徳永直とは? わかりやすく解説

とくなが‐すなお〔‐すなほ〕【徳永直】

読み方:とくながすなお

[1899〜1958]小説家熊本生まれ印刷工となり、上京して労働運動参加共同印刷争議体験を「太陽のない街」に描きプロレタリア作家として地位確立。他に「失業都市東京」「妻よねむれ」など。


徳永直

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/14 08:36 UTC 版)

徳永 直(とくなが すなお、1899年明治32年)1月20日 - 1958年昭和33年)2月15日)は、日本小説家熊本県飽託郡花園村(現熊本市西区)生まれ。職業を転々とした後、共同印刷労働争議に参加し解雇。この体験から「太陽のない街」を『戦旗』に連載して、以来ナップ系の中心作家となった。戦後は新日本文学会に参加、『妻よねむれ』などを書いて活躍した。


  1. ^ 徳永 街子(読み)トクナガ マチココトバンク
  2. ^ 選集などにも収録がなく、長らく活字では読めない状況であったが、青空文庫のファイルを元に新字体で復刊。『「光をかかぐる人々」―日本の活字印刷の黎明響林社 (2019)


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