中央公論とは? わかりやすく解説

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ちゅうおうこうろん〔チユウアウコウロン〕【中央公論】

読み方:ちゅうおうこうろん

総合雑誌明治20年(1887)創刊の「反省会雑誌」を明治32年(1899)に改題して発足大正期滝田樗陰(たきたちょいん)を編集主幹におき、代表的総合誌として発展昭和19年1944軍部圧力により休刊昭和21年1946復刊


ちゅうおうこうろん 【中央公論】


中央公論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/06 07:38 UTC 版)

中央公論』(ちゅうおうこうろん)は、1887年に日本で創刊され、現在も発行されている月刊総合雑誌である。1999年までは中央公論社(旧社)、以降は中央公論新社が発行する。


注釈

  1. ^ 俳人篠原梵

出典

  1. ^ 平井金三における明治仏教の国際化に関する宗教史・文化史的研究吉永進一ほか、科研報告書、平成 16年度 ~18年度
  2. ^ “長寿”雑誌と雑誌の起源、出版科学研究所、2008年1月10日。
  3. ^ a b c 廣瀬誠『図書館と郷土資料』桂書房、1990年初版、1991年再販、181-182頁。
  4. ^ 下川耿史『環境史年表 明治・大正編(1868-1926)』p.384 河出書房新社 2003年11月30日刊 全国書誌番号:20522067
  5. ^ 生きてゐる兵隊掲載の中央公論を発禁『東京朝日新聞』(昭和13年2月19日)『昭和ニュース事典第6巻 昭和12年-昭和13年』本編p11 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
  6. ^ 発行人・編集人ともに起訴される『東京朝日新聞』(昭和13年8月5日夕刊)『昭和ニュース事典第6巻 昭和12年-昭和13年』本編p11
  7. ^ 中央公論・改造両社解散の裏の弾圧判明『朝日新聞』(昭和20年10月9日)『昭和ニュース事典第8巻 昭和17年/昭和20年』本編p762-p763
  8. ^ 粕谷一希『中央公論社と私』より
  9. ^ 佐藤都「日本の総合雑誌3誌の数量・内容分析からみる日本人の中国に対する関心の変遷」『Sauvage : 北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院院生論集』第8号、北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院院生論集制作委員会、2012年3月、100-108頁。 p100
  10. ^ 竹内 2011, p. 81.
  11. ^ 竹内 2011, p. 64.
  12. ^ a b 竹内 2011, p. 82.
  13. ^ 竹内 2011, p. 117.
  14. ^ 竹内 2011, p. 119.
  15. ^ a b 竹内 2011, p. 446.
  16. ^ 竹内 2011, p. 447.


「中央公論」の続きの解説一覧

中央公論(戦前)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 05:56 UTC 版)

「中央公論」の記事における「中央公論(戦前)」の解説

1899年明治32年1月に『中央公論』と改題した次第宗教色なくなり小説評論など掲載するようになった明治末に入社した滝田樗陰は、芥川龍之介菊池寛いち早く起用した大正期には吉野作造政治評論をはじめ、自由主義的な論文多く掲載し大正デモクラシー時代言論リードしたまた、小説新人作家登竜門であったマルクス主義流行し1919年大正8年)、より急進的な改造』が発刊されると、中道的な路線となる。このころには、中央公論に作品掲載されることは、人気作家仲間入り見なされるまでになった第二次世界大戦中横浜事件が起こる中で、1944年軍部勧告により『改造と共に廃刊される。2月には編集方針が『改造とともに左翼的であったとの理由中央公論社からは小森田一記編集長ほか7人が検挙された。小森田は神奈川警察署16畳の監房26人が押し込められる劣悪な環境1年7か月間勾置される間に起訴された。逮捕者戦後1945年9月15日左翼的意図のもとに雑誌編集したという理由禁錮2年執行猶予3年の刑を言い渡された。公判の後、判事は「近々恩赦もある、この辺我慢してくれ」と申し入れたという。

※この「中央公論(戦前)」の解説は、「中央公論」の解説の一部です。
「中央公論(戦前)」を含む「中央公論」の記事については、「中央公論」の概要を参照ください。

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