どたんばとは? わかりやすく解説

土壇場

読み方:どたんば

物事差し迫った状態。元々「土」は斬首刑を行う場を指すものであり、そのような場所に(受刑者として)上げられているような、絶体絶命局面にある状態を指すことが多い。ピンチ瀕しているという意味合いを含む場合と、単に最終的な局面でという意味合いを含む場合とがある。後者は「ここに来て」で言い換え可能な場合が多い。スポーツ競技などにおいては「土壇場での逆転勝利」などと言うことも多い。

どたん‐ば【土壇場】

読み方:どたんば

近世首切りの刑を行うために築いた土の壇。前に穴を掘る土壇(どだん)。

決断せまられる、最後の場面進退きわまった状態。「—で話がひっくりかえる」「—に立たされる


どたんば

  1. 眠る処。最後の処を云ふ。
  2. 眠る処で、最後の処をいう。

土断場

読み方:どたんば

  1. 首切り場の事をいふより転じて、せつぱ詰つた場合をいふ。
  2. とことんまで行詰つて、二進も三進も行かなくなつたこと。
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どたんば

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/14 03:38 UTC 版)

どたんば
ジャンル テレビドラマ
脚本 菊島隆三
演出 永山弘
出演者 三國連太郎
加東大介
西村晃
多々良純
オープニング 作曲:平井康三郎
製作
制作 NHK
放送
音声形式 モノラル
放送国・地域 日本
放送期間 1956年11月10日
放送時間 20時00分 - 21時30分
放送分 89分
回数 1

特記事項:
・全編生放送
・第11回芸術祭文部大臣賞受賞
三國連太郎のテレビデビュー作品
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どたんば』は、1956年NHKで放送された単発のテレビドラマ、およびそれを原作として、1957年東映配給で公開された映画である。

炭坑の落盤事故で生き埋めにされ、極限状態に追いつめられる作業員達の葛藤、その救出をめぐる肉親や愛人、事業主らのやりとりが展開される。

テレビドラマ版

NHK1956年11月10日の20時00分 - 21時30分に放送された。作・脚本は菊島隆三が担当した。

この作品は全編生放送で行われた[1]。ただし、放送と同時にキネコ[2]で録画されたため、ドラマの全編がフィルム映像として現存している。

第11回文化庁芸術祭芸術祭賞を受賞した。

NHKアーカイブスに映像が所蔵されており、各地のNHK放送局や関連施設にある「番組公開ライブラリー」で閲覧できる。横浜放送ライブラリーにも映像が所蔵されており、同様に閲覧できる。DVDソフト化もされている。

この作品は、三國連太郎にとって初のテレビ放送への出演(テレビドラマデビュー作)であった。2000年4月9日放送『NHKアーカイブス』で再放送された際には、スタジオゲストとして三國が出演した。『どたんば』は生放送のドラマであったため、三國自身はこの時に初めてドラマの映像を見ることとなり、その際には「まさか残っているとは思いませんでした」と語り、映像自体の現存に驚いたほどであった[3]

スタッフ

キャスト

ほか

DVD

映画版

どたんば
監督 内田吐夢
脚本 橋本忍
内田吐夢
出演者 加藤嘉
外野村晋
志村喬
江原真二郎
石丸勝也
音楽 小杉太一郎
撮影 藤井静
編集 祖田富美夫
配給 東映
公開 1957年11月24日
上映時間 109分
製作国 日本
言語 日本語
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1957年11月24日に公開された。東映が配給した。監督は内田吐夢が務めた。脚色には橋本忍が起用された。

テレビドラマ版とは、物語進行や人物設定など変更点が多い。

スタッフ

  • 監督:内田吐夢
  • 助監督:島津昇一
  • 企画:坪井与、植木照男
  • 原作:菊島隆三
  • 脚色:橋本忍、内田吐夢
  • 撮影:藤井静
  • 照明:吉田一一
  • 音楽:小杉太一郎
  • 録音:広上庄三
  • 美術:森幹男
  • 編集:祖田富美夫

キャスト

脚注

  1. ^ 当時は2インチVTRが導入される前であり、フィルム収録を除けば、テレビドラマの大部分は生放送であった。
  2. ^ ブラウン管の映像をフィルムに記録する機器。キネレコとも。
  3. ^ NHKアーカイブス(番組)|これまでの放送 - NHKアーカイブス 平成12年放送

外部リンク


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