ご‐うん【五×蘊】
ごうん 【五蘊】
五蘊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/24 22:17 UTC 版)
五蘊(ごうん、巴: pañca-kkhandha[1](パンチャッカンダ)、梵: पञ्च स्कन्ध, pañca-skandha[2](パンチャ・スカンダ))とは、仏教において、色蘊・受蘊・想蘊・行蘊・識蘊の総称[3]。物質界と精神界との両面にわたる一切の有為法を示す[3]。五陰(ごおん)とも書く[3][注釈 1]。
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注釈
出典
- ^ "pañcakkhandha : [m.] the five aggregates, viz: material qualities, feeling, perception, coefficients of tconsciousness, and consciousness. "(Concise Pali-English Dictionary by A.P. Buddhadatta Mahathera)
- ^ a b c d 岩波仏教辞典 1989, p. 261.
- ^ a b c d e f g h i 総合仏教大辞典 1988, p. 392.
- ^ 櫻部・上山 2006, p. 仏教基本語彙(2).
- ^ 水野弘元「増補改訂 パーリ語辞典」、春秋社、pp112-113、2013年3月(増補改訂版第4刷)。
- ^ a b c 櫻部 1981, p. 69.
- ^ Sri Lanka Tripitaka Project 38 Mahakkhandhakaṃ (大犍度)
- ^ 岩波仏教辞典 1989, p. 396.
- ^ 山田巌雄 文・箕田源二郎 画「阿含の詩 詩画でふれる仏の教え」鈴木出版 1988年 P.105 ISBN 978-4790210221
- ^ a b 頼富本宏他「図解雑学 般若心経」ナツメ社 2003年 P.76 ISBN 978-4816335440
- ^ 櫻部建・上山春平「存在の分析<アビダルマ>―仏教の思想〈2〉」 角川書店〈角川ソフィア文庫〉、2006年 P.60 ISBN 978-4041985021(初出:塚本善隆編『仏教の思想』第2巻 角川書店、1969年)
- ^ a b c d 岩波仏教辞典 1989, p. 342.
- ^ a b c d e f g 頼富・今井・那須 2003, p. 77.
- ^ 岩波仏教辞典 1989, p. 388.
- ^ a b c d 櫻部 1981, p. 63.
- ^ 岩波仏教辞典 1989, p. 508.
- ^ 岩波仏教辞典 1989, p. 169.
五蘊
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五陰(ごおん、旧訳)とも。人間の肉体と精神を五つの集まりに分けて示したもの。
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