無量寿経とは?

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 無量寿経の意味・解説 

むりょうじゅきょう〔ムリヤウジユキヤウ〕【無量寿経】

大乗経典。2巻。魏の康僧鎧(こうそうがい)訳とされる。浄土教根本聖典で、浄土三部経の一。法蔵菩薩四十八願大願成就して阿弥陀仏となり、一切衆生救済して極楽浄土に導くと説くもの。大無量寿経大経


むりょうじゅ‐きょう ムリャウキャウ 【無量寿経】

浄土宗および真宗根本経典浄土三部経一つ中国、魏の康僧鎧の訳とされてきたもの。上巻には阿彌陀四八の願とその修行によってえられた浄土荘厳を説き、下巻衆生極楽往生の相などを説く大無量寿経


無量寿経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 19:55 UTC 版)

無量寿経』(むりょうじゅきょう)は、大乗仏教経典の一つ。 原題は『スカーヴァティー・ヴィユーハ』(: Sukhāvatī-vyūha)で、「極楽荘厳」という意味である。サンスクリットでは同タイトルの『阿弥陀経』と区別して、『大スカーヴァティー・ヴィユーハ』とも呼ぶ。


注釈

  1. ^ 大正15年(1926年)に日本で出版された河口慧海著の『在家仏教』の康僧鎧譯無量壽經の眞相(64頁)の記述などに「五存七欠」の表記がみえる
  2. ^ 「『無量寿経』の漢訳は、古来「五存七欠」の十二訳があったといわれているが、実際にそれだけの翻訳があったかどうかは疑わしい。」(『新訂 仏教学概論』p150、浄土宗、2004)
  3. ^ a b 漢訳…ここでは『仏説無量清浄平等覚経』4巻のことを「漢訳」と略称する。後の時代のの意。
  4. ^ 『大無量寿経』…法然『選択本願念仏集』、親鸞『顕浄土真実教行証文類』などで『大無量寿経』の語を用いている。(『選択本願念仏集』岩波文庫、P.168、『教行信証』岩波文庫、P.29を参照。)
  5. ^ 貪欲(とんよく)、瞋恚(しんに)、愚痴(ぐち)。
  6. ^ 殺生(せっしょう)、偸盗(ちゅうとう)、邪淫(じゃいん)、妄語(もうご)、飲酒(おんじゅ)。
  7. ^ 唐の菩提流志(ぼだいるし)…北魏の菩提流支とは別人
  8. ^ 仏説…仏教の教義。また特に、釈迦が自らの口から直接説いた教え。(『大辞林』第二版より)

出典

  1. ^ 「浄土論」 - 世界大百科事典 第2版、平凡社。
  2. ^ 礪波 護「浄土論註」 - 世界大百科事典 第2版、平凡社。
  3. ^ 『仏教学辞典』 法藏館、1995年、新版、P.317「大蔵経」を参照。
  4. ^ 成立時期の諸説…なおまた、この阿弥陀仏思想が、いつごろ、どのようにして成立したかについては、それを解明する客観的な資料がとぼしく、種々の問題が残るところである。しかし、現在にいたる研究成果によれば、この阿弥陀仏思想は、大乗仏教興起の初頭、1世紀のころに成立したものと考えられ、またその成立事情については、多くの異説が存在するが、それらを整理すると、インド以外の外来思想に基づくとする説、インドのヴエーダ神話に基づくとする説、仏教内の神話に基づくとする説、および釈尊観の展開に基づくとする説がある。その中でも最も妥当な見解としては、インド内外の諸思想の影響を認めつつも、基本的には、釈尊観の展開によるとする説であろう。すなわち、原始仏教以来の釈尊観の発展や、法蔵菩薩説話における仏伝の投影などからすれば、この阿弥陀仏思想は、基本的には、大乗仏教における菩薩思想の深化の中で、釈尊観の展開として、生成、発展してきたものと理解されるのである。(信楽峻麿「阿弥陀仏論」より引用)
  5. ^ 浄土教部派仏教小乗仏教がいちおう確立したのちに出現したものであることは違いない。浄土経典の成立の中に出て来る仏教術語は、部派仏教のものをとり入れ、それを前提にしている。(『浄土三部経』下P.249より引用)


「無量寿経」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「無量寿経」の関連用語

無量寿経のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



無量寿経のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの無量寿経 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2022 GRAS Group, Inc.RSS