箕田源二郎とは? わかりやすく解説

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箕田源二郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/30 05:13 UTC 版)

箕田 源二郎(みた げんじろう、1918年3月31日 - 2000年)は、日本の画家絵本作家、美術教育者。本名、源次郎。

来歴

東京府に生まれる。東京府青山師範学校を卒業する。

1951年昭和26年)結成の「新しい画の会」(1959年に新しい絵の会となる)で美術教育運動をすすめる。1954年2月から1956年まで、日本美術会の事務局長となる。委員長井上長三郎[1]1964年いわさきちひろ滝平二郎久米宏一らと「童画ぐるーぷ車」を結成した[2]1975年6月から1981年まで日本美術会附属民主主義美術研究所長[1]1989年から1995年まで、日本美術会の代表を務める[1]

1991年平成3年)4月、中谷泰を引き継ぎ、第2代財団法人いわさきちひろ記念事業団理事長に就任した(死去まで)[3]

1992年8月10日参議院議院運営委員会の合意[4]により、日本共産党の前参議院議員・小笠原貞子永年在職議員の表彰として肖像画が贈られることになった時、肖像画を描いた。「小笠原貞子像」と題する作品は日本共産党本部に所蔵されている[5]

主な受賞歴

主な絵本・紙芝居作品

  • あべこべものがたり(光吉夏弥・再話、大日本図書)
  • ぞうれっしゃがやってきた(小出隆司、岩崎書店)
  • ももたろう(代田昇、講談社)
  • 火(斎藤隆介、岩崎書店)
  • へえ六がんばる(北彰介、岩崎書店)
  • ももの子たろう(大川悦生、ポプラ社)
  • ごんぎつね新美南吉、ポプラ社)
  • 紙芝居 うまいものやま(佐々木悦、童心社)
  • 紙芝居 ゆきおん(桜井信夫、童心社)
  • こぶとりじい(宮川ひろ、ほるぷ出版)
  • 兵六ものがたり(西郷竹彦、ポプラ社)
  • 日本むかしむかし(吉田タキノ、けやき書房)
  • に王とどっこい(吉田タキノ、集英社)
  • とけいの3時くん(奈街三郎、むぎ書房)

主な著書

出典

  1. ^ a b c 日本美術会と日本アンデパンダン展の略歴日本美術会サイト内
  2. ^ いわさきちひろ年譜
  3. ^ ちひろ美術館 ちひろ美術館の歩み
  4. ^ 第124回国会参議院議院運営委員会第2号議事録
  5. ^ 「本部ビル竣工3周年 党所蔵の美術展 20日から開催」2008年1月11日「しんぶん赤旗」




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