石塚喜久三とは? わかりやすく解説

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いしづか‐きくぞう〔‐キクザウ〕【石塚喜久三】

読み方:いしづかきくぞう

19041987小説家北海道生まれ国民学校教員ののち、内モンゴルに渡る。「纏足(チャンズウ)の頃」で芥川賞受賞戦後の作品に「花の海」「肉体の山河」など。


石塚喜久三

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/29 14:00 UTC 版)

石塚 喜久三(いしづか きくぞう、1904年9月5日 - 1987年10月1日)は、昭和期の小説家

北海道小樽市花園出身[1]函館師範学校(現・北海道教育大学函館校)卒業。小樽市国民学校教員を務めた後中国大陸に渡り、華北交通張家口鉄路局に勤務した。蒙疆文芸懇話会幹事にも就任。1943年、『蒙疆文學』1月号に寄せた「纏足の頃」で第17回芥川賞受賞。1949年後藤杜三らと「北海道文学者の会」結成。戦後は官能小説を書いた。

著書

  • 『花の海』大日本雄弁会講談社 1948
  • 『囘春室』大泉書店, 1948
  • 『肉体の山河』大泉書店, 1949
  • 『情婦』大泉書店, 1949
  • 『やったれ 青雲篇』三協商事出版部, 1960
  • 『やったれ 竜雲篇』三協商事出版部, 1961

  1. ^ 「20世紀日本人名事典」日外アソシエーツ、2004年


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