大黒天とは? わかりやすく解説

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だいこく‐てん【大黒天】

読み方:だいこくてん

《(梵)Mahākālaの訳》

もとインド破壊意味する暗黒の神。密教では、大自在天の眷(けん)族として三宝守護し飲食つかさどる神となり、忿怒(ふんぬ)相を示す。寺の厨房(ちゅうぼう)などに祭られた。

七福神の一。米俵の上乗り頭巾(ずきん)をかぶり、打ち出の小槌(こづち)を持ち大きな袋を肩に担ぐ像で表される中世以降大国主命(おおくにぬしのみこと)と同一視され広く信仰され恵比須とともに福徳の神とされる


大黒天

作者藤井邦夫

収載図書始末秋山久蔵御用
出版社ベストセラーズ
刊行年月2006.9
シリーズ名ベスト時代文庫


大黒天


大黒天

読み方:ダイコクテンdaikokuten

初演 正徳3.1(京・山座)


大黒天

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 04:09 UTC 版)

大黒天(だいこくてん、: Mahākāla[1][マハーカーラ]、音写:摩訶迦羅など)とは、ヒンドゥー教シヴァ神の異名であり、これが仏教に取り入れられたもの[1]七福神の一柱[1]


注釈

  1. ^ 吾體作五尺。若三尺若二尺五寸亦得通免之。膚色悉作黒色。頭令冠烏帽子悉黒色也。令著袴驅褰不垂。令著狩衣。裙短袖細。右手作拳令收右腰。左手令持大袋。從背令懸肩上其袋之色爲鼠毛色。其垂下裎餘臀上。如是作畢。居大衆食屋禮供者。堂屋房舍必自然之榮。聚集涌出。
  2. ^ 七宝(しちほう、しっぽう)とは、七種の宝のこと。七種(ななくさ)の宝、七珍ともいう。仏教の経典である『無量寿経』では、金、銀、瑠璃(るり)、玻璃(はり)、硨磲(しゃこ)、珊瑚(さんご)、瑪瑙(めのう)の7種。同じく仏教の経典である『法華経』では、金、銀、瑪瑙、瑠璃、硨磲、真珠、玫瑰(まいかい)の七種。

出典

  1. ^ a b c 前田式子・佐々木勝、「大黒天」 - 日本大百科全書(ニッポニカ)、小学館。
  2. ^ 正木晃『密教の聖なる呪文』ビイング・ネット・プレス、2019年、p189
  3. ^ 豊島区観光協会 雑司が谷七福神巡り


「大黒天」の続きの解説一覧

大黒天(おおぐろあまね)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/05/16 15:16 UTC 版)

ラッキーメイド天くん」の記事における「大黒天(おおぐろあまね)」の解説

父親残した1億円の借金肩代わりをしてもらった伊集院家に、代償として一生奉公をすることになった。その仕事住み込み執事ではなく女装させられメイドとしてお嬢様につかえることに。

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大黒天

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 15:32 UTC 版)

大黒流」の記事における「大黒天」の解説

大黒天面は、4面あり、うち2面無名年代不詳である。明治13年製作の大黒天面を長年使用していたが、平成27年中村信喬人形師製作の大黒天面を新調し、現在ではこの面使用している。もう1面は、明治24年製作のものであるが、「この御面は喧嘩面にして使用せず」の紙片と共に箱に収めてある。大黒天面はすべて櫛田神社宝物庫保管されている。 大黒天に扮する人は大黒天独特の衣装を身に着け右手には打ち出の小槌持ち乗馬する近年乗馬倶楽部所属専門家依頼している。 大黒天は、訪れた家々で、打ち出の小槌打ち振りお祝いをする。

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大黒天

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 03:45 UTC 版)

曉!!男塾 青年よ、大死を抱け」の記事における「大黒天」の解説

ソドム七福神軍団一人最初は大黒天のような姿で現れたがそれはカモフラージュ本体はアトムヘアの拳士。…というのも実はカモフラージュ2人小柄な大黒天が中に入っている。ダミー部分利用した戦法を使う。死闘の末、シン倒したが、獅子丸正体見抜かれ敗れ寿老人粛清された。

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大黒天

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 23:43 UTC 版)

七福神」の記事における「大黒天」の解説

インドヒンドゥー教シヴァ神化身マハーカーラ神。日本古来大国主神習合大黒柱と現されるように食物・財福を司るとなった。また親子関係から恵比寿並んで描かれることが多い。

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大黒天(シヴァ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 23:50 UTC 版)

月が導く異世界道中」の記事における「大黒天(シヴァ)」の解説

真のことを月読命頼まれた神の一柱この世界女神馬鹿さ加減に呆れている。真を気に入り手土産」として何らかの加護与えたが、それによって別の可能性未来パラレルワールド)を夢に観るという事態が起きた

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大黒天

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 22:53 UTC 版)

ネズミ」の記事における「大黒天」の解説

仏教の神である大黒天は、後に大国主命習合して七福神としても祀られるが、ネズミ使者としている。ネズミ使者とされる理由については一般に、大黒天の乗る米俵や、ネズミ大国主命助けた事に由来するといわれる。しかし、中国西域では毘沙門天ネズミ眷属としており、大黒天は毘沙門天とは非常に近しい関係にあったので、ネズミとの関係は日本以前遡るとも言われる史料上では、『源平盛衰記』巻1に、「鼠は大黒天神使者なり 。此人栄華先表なり」と、平清盛栄華予告する存在として登場しており、少なくとも『源平盛衰記』成立したとされる鎌倉時代頃には、すでにネズミ大黒天神使者とする民間信仰存在していたと考えられる

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大黒天

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 00:30 UTC 版)

遠妙寺 (笛吹市)」の記事における「大黒天」の解説

慶長年間1596年 - 1615年)に笛吹川から出現したという福聚開運大黒天を安置する

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大黒天

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:04 UTC 版)

経王寺 (新宿区)」の記事における「大黒天」の解説

立正大師日蓮高弟中老僧日法の作と伝わる。慶長3年1598年尊重日静身延山久遠寺からに経王寺移したもの。何度も火災焼け残ったので火伏せの大黒天と呼ばれ信仰集めた新宿山ノ手七福神一つ。(新宿区指定文化財昭和60年1985年7月5日指定

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