写真フィルム photographic film
写真フィルム
写真フィルム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/05 08:59 UTC 版)
写真フィルム(しゃしんフィルム)とは、写真撮影(映画も含む)においてカメラによって得られた映像を記録する感光材料であり、現像することにより記録媒体となるフィルムのこと。かつては、家庭用カメラの感光材料として広く普及し、単に「フィルム」または「フイルム」[注釈 1]と呼ばれた。
注釈
- ^ 日本語の表記法に仮名の小書きの無かった時代の影響がまだあった時代に由来する商標であるため、といったような例がある。そういった場合、発音ではフ「イ」ルムとしないことがもっぱらであることも多い。
- ^ ポリエステルに変更されたのは映画上映用フィルム、文書保存用マイクロフィルムである。映画撮影用フィルム、写真用フィルムはアセテート(TAC)である。
- ^ シングル8フィルムのように始めからポリエステルの製品も存在する。
- ^ ダブル8の3.5×4.8mmに対し、パテーベビーは6.5×8.5mm。ただし、同じ駒数で必要になるフィルムは9.5ミリの方が2倍程度長い。
- ^ 過去には12枚・20枚・36枚だったが、フィルム会社間の争いを経て、20枚のものは24枚に変更となった。
- ^ 厳密に言えば長尺のものは35mmフィルムではあっても135フィルムではない。
- ^ 当初の名称はモミコンであったがツアイス・イコンの抗議を受けてモメッタに改名された。
- ^ 映画の場合にはサウンドトラックのために使われる幅があり、厳密には異なる。
出典
- ^ 例えばキオクシアの改ざん防止機能付きSDメモリカード。2022年12月18日閲覧
- ^ “ビネガーシンドロームとは -酸っぱい臭いがしたら…”. 2015年6月1日閲覧。
- ^ “Acetate Film Base Deterioration - The Vinegar Syndrome”. Image Permanence Institute, Rochester Institute of Technology. 2015年6月1日閲覧。
- ^ 松本夏樹 (2010-03-25), “小型映画(9.5mm)の 保存と復元について” (pdf), 立命館大学映像学部現代GP 「映像文化の創造を担う実践的教育プログラム」 報告書 (2009年度) (立命館大学映像学部): pp. 34 2010年9月15日閲覧。
- ^ “Guzzi Camera Page”. mycro.jp. 2024年4月5日閲覧。
- ^ カメラレビュー増刊「クラシックカメラ」、p.134.
- ^ 富士フイルムのあゆみ スチルカメラで独自の分野を - カメラの自動露光化とコンパクト化
- 1 写真フィルムとは
- 2 写真フィルムの概要
- 3 概説
- 4 参考文献
写真フィルム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/17 13:07 UTC 版)
テナックスブランドでロールフィルムやパックフィルムを製造していたゲルツの子会社ゲルツ・フォトヘミシェ・ヴェルケ(Goerz Photochemische Werke Gmbh )を1928年2月に合併し、写真フィルムを製造販売していた。
※この「写真フィルム」の解説は、「ツァイス・イコン」の解説の一部です。
「写真フィルム」を含む「ツァイス・イコン」の記事については、「ツァイス・イコン」の概要を参照ください。
写真フィルム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 05:58 UTC 版)
※この「写真フィルム」の解説は、「ビスタ」の解説の一部です。
「写真フィルム」を含む「ビスタ」の記事については、「ビスタ」の概要を参照ください。
写真フィルム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:46 UTC 版)
日本での写真フィルムはトップシェアを持つ。1960年代から年末年始時期に「お正月を写そう」というテレビコマーシャルを展開した(近年では映像関連以外にも、後述する自社製化粧品や健康食品もこの枠で流されている)。 しかし、カメラのデジタル化がすすむとともにフィルムの需要は落ち込み、2009年1月には写真フィルム部門の売上高は会社全体の売上高の5%にも満たなくなった。 2012年(平成24年)9月、長年行ってきた映画の上映用ポジフィルム及び撮影用のカラーネガフィルムの生産を中止すると発表。
※この「写真フィルム」の解説は、「富士フイルム」の解説の一部です。
「写真フィルム」を含む「富士フイルム」の記事については、「富士フイルム」の概要を参照ください。
写真フィルム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/29 06:27 UTC 版)
詳細は「写真フィルム」を参照 乾板がすたれた後は、もっぱら写真フィルムが使われている。その構造は、カラーの135フィルムを例にとると図1のようである。 フィルムベース(英語版) - 写真用フィルムの基底・支持体。ポリエステルやトリアセテートセルロース(英語版)でできている。 下塗層 - ハレーション防止層。乳剤層を通過した光がフィルムベースで反射するのを防ぐ。 赤感性層 - 乳剤層(感光層)、ゼラチンに塩化銀(臭化銀、沃化銀などの銀塩)を水と混和させたもの。 緑感性層 - 乳剤層(感光層)、ゼラチンに塩化銀(臭化銀、沃化銀などの銀塩)を水と混和させたもの。 黄色フィルター - 余分な青色光の透過を防ぐ。 青感性層 - 乳剤層(感光層)、ゼラチンに塩化銀(臭化銀、沃化銀などの銀塩)を水と混和させたもの。 紫外線吸収フィルター(英語版) - 可視光線の外側にある紫外線を吸収し、青色のカブリや赤色に濁るのを防ぐ。 保護層 - フィルム表面のもっとも外側の層で乳剤が傷つくのを防ぐ。 可視光線
※この「写真フィルム」の解説は、「銀塩写真」の解説の一部です。
「写真フィルム」を含む「銀塩写真」の記事については、「銀塩写真」の概要を参照ください。
写真フィルム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 03:01 UTC 版)
詳細は「写真フィルム」を参照 映像記録用メディアとして静止画像を撮影し記録するためのフィルムの総称。開発当初はニトロセルロース(NC)を基材として製造されていたが、耐燃性向上のために酢酸セルロースの一種であるトリアセチルセルロース(TAC)に切り替わった。デジタルカメラの普及により生産量は激減しているが、医療用レントゲンなどの分野では依然として手堅い需要がある。
※この「写真フィルム」の解説は、「フィルム」の解説の一部です。
「写真フィルム」を含む「フィルム」の記事については、「フィルム」の概要を参照ください。
「写真フィルム」の例文・使い方・用例・文例
- 写真フィルムに感光性を与える
- 写真フィルムを光に露出する
- その写真フィルムは露出しすぎていて画像が消えた
- 写真フィルムを露光過度にしないように注意する
- 写真フィルムは、ホイルで包まれた
- 長さ数百フィートでスプールに巻かれた写真フィルム
- すべての色の(赤を含む)光の感光する写真フィルム
- X線に写真フィルムを感光させてできるX線写真
- スプール上で写真フィルムを風にあてる巻き取り
- X線写真を写すために使われる写真フィルム
- 写真フィルムの現像の、軟質フィルム(彼の会社は、ロールフィルムを導入した)の、箱型カメラの、及びカラー写真術のための乾板の過程法の米国の発明者(1854年−1932年)
- 写真フィルムまたは写真版に注いでいる光の強度
- 写真フィルムなどを現像する
- 写真フィルムが,肉眼で見るのと同じような明暗に感光すること
- 十六ミリという写真フィルム
- バイパックというカラー写真フィルム
- 中に写真フィルムを入れてそのままカメラに取り付けられるようにした容器
- 縮小写真フィルムを使っての複写
- マイクロフィルムという写真フィルム
- ロールフィルムという写真フィルム
- 写真フィルムのページへのリンク