後藤紀一とは? わかりやすく解説

ごとう‐きいち【後藤紀一】

読み方:ごとうきいち

[1915〜1990小説家日本画家山形生まれ京都友禅図案学び山形工房を開く。日本画日展入選。「少年の橋」で芥川賞受賞。他に「村の陽だまり」など。


後藤紀一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/26 01:39 UTC 版)

婦人生活社『婦人生活』第17巻第11号(1963)より

後藤 紀一(ごとう きいち、1915年1月17日 - 1990年9月11日)は山形県東村山郡山辺町出身の画家小説家

山辺小学校高等科を卒業後、画家を志し、京都の友禅工房に奉公する。その後故郷に戻り、県展に出品した。1955年に同人誌『ひろば』『山形文学』に参加した。1963年に『少年の橋』(「山形文学」1962年11月号掲載、「文學界」1963年9月に再掲載)で第49回芥川賞を受賞した。1965年から画業に専念。

画家の後藤栖子(1941年2008年)は娘にあたる。

作家の後藤嘉一は兄であり、その孫は劇作家後藤ひろひとである[1]

著書

  • 『少年の橋』文芸春秋新社 1963
  • 『スケッチ紀行』東北出版企画 1977
  • 『凍蝶 句集』深夜叢書社 1990
  • 『凍天 句集』深夜叢書社 1991
  • 『後藤紀一全小説』深夜叢書社 1991

脚注

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  1. ^ 山形をひろぐ2015〜山辺町:ひろぐ”. ひろぐ:ブロマガ - ニコニコチャンネル. 2020年7月1日閲覧。

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