第2回志村喬・憂き世の苦みを噛みしめてp173-180
  8. ^ 「野良犬」、「生きる」、「七人の侍」 ”よき時代”いぶし銀の味 「黒沢映画」支えた名優・志村喬さん死去(『読売新聞1982年2月12日朝刊)
  9. ^ 「インタビュー 俳優 小泉博(聞き手・友井健人)」『別冊映画秘宝 モスラ映画大全』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2011年8月11日、20頁。ISBN 978-4-86248-761-2 
  10. ^ 「本多猪四郎監督 長編インタビュー(2)」『ゴジラ / ゴジラの逆襲 / 大怪獣バラン』東宝出版事業部〈東宝SF特撮映画シリーズVOL.3〉、1985年5月1日、234頁。ISBN 4-924609-07-2 
  11. ^ 「本多猪四郎監督 長編インタビュー(3)」『海底軍艦 / 妖星ゴラス / 宇宙大怪獣ドゴラ』東宝出版事業室〈東宝SF特撮映画シリーズ VOL.4〉、1985年8月1日、200頁。ISBN 4-924609-13-7 
  12. ^ ゴジラとともに 2016, pp. 134–135, 構成・文 浦山珠夫「若林映子」(『映画秘宝』2011年5月号)
  13. ^ ゴジラとともに 2016, p. 91, 構成・文 友井健人「夏木陽介」
  14. ^ a b c d e 東宝特撮映画全史 1983, pp. 535–538, 「主要特撮作品配役リスト」
  15. ^ ドラマ人間模様 あ・うん”. NHK. 2021年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月30日閲覧。
  16. ^ 日本演劇協会 編『年刊ラジオドラマ 第4集』宝文館、1956年、298頁。 

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