十誦律とは? わかりやすく解説

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じゅうじゅりつ 【十誦律】

小乗仏教の律を一〇種に分けて述べたもの。六一巻。後秦の弗若多羅鳩摩羅什共訳。→ 律

十誦律〈巻第五十二/〉


十誦律

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 23:13 UTC 版)

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十誦律(じゅうじゅりつ)とは、仏教教団における規則や作法、戒律などをまとめた律書のひとつで、説一切有部によって伝承されてきたもの。四分律五分律摩訶僧祇律とともに四大広律のひとつに上げられている。

概要

404年から409年にかけて弗若多羅・鳩摩羅什および卑摩羅叉によって漢訳され、61巻からなる。

主な内容

  • 比丘戒257条
  • 雑誦など17条
  • 教団組織などに関する規則
  • 比丘尼戒355条

主な文化財

  • 重要文化財
  • 滋賀県指定有形文化財
    • 財団法人布施美術館(滋賀県長浜市)『十誦律巻第五十一』

関連項目



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