縁日とは? わかりやすく解説

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えん‐にち【縁日】

読み方:えんにち

ある神仏特定の由緒ある日。この日に参詣(さんけい)すれば特に御利益があると信じられている。毎月の、5日水天宮18日観世音28日不動尊など。有縁(うえん)の日。結縁(けちえん)の日。


えんにち 【縁日】

日本で、因縁日・有縁日の略で、仏神と縁のある日をいい、その日に参ると平日よりご利益があるとする。

縁日

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/26 05:58 UTC 版)

新井薬師の縁日(東京都中野区

縁日(えんにち)とは、の降誕、降臨、示現、誓願などの(ゆかり)のある日、すなわち有縁(うえん)の日のことである[1]

概要

縁日には祭祀や供養が行われ、この日に参詣すると普段以上の御利益があると信じられた。特に、年の最初(または月の最初)の縁日を初(はつ)○○初天神、初観音、初不動など。干支を縁日とする場合は初午、初巳など)と称し、年の最後の縁日を納め(おさめ)の○○または終い(しまい)○○と称される。

近代以降では祭りが催され、露店などが多く出る。明治期には縁日欄が新聞に掲載された[2]

縁日」 縁日は、神社仏閣で祭神や本尊に縁のある特定の日に、祭典や供養が行われるもの。境内の外に露天が並び、お参りの人々で賑わう。明治後期には、日本橋の水天宮や、麹町の二七不動などの縁日が有名であった。日暮れの遅い夏期には、夜遅くまで縁日が開かれ、各種の露店が庶民を楽しませた。植木売りなどの露天商の絵あり。 — 清水晴風著『東京名物百人一首』明治40年8月「縁日」より抜粋[3]

主な縁日

縁日の屋台

盆踊りと同様に、縁日には伝統的に屋台が出店される場合が多いが、冬季(4月-10月頃を除く時期)の縁日には出店しない場合もある。

神社に出店する屋台(画面右)

縁日の屋台で扱われる商品やサービスを列挙すると次のようなものがある。

脚注

  1. ^ 「年中行事事典」p105 1958年(昭和33年)5月23日初版発行 西角井正慶編 東京堂出版
  2. ^ 東京朝日新聞都新聞など確認済
  3. ^ 清水晴風著『東京名物百人一首』明治40年8月「縁日」国立国会図書館蔵書、2018年2月9日閲覧
  4. ^ [お薬師様の十二大願 - 奈良薬師寺 公式サイト|Yakushiji Temple Official Web Site https://yakushiji.or.jp/column/20220530/]
  5. ^ 身延山久遠寺のホームページ
  6. ^ 七面山奥之院のホームページ
  7. ^ ゴーシュ著『懐かしの縁日大図鑑』108 - 109頁、河出書房新社、2003年7月30日発行。ISBN 978-4309727301 

縁日

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/16 16:26 UTC 版)

ストロングホールド」の記事における「縁日」の解説

君主の結婚 君主プレイヤー)が女君主と結婚し人民歓喜するイベント道化師の採用 道化師が城にやってきて人民楽しませるイベント、ただし例え道化師がいても長く人望上がったままにはならない移動サーカス 移動サーカスが城にやってきて人民楽しませるイベント、玉投げ火食い芸などのユニークな芸術披露してくれる。 援軍 縁日とは関係ないが、国王援助した部隊複数弓兵1体修道僧)が到着する

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縁日

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 22:27 UTC 版)

羅漢寺 (加西市)」の記事における「縁日」の解説

千灯会8月8日例年本尊薬師如来の縁日であり、お盆の月でもあるこの日の夕べより数時間参詣者によって境内すべての石仏前にろうそくの火が灯され、尺八音の響く中、幽玄世界現出、しばし幻想へと誘われる

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縁日

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/20 20:44 UTC 版)

宝珠院 (東京都港区)」の記事における「縁日」の解説

太陽暦での徳川家康命日4月17とその前2日弁財天像のご開帳が行われる。 巳(み)の日、特に己巳(きし、つちのと・み)の日。弁才天が関係があるため。己巳の日には近隣蛇塚あわせて参拝する者もいる。 五の日、十の日

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