四諦とは? わかりやすく解説

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し‐たい【四諦】

読み方:したい

《「諦」は真理の意》仏語迷い悟り両方わたって因と果とを明らかにした四つの真理苦諦集諦(じったい)・滅諦道諦この世はすべて苦であること、その苦の因は煩悩(ぼんのう)であること、その煩悩滅すること、八正道実践修行煩悩滅した理想涅槃(ねはん)に至る手段であるということ苦集滅道(くじゅうめつどう)。四聖諦(ししょうたい)。してい。


四諦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/01 06:41 UTC 版)

四諦(したい、: catur-ārya-satya[1], チャトゥル・アーリヤ・サティヤ)または四聖諦(ししょうたい、: cattāri ariya-saccāni[2], チャッターリ・アリヤ・サッチャーニ、4つの・聖なる・真理())とは、仏教が説く4種の基本的な真理[3][4]苦諦集諦滅諦道諦のこと[3][4]四真諦[5]苦集滅道[6]


  1. ^ a b c d e f g h 岩波仏教辞典 1989, p. 360.
  2. ^ 水野弘元『増補改訂パーリ語辞典』春秋社、2013年3月、増補改訂版第4刷、p.124
  3. ^ a b 中村元 『広説佛教語大辞典』中巻 東京書籍、2001年6月、680頁。
  4. ^ a b c d e f g h 中村元 『広説佛教語大辞典』中巻 東京書籍、2001年6月、670頁。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m 総合仏教大辞典編集委員会 『総合仏教大辞典』 法蔵館、1988年1月、550-551頁。
  6. ^ a b c d e アルボムッレ・スマナサーラ 2015, Kindle版、位置No.全2025中 134 / 7%.
  7. ^ a b c d e f 四諦(シタイ)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年7月23日閲覧。
  8. ^ a b c d 今枝 2015, p. 92.
  9. ^ a b アルボムッレ・スマナサーラ『テーラワーダ仏教「自ら確かめる」ブッダの教え』(kindle)Evolving、2018年、Chapt.22。ISBN 978-4804613574 
  10. ^ 岩波仏教辞典 1989, p. 325.
  11. ^ パーリ仏典, 律蔵大品犍度 1.大犍度, Sri Lanka Tripitaka Project
  12. ^ a b 中村元『ゴータマ・ブッダ : 釈尊の生涯』春秋社、1969年。 
  13. ^ 長尾雅人(責任編集) 『世界の名著 1 バラモン経典 原始仏典』 中央公論社、1969年、503-537頁。
  14. ^ 三枝 2009, p. 197~198.


「四諦」の続きの解説一覧

四諦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 08:36 UTC 版)

初転法輪」の記事における「四諦」の解説

四諦とは、生とは苦である、苦には原因がある、苦とは滅することができる、その方法八正道である、という4点からなる

※この「四諦」の解説は、「初転法輪」の解説の一部です。
「四諦」を含む「初転法輪」の記事については、「初転法輪」の概要を参照ください。

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四諦

出典:『Wiktionary』 (2021/06/21 13:26 UTC 版)

名詞

したい

  1. (仏教) 仏教説く4種基本的な真理苦諦くたい集諦じったい滅諦めったい道諦どうたいのこと。

類義語

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