鳩摩羅什とは? わかりやすく解説

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くまらじゅう〔クマラジフ〕【鳩摩羅什】

読み方:くまらじゅう

《(梵)Kumārajīva》[344413中国六朝(りくちょう)時代仏典翻訳家中央アジア亀玆(きじ)国の僧。父はインド人、母は亀玆国王の妹。前秦の亀玆攻略後、長安迎えられ訳経従事法華経阿弥陀経など35300巻に及ぶ訳経は、旧訳(くやく)において最も重要な地位占める。三論宗祖師ともされる羅什。くもらじゅう。


鳩摩羅什

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/10 20:26 UTC 版)

鳩摩羅什(くまらじゅう、: Kumārajīva [クマーラジーヴァ]、344年 - 413年[1]、一説に350年 - 409年[2]とも)は、亀茲国(きじこく[3][注釈 1])(新疆ウイグル自治区クチャ市)出身の西域僧、後秦の時代に長安に来て約300巻の仏典を漢訳し、仏教普及に貢献した訳経僧である[4]。最初の三蔵法師。のちに玄奘など、多くの三蔵法師が現れたが、鳩摩羅什は玄奘と共に二大訳聖と言われる。また、真諦不空金剛を含めて四大訳経家とも呼ばれる。三論宗成実宗の基礎を築く。




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