推し、燃ゆとは? わかりやすく解説

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9784309029160

別表記:推し、燃ゆ、4309029167

書籍タイトル:

推し、燃ゆ

出版社:

作者:

宇佐見りん

出版日:

2020-09

ページ数:

125

説明:

推し炎上したままならない人生引きずり、祈るように推し推す。そんなある日推しファン殴った

おしもゆ【推し、燃ゆ】

読み方:おしもゆ

宇佐見りん小説令和2年2020発表。第164芥川賞受賞


推し、燃ゆ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/25 09:45 UTC 版)

推し、燃ゆ
著者 宇佐見りん
ジャンル 小説
日本
言語 日本語
形態 小説、文学作品
前作かか
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推し、燃ゆ』(おし、もゆ)は、宇佐見りんの2作目の長編小説。2020年7月に発売された『文藝』秋季号にて発表され、2020年9月に河出書房新社から出版された。

第164回(2020年度下半期)芥川龍之介賞を受賞[1]。21歳での芥川賞受賞は綿矢りさ金原ひとみに次ぐ歴代三番目の若さである[1]。「2023年本屋大賞」では9位を獲得した[2]。2023年7月時点で累計発行部数は80万部を突破している[3]

あらすじ

主人公・あかりは、学校でも家族ともうまくいっていない女子高生。唯一の生きがいは、8歳年上の男性アイドル真幸を"推す(応援する)"こと。ある日、真幸がファンを殴るという事件が発生し、炎上し、歯車が少しずつ狂い始める。

登場人物

  • あかり - 本作の主人公。家族構成は、姉のひかり、母、父(海外に単身赴任中)。
  • 上野 真幸(うえの まさき) - 男女混合アイドルグループ「まざま座」メンバー。1992年8月15日生まれ、兵庫県出身。あかりの「推し」。
  • 祖母 - 主人公の母方の祖母。家族に海外赴任の話が持ちかかった際、夫に先立たれた私を一人残すのかと引き止め、父の単身赴任となった。
  • 成美 - 主人公の学校での友達。

評価

平野啓一郎は、選考委員として本作を芥川賞に推したと言明したうえで、若いにもかかわらず「けざやか」という語を思わせるほど熟達しているが、主題には新味が無いと評した[4]

書誌情報

オーディオブック

2022年2月8日からオーディオブックサービスのaudiobook.jpで、三澤紗千香の朗読が配信されている[6]。同年のオーディオブック大賞2022で本作が「文芸部門準大賞」を受賞した[7]

脚注

出典

外部リンク



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