安部公房とは? わかりやすく解説

あべ‐こうぼう〔‐コウバウ〕【安部公房】

読み方:あべこうぼう

19241993小説家・劇作家東京生まれ本名、公房(きみふさ)。前衛的手法現代文学新生面開いた小説砂の女」「他人の顔」「燃えつきた地図」、戯曲「友達」など。


安部公房

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/09 03:04 UTC 版)

安部 公房(あべ こうぼう、1924年大正13年〉3月7日 - 1993年平成5年〉1月22日)は、日本小説家劇作家演出家東京府北豊島郡(現在の東京都北区)出身。本名は安部 公房(あべ きみふさ)[1][注釈 1]。「ノーベル文学賞に最も近い人物」とノーベル委員会から評価を得ていた中、脳内出血により急死した[2]昭和中期から平成初期にかけて活躍した現代日本文学を代表する作家の一人である。




「安部公房」の続きの解説一覧

安部公房

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 04:28 UTC 版)

三島由紀夫」の記事における「安部公房」の解説

小説家劇作家政治的思想作風三島異なるが、共にSF好きであった対談でも対立点はあるものの互いに協調的で、安部三島ユーモア感覚のある「対話名手」と評し、「けっして謙虚ではなかったが、意味のない傲慢さはなかった」「三島君はつねに他者対する深い認識洞察があった。絶望はいわばその避けがたい帰結だったのだ」と語り自身三島との共通点を「文化自己完結性対する強い確信だった」としている。なお、安部三島1968年昭和43年)に起きたプラハの春について意見交わしていたとみられ、三島は〈この間、安部公房君と一晩つくり話し、彼が、「僕はチェコに夢をかけてゐた。チェコにいつか亡命するつもりだつた。夢が砕けて悲しい」と言つてゐた言葉が心を搏ちました〉とドナルド・キーンの手紙の中で語っている。

※この「安部公房」の解説は、「三島由紀夫」の解説の一部です。
「安部公房」を含む「三島由紀夫」の記事については、「三島由紀夫」の概要を参照ください。

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